大学受験英語は何から始める?新高1・高2・高3別の勉強ロードマップ
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大学受験英語の対策を何から始めるべきか迷っている方に向けて、

  • 新高1
  • 新高2
  • 新高3

それぞれ学年別ロードマップを紹介します。

「受験勉強をはじめたいけれど、何からやったらいいかわからない」と思っている人はたくさんいます。

本記事では、英検1級取得者であり、目黒の英語専門塾ENGLISH-Xの塾長佐藤圭が大学受験英語の勉強を始めるにあたっての、具体的な準備の進め方を徹底解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

*この記事は約7分で読めます。

現在の実力と志望校の傾向を把握

難関大学合格を目指すにあたり、最初に取り組むべきは現在の実力を分析することです。


自分の英語力が志望校の水準に対してどの位置にあるのかを正確に知ることで、学習の優先順位が明確になります。


まずは直近の模試の結果を確認し、単語力、文法知識、読解力といった項目ごとに、合格ラインと照らし合わせてみましょう。


また、志望校の過去問を一度解いてみることも有効です。


「何点とれたか」よりも、自身の志望校には英作文が出るのか、長文はどれくらいの量なのかといった情報収集のためにも早めに取り組みましょう。


それらを踏まえて学習計画を立てることが最も効率的といえるでしょう。

難関大学合格に向けた英語学習

難関大学入試を突破するためには、英単語英文法といった基礎的なことはもちろん、英文解釈長文読解過去問演習と幅広く学習することが必要です。

まずは一つの文章を正確に読める力を養い、その後に各段階で達成すべき目標を明確にし、着実にステップを積み重ねる姿勢が求められます。

入試から逆算した長期的な学習スケジュール

 長期的な計画を立てる際は、入試本番をゴールに設定し、そこから月単位、週単位へとやるべきことを落とし込んでいきます。


一般的に、高3の秋以降は志望校別の過去問演習に集中する必要があるため、それまでに長文読解や英文解釈の応用レベルを完成させておく必要があります。


さらにその前段階として、高3の夏休みが終わるまでには英単語や英文法といった基礎事項に不安がない状態を作っておくことが理想的です。

このように逆算すると、現段階で取り組むべき課題が明確になります。

無理な計画を詰め込むのではなく、基礎から応用へとつながるように、余裕を持たせたスケジュール管理を心がけましょう。

学習継続の重要性

英語は、学習を中断すると読解スピードや定着した知識が低下しやすい性質があります。


そのため、毎日継続して英語に触れること重要です。


たとえ短時間であっても、単語の確認や英文の音読を日課にすることで、入試本番で通用する実力の維持につながります。


継続的な学習は、単語や文法を瞬間的に見分ける力に繋がり、結果として長文を読み進める速度が上がります。


限られた試験時間の中で確実に得点を積み上げるためには、習慣的な学習によって、基本的な読み書きをスムーズに行える状態を作っておくことが重要です。

【新高1生】「中学英語」から「大学受験英語」への切り替え

中学英語と大学受験英語の大きな違いは、単語数と文法の複雑さです。


中学英語では感覚的に解けていた問題も、高校英語では論理的な裏付けが必要になります。


まずは中学で学んだ基礎知識に漏れがないかを確認し、その上で高校レベルの単語数と、複雑な文法に対応できる学習姿勢を整えることが大切です。


早い段階で「暗記」から「理解」を伴う学習へ切り替えることが、その後の飛躍につながります。

中学英語の知識が完全に定着しているかを確認する

高校英語の学習を本格化させる前に、中学レベルの単語、熟語、文法をきちんと理解しているかを確認する必要があります。


難関大学入試に向けた応用学習も、すべては中学で習う基礎の上に積み上がるため、ここに知識の抜けがあると後の学習効率が著しく低下します。


新高1の早い段階で中学英語の苦手分野を克服しておくことが、高校での授業内容をスムーズに理解するためには非常に重要となります。

高校1年生のうちに完成させておきたい文法の基本事項

高校1年生の段階では、中学英語で学習した英文の骨組み、時制、助動詞、受動態に加え、不定詞や動名詞、分詞の使い分けなどを確実に習得する必要があります。

これらは長文読解において一文を正確に理解するための基盤です。


単なる暗記に留めず、それぞれの文法が文中でどのような役割を果たすのか、論理的に整理しておくことが重要です。

また、関係代名詞や仮定法といった中学英語でつまずきやすかった項目についても、基本的な構造を判別できるレベルまで習熟度を高めておきましょう。

【新高2生】基礎を固める具体的な優先順位

高2の段階では、高校英語で学習する単語と文法の定着を意識しましょう。

難関大学入試に必要な英単語の基盤を固めつつ、文法を幅広く学習し、知識の抜けをなくすことが重要です。

これらを定着させることで、次段階の英文解釈や長文読解へスムーズに移行できます。

