
明治大学のような上位私大の入試では、教科書のレベルを超える語彙や文法の知識が求められることもあります。
時間配分もシビアで、高い知識量と情報処理能力など英語力以外での能力も必要になります。
一言に「明治大学」といっても、入試問題については、学部によって、大問数や、出題される分野、設問の種類が大きく異なるため、明治大学に合格するには、明治大学の志望学部の出題傾向から逆算して、対策を進めていくことが重要です。
その分出題傾向がはっきりしており、出やすい分野が決まっているため、事前にその傾向を知り、出題傾向に沿った対策を講じれば、合格できる可能性はグンと上がります。

明治大学 文学部 英語 大問別出題比率
試験時間60分
大問数 5題
大問構成 長文読解3題、文法・語彙2題
設問形式 空所補充、語句活用、文脈理解、同義表現、内容説明、内容真偽、主題
総語数 約2,000語
マーク・記述併用式
明治大学の文学部の英語は、記述式の文法・語彙問題10問程度に加え、長文読解3題と、60分という試験時間に対し、かなり分量が多い入試です。
明治大学 法学部 英語 大問別出題比率
試験時間 70分
大問数 2題
大問構成 長文読解2題
設問形式 空所補充、内容説明、用紙把握(要約)、整序英作文、文章整序
総語数 約2,500語
その他 マーク・記述併用式
明治大学の法学部では、30~40問の設問のうち、半分程度が下線部の言い換え問題です。
設問の出題が偏っているので対策は立てやすいでしょう。
ただ、語彙を問う出題が目立つので、法学部に合格するには、単語・熟語の知識は必要不可欠です。また、内容説明の日本語記述も出題されますので、記述対策も必要となります。
明治大学 商学部 英語 大問別出題比率
試験時間 80分
大問数 4題
大問構成 長文読解2題、会話文1題、文法・語彙1題
設問形式 空所補充、内容説明、用紙把握(要約)、整序英作文、文章整序、発音
総語数 約1,600語
その他 マーク・記述併用式
明治大学の商学部の英語は、法学部や文学部に比べ、時間には余裕がありますが、その分精読力が問われる入試です。
また、例年ではありませんが、発音やアクセントが問われる年もあるので、対策をしておく必要があります。
また、法学部同様、語彙を問う出題も目立ちますので、単語・熟語の対策は十分にしておく必要があります。
明治大学 政治経済学部 英語 大問別出題比率
試験時間 60分
大問数 3題
大問構成 長文読解2題、会話文1題
設問形式 空所補充、内容説明、用紙把握(要約)、整序英作文、文章整序
総語数 1,500~2,000語程度
その他 マーク・記述併用式
長文の設問内容は、ほぼ同じで出題傾向が決まっているので、過去問での対策が必須です。
会話文は、空所に語句を補充して、会話文を完成させる形式の出題です。
明治大学 経営学部 英語 大問別出題比率
試験時間 70分
大問数 4題
大問構成 長文読解2題、会話文2題
設問形式 空所補充、内容説明、用紙把握(要約)、整序英作文、文章整序
総語数 1,500~2,000語程度
その他 マーク・記述併用式
長文読解の設問で、文法や語彙を問う問題が出題されるので、速読・精読に加え、設問を解くための知識も必要となります。
明治大学 情報コミュニケーション学部 英語 大問別出題比率
試験時間 60分
大問数 3題
大問構成 長文読解2題、会話文1題
設問形式 空所補充、内容説明、同意表現、対話文完成、要旨把握、整序英作文
総語数 1,500~2,000語程度
その他 マーク・記述併用式
試験時間60分に対し、長文読解の要旨把握問題も出題されるため、時間との戦いとなることが想定される入試です。
ネットワーク社会やインターネットなど、学部にちなんだテーマが出題されやすいので、メディアがテーマの長文に演習の中で触れておくことがおすすめです。
明治大学 国際日本学部 英語 大問別出題比率
試験時間 80分
大問数 5題
大問構成 長文読解2題、文法・語彙1題、会話文2題
設問形式 空所補充、内容説明、整序英作文、語彙、対話文完成
