習熟度を明示しましょう (3)

時間をおいて復習した時に忘れていた単語は、やっぱり自分にとって覚えにくい単語です。そこから先は、ぜひ先生のアドバイスをもらいにいきましょう。この次の「もうひと工夫」とは、もちろん先生に質問に行くことです。

(単語帳の例なので質問する必要はないと思うかもしれませんが、もう少し広げて、文法の問題集や、理数系科目の問題集をイメージして読み進めて下さい。)

さて、生徒がこれ↑を手にして質問に来たところです。先生が見れば、一目でどこをどのくらい練習したのか、その習熟度はどのくらいか、その上でひっかかっている箇所がどこなのかがすぐに分かります。「この問題までクリアしているから、この間違っている問題は~の考え方を説明してあげればできるはずだ」というように、より適切なアドバイスをしてあげられます。先生側からしたら、これほど良い質問の仕方はありません。

生徒の中には、質問が曖昧なまま持ち込んで来る場合がよくあります(前述のこちらを参照)。チェックをつけ、色を使ったりして習熟度を明示することは、自分で学習度を把握するだけでなく、実は先生に自分の達成度を一目で把握してもらうためでもあるわけです。学習は自分だけでは成りません。先生に協力してもらうための工夫というものも、心に留めておきましょう。

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