英語は受験科目として必須選択とされている学校が多く、より確実に合格を目指すためには対策が不可欠です。一つの指標として、英語の偏差値50を目指したいと考えている方が、多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、英語の偏差値50を目指せる勉強法について解説します。おすすめの参考書も紹介するので、自身の英語力をUPさせたい方は参考にしてください。
本記事はENGLISH-Xで現在講師をしている河合模試偏差値50から現役で東京大学に合格した安積が監修して作成いたしました。
Contents
英語偏差値50はどの位のレベル?
英語偏差値50は、平均点と同じレベルです。テストで95点を取ったとしても、平均点が95点なら偏差値は50となります。
ただし、偏差値はテストを受けた人の母数によって大きく異なるため、一概にどの程度のレベルかは言えません。たとえば、同じテストでも100人が受けた場合と1,000人が受けた場合では平均点が異なるため、同じ点数でも偏差値はまったく異なる可能性があります。
英語偏差値40はどの位のレベル?
英語偏差値40は、平均よりも少し下のレベルになります。偏差値は25から75の間になる場合が多いため、偏差値75を最高の100点、偏差値25を最低の0点と見立てると、偏差値40は30点ほどになります。
偏差値40を英語において説明すると、基礎ができていないレベルだと言えるでしょう。
英語偏差値50を目指すにはどの位の勉強が必要?
英語偏差値50を目指すには、科目や学習内容によっても大きく異なりますが、一般的に200〜300時間ほどが必要だとされています。一日約3時間学習した場合、約2〜3ヶ月かかる計算です。
ただし、上記はあくまでも目安で、英語の専門塾を活用すれば、より少ない時間で偏差値50を達成できる可能性は高くなるでしょう。
英語偏差値を10あげる難易度
英語の偏差値を10上げる難易度は、科目や受けたテストの内容によって大きく異なります。一般的に偏差値を1上げるには、普段の学習に追加で30時間は必要だと言われています。そのため、偏差値を10上げるには、30×10=300(時間)必要と言えるでしょう。
また、受ける学校やテストの難易度によっては、300以上の時間が必要になるケースもあります。
英語の偏差値50を目指すためのおすすめの参考書
英語の偏差値50を目指すためには、独学では難しく、参考書を活用するのが良いです。しかし、目指す偏差値に合った参考書でなければ、効率良く偏差値50は目指せません。
ここでは、自分のレベルや目指す偏差値に合った参考書を選ぶ方法や、おすすめの参考書を紹介します。参考書を活用して英語の偏差値50を目指したい方は、参考にしてください。
参考書の選び方
英語の参考書を購入する場合、自分のレベルに合ったものを選ぶ必要があります。目指す偏差値ばかりを意識して、自分のレベルよりはるかに難易度の高い参考書を選ぶと、効率良く学習を進められない可能性があります。また、途中で挫折してしまうかもしれません。
目指す偏差値や学校のレベルから逆算したうえで、身の丈に合った参考書を選ぶと良いでしょう。
①偏差値50から英語を伸ばす勉強法
『偏差値50から英語を伸ばす勉強法』は、おすすめの参考書の一つです。
この参考書では、偏差値50を目指すカリキュラムに加えて、著者である「和田秀樹さん」がおすすめする英語の参考書が紹介されています。また、おすすめの参考書で学習する流れも丁寧に解説してくれているため、躓くことなく学習を進められるでしょう。
②肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本
『肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本』は、文法の基礎を学べる参考書です。英語が苦手な人でも取り組みやすい内容で、偏差値50を目指すにあたって、まずは基礎を徹底したいと考えている方におすすめだと言えます。
③The Rules 英語長文問題集1 入試基礎(旺文社)
