may/must/can'tは共通して、[推量=推測すること]と[許可=許す/許さない]の2つの表現を表します。どの訳になるかは、文中の前後関係から判別しますが、推量表現では後ろにbe動詞が続く文が多く見られます。もちろんmust「~しなければいけない」[義務]、can't「~できない」などの基本的な訳も忘れてはいけません。
may/must/can'tの用法と訳し方 推量表現 may 「~かもしれない」 must 「~に違いない」 can't 「~のはずがない」 許可表現 >may 「~してもいい」 mustn't 「~してはいけない」 |
ex. | It may sound starange. 「それは奇妙に聞こえるかもしれない」 He must be tired of the rumor. 「彼はその噂に飽き飽きしているに違いない」 The rumor can't be true. 「その噂は本当のはずがない」 Can the rumor be true? 「その噂は本当なのだろうか」[強い疑念] May I come in? 「入ってもいいですか」 You must not(=mustn't) park here. 「ここに駐車してはいけません」 (発音はマスント) |
mustは元々「~しなければいけない」という強制的な圧力をイメージさせる言葉です。それが根っこにあるので、[推量][許可]表現でも上のような訳になるわけです。
may「~かもしれないなぁ」(弱) ⇒ must「(いやきっと)~に間違いない!」(強)
can'tはこの逆だと覚えましょう。
may(弱) ⇒ must(強) ⇔ can't「(いやきっと)~のはずはない!」(強)