英検準一級のレベルは高い!合格のための勉強方法・対策の徹底解説

 

英語学習者の多くが英検二級を取得した後に準一級に挑戦しますが、英検準一級からは試験の難易度が上がり一気に合格率が下がります。

 

しかし、英検準一級の合格に照準を合わせた勉強方法や対策を行えば、合格率は大きく向上します。

 

そこで今回は英検準一級を突破するための勉強方法・対策を各パートごとに分けて詳しく解説していきます。

 

ただし、この勉強方法を実施すれば一概に英検準一級に合格できるわけではないので、この記事を参考に自分オリジナルの勉強方法なども探してください。

 

英検準一級の難易度の高さ

 

結論からいうと、英検準一級のレベルは非常に高いです。

 

そのため、英検準一級の合格を目指すのであれば、英検準一級の試験に合わせた対策や勉強方法が必須となります。

 

英検準一級の合格率

 

まずは以下の英検の合格率を見てください。

 

【英検の各級の合格率】

 

級数 合格率
英検一級 約12%
英検準一級 約16%
英検二級 約26%
英検準二級 約36%

※2016年以降合格率が非公開のため、2015年以前の過去5年間で算出

 

上記のデータどおり、英検準一級の合格率は非常に低く、二級と比べても大きく合格率が下がっています。

 

また英検一級と比較してもたった4%しか合格率が変わらないため、英検準一級は英語系の資格の中でもトップクラスの難易度といえるでしょう。

 

英検準一級のレベル

 

英検準一級の全体的なレベル感としては、ビジネスや医療、テクノロジーなどの専門分野に対して、ある程度英語で会話ができる程度のレベルとなっています。

 

つまり、レベルとしては相当高いといえるでしょう。

 

二級までは問題のテーマが学校生活や日常生活などがメインでしたが、準一級からは上記のような専門分野に関するテーマが多く出題されます。

 

単純な英語力意外に普段日本語でも耳にしないような専門用語なども網羅しなければいけないため、単語を覚えるだけでも多くの時間が必要となるでしょう。

 

 

英検準一級合格のための勉強方法

 

ここからは実際に英検準一級の試験に特化した対策・勉強方法についての解説です。

 

なかなか準一級の試験が突破できな方や、これから準一級に挑戦する人は以下の勉強方法を参考にし、自分に合う勉強方法を取り入れてみてください。

 

英検準一級の単語力アップの勉強方法

 

英検準一級に必要とされている単語数は7,500~9,000語といわれています。

 

一方で、日本の成人が一日で使う単語数は約800~900語です。

 

つまり、普段使用している単語の10倍を英語で覚える必要があります。

 

そこで多くの単語を習得くするために必要な勉強方法が2つあります。

 

1つ目が、徹底して単語帳を記憶することです。

 

でる順パス単英検準一級には、全部で1850単語が記載されています。

 

英検二級までに必要な単語を覚えていることが前提ですが、この1850単語を新たに上積みできれば合格が一気に近づきます。

 

まずは徹底した単語力の強化が必須のため、単語帳を何周もして知っている単語数を増やしましょう。

 

また英検準一級では専門性のある単語が求められるので、単語練習の際は以下のような分野の単語も集中的に取り入れましょう。

 

  • アカデミック、学業に関すること
  • 自然環境・自然災害
  • 医療・健康
  • ビジネス 

2つ目が類義語を覚え、単語数を増やすことです。

 

例えば以下の単語をみてください。

 

【~を指示する】

日常で使う単語 support
英検準一級で使用される類義語 uphold

 

【~を除去する】

日常で使う単語 delete・remove
英検準一級で使用される類義語 eliminate・exlulde

 

【巨大な】

日常で使う単語 huge・large
英検準一級で使用される類義語 enormous・vast

 

 

 

上記のように、英検準一級では同じ意味の単語でも違う単語で表現されます。

 

これらの類義語を多く覚えていくことで、効率よく単語数を伸ばしていくことができます。

 

英検準一級の長文の勉強方法

 

英検準一級は、特に長文問題のレベルが高いため、徹底した対策が必要です。

 

また、トピックもビジネスや医療、テクノロジーなど多種多様となっています。

 