『 The Rules 英語長文問題集1 入試基礎(旺文社)』は、長文読解の学習ができる参考書です。特に長文読解における、基礎を徹底したい方におすすめです。
また、解説がわかりやすいため、英語の長文読解に苦手意識を持っている方は、一度購入してみると良いでしょう。
英語偏差値50を目指す勉強のポイント
英語で偏差値50を目指すには、以下のポイントを意識して学習するのが良いです。
- 勉強習慣をつける
- 基礎を徹底的に覚える
- 単語を徹底的に覚える
偏差値を上げるための近道はなく、毎日コツコツ学習しなければいけません。また、現状の偏差値が50以下の場合は、基礎から徹底する必要があります。これから紹介するポイントを意識しながら、着実に偏差値を上げていきましょう。
勉強習慣をつける
英語偏差値50を目指すには、まず勉強習慣をつけなければいけません。特に英語は暗記科目なため、毎日の継続が必須です。
学校から帰宅したあとや、お風呂に入ったあとなど、自分で学習する時間を決めて毎日継続していきましょう。
基礎を徹底的に覚える
現状の偏差値が50未満の場合は基礎が定着していない状態なため、基本問題の反復が必要です。たとえば、学校の教科書や参考書、学習塾のテキストなどが挙げられます。
繰り返し学習することで、基礎が定着し、英語への理解も深まります。
単語を徹底的に覚える
英語の学習において最も大事なのは、単語の暗記です。文法をマスターしたとしても、単語を知らなければ長文問題は解けません。
逆を言えば、単語をマスターすると、文法で分からない場合でも大枠は捉えられるため、問題を解ける可能性が高くなります。英語の偏差値を上げるために、基礎となる単語を徹底的に暗記していきましょう。
英語学習の補助におすすめの本
英語学習の補助におすすめの本を以下の項目別に紹介します。
- 英語単語帳
- 英文法参考書
- 英文法問題集
自分のレベルに合った学習本をそれぞれ購入して、効率良く偏差値50を目指していきましょう。
おすすめの英語単語帳
おすすめの英語単語帳は、以下の3つです。
- 英単語ターゲット1200(旺文社)
- 英単語ターゲット1400(旺文社)
- 英単語ターゲット1900(旺文社)
単語の基礎を暗記できていない方は、まず「英単語ターゲット1200(旺文社)」から学習すると良いです。「英単語ターゲット1200(旺文社)」の内容が定着したら、次のレベルの単語帳に進みましょう。
おすすめの英文法参考書
おすすめの英文法参考書は、以下の3つです。
- 動画でわかる英文法[読解入門編](旺文社)
- 読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編(KADOKAWA)
- 英文法ポラリス1(KADOKAWA)
上記の参考書は、英語文法の基礎から学べます。特に「動画でわかる英文法[読解入門編](旺文社)」は動画で学べるため、視覚的にも理解しやすいです。
おすすめの英文法問題集
おすすめの英文法問題集は、以下の3つです。
- 高校英語文法基礎パターンドリル(文英堂)
- 英文法ファイナル問題集 難関大学編(桐原書店)
- 英文法ファイナル問題集 標準編(桐原書店)
上記の参考書を購入するのは、英文法の基礎が定着している前提です。基礎を理解していないと、解くのが難しいだけではなく、解答を暗記するだけで意味のない学習になってしまいます。
英文法問題集は、基礎を徹底的に学習した後に購入すると良いでしょう。
詳しいおすすめの文法参考書に関しては以下の記事で紹介されていますので、必見です!!
まとめ
英語の偏差値50を目指す難易度は、現状のレベルやテストによって大きく異なります。ただし、偏差値は1上げるだけでも難しく、現状の偏差値が50から離れている場合は相応の学習時間と覚悟が不可欠です。
特に英語は単語や文法の基礎が重要なため、参考書や学習塾のテキストを活用しながら徹底学習していきましょう。
英語の学習塾であるENGLISH-Xでは、一人ひとりのレベルに合わせてオーダーメイドのカリキュラムを組んでいます。自分のレベルに合った学習カリキュラムで確実に偏差値50を目指したい方は、一度ENGLISH-Xにご相談ください!