総語数 2,000語程度
その他 マーク・記述併用式
国際日本学部は英語の比重が大きく、社会の倍の配点なので、英語が合否を大きく左右します。
特に変わった問題は出題されませんが、全体的に高い基礎力と情報処理能力が求められるのが特徴です。
明治大学 理工学部 英語 大問別出題比率
試験時間 60分
大問数 1題
大問構成 長文読解1題
設問形式 英文和訳、語句活用、空所補充、内容説明、英文和訳、適語選択、内容真偽、整序英作文
総語数 1,000~1,300語程度
その他 マーク・記述併用式
長文読解1題という出題ですが、記述量の多さは明治大学の中で一番です。
英文和訳が3題、内容に関する日本語記述が2題、和文英訳が1題に加え、語形変化など、記述の出題がかなり多いので、記述のための対策が必要です。
大問数は少ないですが、記述の多さから考えると、時間との戦いとなる入試だと言えます。
明治大学 農学部 英語 大問別出題比率
試験時間 60分
大問数 3題
大問構成 長文読解1題、会話文1題、文法・語彙1題
設問形式 空所補充、内容把握、文脈把握、要旨把握、同意表現、アクセント、共通語補充
総語数 1,000語程度
その他 マーク・記述併用式
大問3では、2つの英文それぞれに共通する語を補充する共起語を補充する形式の問題が出題されます。
読解のテーマは農学部らしく、生物や環境に関する自然科学や、教育や哲学などの社会・文化をテーマに出題される傾向があります。
明治大学 総合数理学部 英語 大問別出題比率
試験時間 70分
大問数 4題
大問構成 長文読解2題、会話文1題、文法・語彙1題
設問形式 同義表現、空所補充、内容真偽、内容説明、対話文完成、語句整序
総語数 2,000語程度
その他 マーク・記述併用式
総合数理学部の英語は、語彙や文法は基礎的なものが多く、難解なものはそこまで出題されません。
会話文は、対話文完成形式の出題です。
会話表現を問う出題ではなく、内容把握を前提とした出題となるので、会話文も長文読解同様に速読力・読解力が求められます。
明治大学入試の英語の特徴

明治の英語の特徴は、長文読解のボリュームがかなり多いことがまず挙げられます。
また、明治の英語は学部にもよりますが、他大学の英語の長文読解と比べると、パラグラフごとの概要理解力、精読力が求められるのも特徴です。
文法・語彙問題が独立した大問として出題されるのは、一部の学部のみですが、長文読解で高度な文法・語彙知識が求められることには変わりません。
学部によっては、長文読解も、設問の半分が「言い換え」「空所完成」など語彙力を問う問題です。
明治大学の入試問題は読解問題が中心です。
英文の長さは800~900語程度の標準的な難易度の英文が主体で、問われていることは、英文中の細部に及ぶことが多いです。
短いもので500語前後(農学部)、長いものでは1,000語前後(法・商・理工・国際日本・文学部)になっています。
いずれも論説文が主体で、テーマは現代社会に関わるものが中心。
設問は選択問題が主体で、空所補充、下線部の意味内容、指示語の指す内容、整序英作文、内容一致などからなっています。
語の意味をパラフレーズさせたり、類義表現を選択させたりする問題がよく出題されています。
また、文脈を読み取ったうえで、空欄に語句を補充させる問題も多い。
また、学部によっては記述式の問題も出題されています。
特に理工学部は記述式解答の割合が高いです。
また会話文を出題する学部も多く(政治経済・国際日本・情報コミュニケーション・経営・総合数理学部など)、会話文中に設けられた空所に語句を補充する形式が主体となります。
明治大学の入試問題には単語・熟語に関する問題も多く含まれるため、早い段階で、高校生が学ぶべき基本単語・熟語は漏れなく習得しておくべきでしょう。
特に動詞は文脈に応じて多様な用法があるので、疑問を持ったら辞書を引き、正確な理解を心がけていきましょう。
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