自分の弱点を把握し、補完するための学習法

効率的な学習には、模試や演習を通してわかった「失点の原因」を特定することが欠かせません。

弱点が見つかった際は、基礎的な単語帳や文法書に立ち返り、周辺知識を含めて確認し直すのが効果的です。

同じ間違いを繰り返さないよう、解き直しを通じて「正解へのプロセス」を再構築できるようにしましょう。

複雑な構文を理解するための英文法の復習

難関大学の長文で出題される複雑な英文を読み解くには、文法知識を単なる「暗記」から「構造を把握するためのツール」にする必要があります。

特に、関係詞、分詞構文などが組み合わさった一文を正確に理解できるよう、主要な文法項目を「文の要素(S、V、 O、 C)」の視点から復習し直しましょう。

「この文章はどういう構成でできているのか」を意識しながら読む習慣をつけると、実際に長文を解く場面でもスムーズに頭に入りやすくなります。

【新高3生】基礎から実践へ進む具体的なステップ

高3の春は、これまで蓄積した基礎知識を「得点力」に変える重要な時期です。

基礎が固まり次第、徐々に長文読解の分量を増やし、秋以降の本格的な過去問演習へと繋げましょう。

スピードよりも、まずは論理的に正解を導き出す正確性を重視した学習が、実践力の土台となります。

まずは共通テストの問題を解いてみよう

現在の実力を把握するために、まずは共通テストの過去問を解いてみることをおすすめします。


高3の春の段階では、目標点に届かなくても問題ありません。


制限時間内にどこまで解けるか、どの形式の問題に時間がかかるかを確認し、今後の学習の優先順位を決める材料にしましょう。


共通テストは、速読力だけでなく「必要な情報を素早く探す力」が問われます。


志望校が記述中心の難大学でも、共通テストの英文を正確かつ迅速に処理できる力は必ず役に立ちます。

(参考:独立行政法人 大学入試センター

志望校レベルの長文読解に触れてみよう

共通テストのレベルが概ね把握できたら、志望校の過去問や同等レベルの問題を体感してみましょう。


「なんとなくこんなレベルだろう」と思っていた志望校の問題に触れてみることで、文章全体の長さや構造を理解し、具体的な勉強方法につなげることができます。


難関大学入試では、単なる和訳力ではなく、段落ごとの要旨や筆者の主張を捉える力が求められます。


早い時期にそれらを肌で感じることで、日々の精読や単語学習の基準を「志望校レベル」へと引き上げるよう意識しましょう。

記述問題に慣れるための具体的な勉強法

記述問題への対策は、英文を正確に和訳する「精読力」と、日本語の解答として整える「要約・構成力」の二段構えで進めます。


まずは、構文が複雑な一文を選び、主語や述語の関係を明確にした上で、直訳を試みます。


そこから文脈に合わせて言葉を補い、自然な日本語に調整する練習を繰り返しましょう。


次に、設問が求めるポイントを過不足なく盛り込む訓練を行います。


解答の根拠となる本文の該当箇所を特定し、指定された文字数に合わせて要素を整理する作業が不可欠です。


書いた解答は必ず解答解説や添削と比較し、自分の思考プロセスとのズレを修正してください。


この「書き出し」と「照合」の反復が、記述力の向上に直結します。


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まずは安定して模試の偏差値50を!

偏差値50を目指すには、難問に挑むのではなく、基礎的な問題を徹底的にこなしていく必要があります。


標準的な単語帳の頻出語を即座に答えられるまで反復し、毎日コツコツと勉強し基礎を盤石にします。


一文が短い英文を正確に精読する習慣をつけ、確実に得点できる範囲を広げることで、安定した成績の土台が完成します。


学校から帰宅したあとや、お風呂に入ったあとなど、自分で学習する時間を決めて毎日継続していきましょう。

まとめ

大学受験英語への成功は、各学年での役割を明確にすることから始まります。


高1で中学の穴を埋めて文法の骨組みを築き、高2で語彙と構造把握を盤石にして読解への架け橋を作ります。


高3では共通テストや志望校の過去問を通じ、基礎を「得点力」へ昇華させる実戦演習が不可欠です。


模試の結果に一喜一憂せず、弱点分析とルーティン化を徹底し、論理的な思考を武器に合格への道を走り抜けましょう。


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参考・出典一覧

参考:独立行政法人 大学入試センター

監修者

佐藤圭
ENGLISH-X塾長 佐藤 圭

1989年、東京生まれ。
横浜市立大学にて言語教育、英語教授法、大学入試改革について研究。 大手進学塾で最優秀新人賞を獲得。10年以上の講師歴で延べ5万人を指導し、英検1級、英語スピーチコンテスト全国1位六冠、TEDxにて講演をするなど自身も英語発信を体現する。人間的な教育と社会人などを交えたキャリア教育をしたいという思いからENGLISH-Xを開校。


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