英語偏差値 60 を目指す勉強法!単語・長文・文法の具体的な勉強のコツ

英語は学習の時間や内容に応じて点数(成績)の変動が大きく、受験の合否を左右する大事な科目です。特に英語の偏差値が60を超える学校を受験する場合、適切な学習方法や参考書を活用して、取り組む必要があります。

 

しかし、実際に自分は英語偏差値60を目指せるのか、どういった勉強方法を実施すべきなのか分からない方もいるかもしれません。

 

そこで本記事では、ENGLISH-Xで学習を始め、英語偏差値50→70へと向上させ、現役で東京大学に合格した安積が英語偏差値60のレベル感や堅実に目指すための勉強法について詳しく解説します。おすすめの参考書も紹介するので、上手く活用して、英語偏差値60を目指しましょう。

当記事は約3分で完読できます。

英語偏差値 60 は大きなハードルではない

これまで偏差値を気にしてこなかった場合、英語偏差値60がどれくらいのレベル感なのか掴めない方もいるでしょう。実際に、英語偏差値60はどのくらいのレベルなのかを理解すると、明確な目標を持ってスムーズに学習を進められます。

 

英語偏差値60のレベル感や、学習時に重要視すべき項目について紹介するので、参考にしてください。

 

英語偏差値 60 はどの位?

実際に、1,000人がテストを受けると考えた場合、偏差値50は中央値で、上から500番目の成績だと言えます。偏差値と順位を表にすると、以下のとおりです。

 

偏差値

順位

80

1.3位

75

6.2位

70

22.8位

65

66.8位

60

158.7位

55

308.5位

50

500.0位

45

691.5位

40

841.3位

35

933.2位

30

977.2位

 

上記を参考にすると、英語偏差値60は上から約160番目の成績だと分かります。偏差値50から60に上げるためには、約340人の受験者を追い越さなければいけません。

 

ただし、偏差値と一口に言っても、受験者数やテストの難易度による平均点などで大きく変動するため、一概にレベルがどれくらいだとは言えないでしょう。

 

英語の偏差値を60にするには、基礎を徹底して偏差値50に到達したうえで、応用問題をこなしながら上位約16%を目指す必要があります。

 

英語偏差値 60 の壁は英文法がポイント

英語偏差値60を目指すには、基礎である単語を徹底したうえで、英文法を応用的に学習していくのがおすすめです。英文法を理解しているかで、長文読解や記述問題の解答率が大きく異なるからです。

 

英語で上位を目指すなら、長文読解や記述問題などの応用問題で点数を稼ぐ必要があります。しかし、英文法を理解していないと、長文読解や記述問題などを解く際に、感覚で解くしか手段が無くなってしまいます。

 

英語偏差値60まで上げるなら、まずは文法の基礎をしっかり固めて、英文の構造を正確に理解できる状態を目指しましょう。

 

英語偏差値 60 を目指すための勉強法

英語で偏差値を上げるには、効果的な方法で学習を積み重ねる必要があります。堅実に英語偏差値60を目指すための勉強法は、以下の6つです。

 

  • 勉強の流れは「文法・解釈・長文」
  • 音読で暗記する
  • 英単語・熟語を徹底的に覚える
  • 文法は繰り返して理解する
  • 長文読解は 5 文型と時制を習得
  • 毎日各 30 分の勉強をベースにする

 

上記を意識して、効率的かつ堅実に英語偏差値60を達成しましょう。

勉強の流れは「文法・解釈・長文」

英語を勉強する流れは、単語を徹底したうえで、文法・解釈・長文の順番が基本です。文法を理解しないで解釈や長文の学習に進むと、効率が悪いだけではなく間違ったルールで覚えてしまうリスクも出てきます。

 

英文を構成している関係詞や不定詞などの文法を理解してから、正しい知識で解釈に進むのがベストです。続いて、解釈のレベルを上げたうえで長文読解に入ると、効率的に学習を進められるでしょう。

 

音読で暗記する

英語における単語・文法の基礎学習は、音読での暗記が最も効率が良いです。単語・文法は覚える内容が多いため、1日で全部を覚えるのではなく、毎日コツコツ知識として定着させる必要があります。

 

朝起きたあとに15分間、寝る前に30分間などと自分の中でルーティーンを定めて、日常生活の中に取り入れてみてください。

 

英単語・熟語を徹底的に覚える

英語において英単語・熟語は基礎で、リスニングや長文など、他の問題を解くためには必須の知識です。英単語・熟語を理解しないまま長文を解いても、理解できないでしょう。

 

英語の偏差値を上げるなら、まずは英単語・熟語を徹底的に覚えましょう。

東大生が使っていた単語の効率的な覚え方については以下の記事にて詳しく紹介していますので、一緒にご覧ください!

