ディベートで役立つ英語フレーズや表現、コツを紹介!

こんにちは!
 
スピーチのことは度々記事にしてきましたが、今回はディベートについて。
 
みなさん、ディベートをしたことはありますか?
 
わたしは入社試験の一環で行ったことがあります。
 
もちろんその時は日本語だったのですが、英語でディベートをするときのフレーズや発言するためのコツなどをお伝えしていきます!

ディベートとは?

ディベート
 
皆さんはディベートと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
 
相手を言い負かす、自分の主張のみをひたすら言い続けるなど間違った認識をしている人も多いと思います。
 
また、ディベートは難しいというイメージからディベートの存在そのものを拒絶してしまう人も多いのではないでしょうか?
 
しかし、ディベートは本来ルールに沿って行えば非常に面白いゲームのようなものです。
 
基本的には1つのテーマがあって、それに対して賛成側、反対側の2つに分かれたうえで、お互いの言い分を理由を述べて第3者である聴衆を納得させた方が勝ちとなります。
 

ディベートをする際に注意すべきこと

先ほどルールに沿って行うという事をいいましたが、ディベートには基本的な流れがあります。

1、肯定側立論

先ずは肯定側の人間が意見を述べます。
 
この時に単に「こう思います。」と言うのではなく、「なぜなら~という理由からです。」というように根拠を示す事が大切です。
 
最終的なゴールは聴衆を納得させることですから、納得する理由がなければそもそも話になりません。

2、肯定側立論に対する質疑(反対尋問)

肯定側の主張に対して反対側の人が質問を投げかけます。
 
この時のポイントは相手の主張の矛盾している点などについてはまだ心の中にとどめておくという事です。
 
あくまでも単純な質問をしつつ、相手を揺さぶる程度にとどめておきましょう。

3、否定側立論

反対側から主張を述べます。

4、否定側立論に対する質疑(反対尋問)

肯定側から反対側に向けて質問をします。
 
※作戦タイム1

5、否定側反駁

ここでは肯定側の主張の中で矛盾している部分を指摘しつつ、自分たちの主張の方が正しいという事を聴衆が納得できるように伝えます。
 
反対尋問で矛盾を指摘せずにとっておくのはこのためです。
 
一気に畳みかけて自分たちに有利なように話を進めます。

6、肯定側反駁

同じように反対側の主張の中で矛盾している部分を今度は肯定側が示します。
 
※作戦タイム2

7、最終弁論

最終的に自分たちの主張の方が正しいという事をこれまでの議論を元に再度伝えます。
 
基本的な流れはこの順番で進みますので、これにそって進めていけば初めての人でもある程度は形になります。
 
ENGLISH-Xでは、ディベートについての指導を受けることができます。
 
遠方でもオンライン授業で指導可能。
 
知識をつけることも大切ですが、指導を受けた方が実力はつきます。
 
ご興味ある方はお問合せください。

論点の立て方や勉強法

論理の立て方
では全体的な流れが分かったところで次に自分たちの主張をどのように立てればよいのかについて見ていきましょう。
 
先ずは肯定側が主張を立てる際には、テーマをプラン(具体的な実行計画)に落とし込む必要があります。
 
例えば、「消費税は8%から上げるべきか」というテーマがあったとします。
 
しかし、これだけだと何%に上げるのか、いつ上げるのかなど具体的な内容が全く示されておらず議論の余地がありません。
 
そこで、具体的な主張を作る必要がありますがこれをプランと言います。
 
その時に大切な事は「現状〇〇といった問題があり、これを解決する必要があり、そのためにはプランを実行するべきである。」という具合に現状の問題に対する解決策として有効であることを主張できるかどうかです。
 
ここで十分に説得力のある主張が出来ればかなり有効に議論を進める事が出来ます。
 
次に否定側ですが、肯定側の意見を聞きつつ、現状維持することがベストであるという主張の仕方の基本になります。
 
論点の立て方については複数の本がありますので、先ずは分かりやすいものを1冊ベースとして型を覚えると楽ですよ。
 
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ディベートで使える英語のフレーズは?

ディベートで使える英語
ではここからはディベートで使えるフレーズを具体的に見ていきましょう。
 
今回は英語のディベートで使えるフレーズについてまとめていきます。
 
ここまでディベートの全体像を説明してきましたので、それを思い出しながらもし自分が英語でディベートすることになったらという視点で見ていって下さい。

1、英語で自分の意見を伝えたいとき

先ずは自分の意見を伝えるための表現についてまとめていきます。
 
・I think...(~と思います。)
 
・I don't think...(~とは思いません。)
 
・I believe that...(~と信じます。)
 
・I don't believe that...(~と信じられません。)

2、英語で相手に質問をする表現

次に相手に質問をするための表現です。
 
・What do you mean by A?(Aってどういう意味?)
・What do you think?(あなたはどう思う?)

3、英語で相手に反対する表現

では、相手の意見に反対をする表現をまとめます。
 
・I don't agree with you(あなたには反対です。)
 
・I don't think so(私はそうは思いません。)

4、英語で最後に一押しをする表現

最終弁論で聴衆に向けてアピールをする表現です。
 
・I hope you'll go with the affirmative(肯定側に同意される事を望みます。)
 

ディベートで発言するための工夫

発言するための工夫
ここまでディベートの全体像を説明してきましたが、私は話すのが苦手と思っている人もいるかと思います。
 
でも大切な事は自分が思っている事を発言することです。
 
ですが、そうは言ってもなかなか自分の主張を持てないという方にオススメの発言方法があります。
 
それは、相手の発言を聞いていて筋道が通っていない点や単純に疑問に感じた事を質問したり、反駁するという事です。
 
ですがこれは人の話をしっかりと聞いていないと的外れになってしまうので、集中して臨む必要があります。

よく出るテーマなど


 
ディベートで出されやすいテーマは大別すると3つになります。

1、価値論題

あるテーマについての価値観について述べるものです。

2、推定論題

あるテーマについての是非を問います。

3、政策論題

政府の施策や法案などについて自分が国の中枢にいる立場で話し合うものです。
 
特に3の政策論題はよく出るテーマです。
 
常日頃から国の中枢がどのような方向性でかじ取りをしようとしているのか自分で意見を持つことでディベートをする時も楽になります。
 
是非みなさんも、ディベートをやってみてくださいね!
 
ENGLISH-Xの佐藤塾長はディベートの指導もできます。
 
自分で調べるよりも、人に指導を受けることで実力はつきますので、ご興味ある方は、ぜひお問合せください!
 
オンライン授業もありますので、全国どこからでも体験は可能です。

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