もちろん過去問を何度も解くことは必須ですが、それ以外の勉強方法として、CNNニュースやBBCニュースを原文で読む勉強方法があります。

 

原文のニュースサイトを読むことで、普段の目にすることのない専門性のあるトピックに触れたり、より自然な英語表現を知ることができます。

 

サイトに掲載されているニュースは、基本的にどれも文章量が多いため、多読のトレーニングにもつながります。

 

ニュースサイトを勉強方法に取り入れる際は、自分が興味あるトピックなどから取り組むと、苦手意識や負荷を抑えることができるためおすすめです。

 

英検準一級のリスニングの勉強方法

 

英検準一級のリスニングは、文章量が多いことや発音がネイティブに近いこと、音読スピードが速いことなどから、レベルが相当高いと言えます。

 

そこで、リスニング対策に効果的な勉強方法を2つ解説します。

 

1つ目が、リスニングの過去問を解く際に、再生スピードを1.25倍で聞く勉強方法です。

 

普段のリスニングの際に、あえて速いスピードでリスニングをすることで、相対的に試験当日のリスニングがゆっくりに感じます。

 

このように当日の試験に備え、あえて負荷の高い勉強方法を取り入れてみてください。

 

2つ目が、外国人YouTuberの動画を見ることです。

 

過去問ばかり聞いていてなかなかモチベーションが上がらないときなどは、お気に入りの外国人YouTuberを見つけ、その動画を見てみてください。

 

ネイティブスピーカーのため、発音も話すスピードも英検準一級のリスニング試験により近いものとなっているので、楽しく動画を見ていてもそれだけでリスニング力の強化につながります。

 

苦手意識を持つ人が多いリスニングですが、上記のように普段の学習方法に少し工夫を加えることで、効率よく楽しい学習に変化させることができるので参考にしてください。

 

英検準一級のライティングの勉強方法

 

英検準一級のライティングは120~150語でトピックに対する自分の意見が問われます。

 

そこで、序論・本論・結論の3つの構成で、意見をまとめることを意識する必要があります。

 

対策をしないまま試験当日ライティングをすると、思うように文章が組めないこともあるでしょう。

 

そこで、あらかじめ以下のようなひな型を決め、何度か自分で実際にライティングをしてみることが必要です。

 

【英検準一級ライティングのひな型】

序論:30語

本論①:40語

本論②:40語

結論:30語

 

上記のように、おおよその単語数を決めて普段勉強をしておくことで、試験当日も無駄な迷いなく文章を書き始められるでしょう。

 

特に自分の意見が求められる本論は、なぜそう思うかの理由や具体例を織り交ぜ、2つほど意見を書ければ、一定の単語数は確保できます。

 

普段から、自分の書きやすい流れを体に覚えさせておくことで、試験当日もいつもの流れで文章を書いていくことができます。

 

英検準一級ライティングに関しては「英検準一級面接で使える表現!パターンを覚えて合格を勝ち取る!」でも詳しく解説していますので、そちらも参考にしてみてください!

 

英検準一級の面接対策

 

英検準一級の面接では、4コマで展開されるストーリーのナレーションが求められます。

 

ただ、内容的には複雑ではないため、勉強方法としては過去問を繰り返し利用して練習するとよいでしょう。

 

また過去問を何度も行いある程度覚えてしまったら、日常のワンシーンなどを4つの展開で口ずさめるようトレーニングをしてみてください。

 

買い物中や通学、通勤途中に見える風景を4分割して英語で説明できるか頭の中でシュミレーションすることで、日常の空き時間を有効に活用することができます。

 

英検準一級二次試験(面接)に関しては「英検準一級二次試験(面接)対策の極意とは!?現役講師が教えます!」でも解説していますので、そちらも参考にしてみてください!

 

効率的な勉強法で英検準一級合格を目指そう!

 

このように、英検準一級のレベルは非常に高いですが、徹底した対策や英検準一級に照準を合わせた勉強方法を取り入れることで、合格点を超えることは可能です。

 

この記事で紹介した勉強方法を参考に、自分に合った勉強方法を探し、英検準一級の合格に向けて学習に取り組んでください。

 

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