難易度を意識しましょう

ちょっと説明は回り道になりますが、まず効率の悪い解き方とはどういうものでしょうか? 模試や入試の過去問題などを例に考えてみます。

簡単に言うと、応用問題・難しい問題に差しかかった時に考え込んでしまい、時間を無駄にしてしまうやり方です。それでも、解けるのならまだ良い方ですが、解けなかったり、回答が書けなかったりした場合は、ただ時間を浪費してしまったことになります。そして解けるはずの簡単な問題で時間が足りなくなり、あせって間に合わなかったりケアレスミスをしてしまう。「もっと時間があれば・・」というのを、誰しも経験があると思います。

では効率の良い解き方とはどういうものでしょうか?

それは応用問題を避ける(とばす)ことで、そこで無駄にする時間を自分の解ける問題に配分するやり方です。時間に余裕ができるためケアレスミスもなくなり、実力を十分に発揮してとるべき問題を得点します。特に長文問題などは、時間の余裕が有る無しで、その得点力は大きく変わってくる項目ですね。

つまり難易度を見抜く力=応用問題を嗅ぎ分ける力があれば、効率の良い解き方ができ、合格ラインに少しでも近づけるはずです。この力を私は「嗅覚(きゅうかく)」と呼んでいます。実はこの力、とぎすませればとんでもない武器になります。例えば偏差値60の大学を受験するとしましょう。でも応用問題を除いて考えれば、その問題の難易度は偏差値50~55程度のものになるかもしれません。そうなると受験対策も変わり、必ず学習計画も変わってくるはずです。もっと言えば、成績以上の大学をチャレンジすることができるかもしれません。

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