文法は繰り返して理解する

文法も英単語・熟語と同様に基礎であり、何度も繰り返して理解する必要があります。

 

学校の教材や参考書を学習している中で理解できていないと感じた箇所があれば、付箋やチェックをつけて、理解するまで何周も読み返すと良いです。長文読解に進んだ際も、間違えた文法はチェックして、徹底的に学習しなおしましょう。

東大生が使っていた文法の効率的な演習方法については以下の記事にて詳しく紹介していますので、一緒にご覧ください!

長文読解は5文型と時制を習得

長文読解は、5文型と時制を習得すると効率よく学習を進められます。5文型は、以下のとおりです。

 

  • 第1文型 (SV):主語 + 動詞
  • 第2文型 (SVC):主語 + 動詞 + 補語
  • 第3文型 (SVO):主語 + 動詞 + 目的語
  • 第4文型 (SVOO):主語 + 動詞 + 目的語 + 目的語
  • 第5文型 (SVOC):主語 + 動詞 + 目的語 + 補語

 

また、時制は以下が挙げられます。

 

  • 現在形
  • 過去形
  • 未来形
  • 現在進行形
  • 過去進行形
  • 未来進行形
  • 現在完了形
  • 過去完了形
  • 未来完了形
  • 現在完了進行形
  • 過去完了進行形
  • 未来完了進行形

 

5文型と時制を意識しながら長文を読むことで、英文の構造を素早く把握し、効率的に内容を理解できます。

 

以下の記事で東大生が長文読解で常に意識しているポイントをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!

 

毎日各30分の勉強をベースにする

単語や文法を徹底的に暗記したあとは、単語・文法・長文それぞれを毎日学習していきます。例えば、学校から帰宅して英語の学習をするなら、単語30分・文法30分・長文30分などと時間を決めて、満遍なく学習を進めていきましょう。

 

単語や文法は暗記項目なため、一度覚えたからと言って学習を止めるのは、得策ではありません。また、上記の30分は借りの分数であり、自身の英語レベルや他教科の状況を考慮しながら、適切な分数を設定してみてください。

英語偏差値 60 を目指すためのおすすめ参考書

英語偏差値60を効率良く目指すには、参考書の活用がおすすめです。実際におすすめする参考書は、以下のとおりです。

 

  • 英文法ポラリス2 応用レベル(KADOKAWA)
  • The Rules 英語長文問題集3 入試難関(旺文社)
  • やっておきたい英語長文500〜700(河合出版)

 

それぞれ見ていきましょう。

 

①英文法ポラリス2 応用レベル(KADOKAWA)

英文法ポラリス2 応用レベル(KADOKAWA)は、基礎レベルを超えた、より高度な文法事項を扱っており、英語偏差値60を目指す受験生におすすめです。

 

文法項目が体系的に整理されており、効率的に学習できます。また、実践的な例文が多数掲載されており、文法の使い方を具体的に理解できるでしょう。

 

また、初心者の場合におすすめの参考書は以下の記事まとめていますので、そちらも参考にしてください。

②The Rules 英語長文問題集3 入試難関(旺文社)

The Rules 英語長文問題集3 入試難関(旺文社)は、関正生先生による英語長文問題集シリーズの中で最も難易度の高い教材です。

 

具体的には、難関レベルの長文を攻略するための具体的なルールが明確に解説されているため、英語偏差値60レベルの長文読解に役立つこと間違いないでしょう。

 

ただし、先述したようにThe Rulesは難易度の高い教材です。別のおすすめの参考書も下記の記事で解説していますので、参考にしてください。

 

 

③やっておきたい英語長文500〜700(河合出版)

やっておきたい英語長文500〜700(河合出版)は、実際の入試問題を意識した設問形式が採用されている教材です。

 

詳細な構文解説が少なく、自分で分析する力を身に付けられます。逆に言えば、文法の基礎を理解していない状況だと、理解しづらいでしょう。

 

本書は、文法の基礎を学習したうえでより応用力を身に付けたい方におすすめだと言えます。

 

まとめ

英語は受験科目として必須としている大学が多く、合否を左右する大事な科目です。また、学習をしている人とそうではない人では、大きな差が出やすいです。

 

英語偏差値60を目指すなら、単語や文法の基礎を徹底したうえで長文読解に進むと、効率良く学習を進められるでしょう。また、最短で英語の偏差値を上げたいなら、英語の専門塾がおすすめです。

 

特に「ENGLISH-X」なら、1人ひとりに合わせてオーダーメイドのカリキュラムで講義を行なってくれるため、効率的かつ確実に英語の偏差値をUPできるでしょう。

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