習熟度を明示しましょう (2)

Aさん、Bさんの例で説明しましょう。1週間後(or1ヵ月後)にまた復習したとします。2人とも同じやり方でチェックをしましたが、Bさんは色ペンを使いました。

Aさんの単語帳
Bさんの単語帳

1週間や1ヵ月も時間が経てば、覚えていた単語でもいくつか忘れるのが当たり前です。2人のを見比べると分かるように、Bさんのは覚えている単語といない単語、その優劣がはっきり見てとれます。比べるとAさんのはぼやけてよく分かりません。

「233 classify」は時間が経っても覚えていたので、かなり定着しているようです。もう復習しなくても いいかもしれません。それに比べて「234 formula」はどうでしょう?前に覚えた頃には233と同じくらい習熟していたのに、時間が経ったら忘れていました。

実はこれはとても大事なことです。つまり同じ時間を費やしたものでも、同じ習熟度であったものでも、時間が経てば必ず習熟度(=定着度)には優劣ができているということです。これをはっきり目に見えるようにしなければいけません。

手元の膨大な学習書から、「分かるからもうやらない!これはもう終わり!」「不安だから復習!未消化なのはこことここ!」と「より分け」をしましょう。習熟度(=定着度)の明示ですね。消化した部分を捨てていくことで自信にもつながり、より効率的な学習になっていきます。
さて、これにまた一つ工夫を加えましょう。

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