補語をやると、目的語とごちゃごちゃになってしまう人がいます。ここで簡単に区別の仕方を説明します。ただしこの区別はそんなに重要な内容ではありません(大事なのは、目的語をちゃんと見つけられることの方です)。下の例文で、2つがどう違うのかを見てみましょう。
ex. | He is kind. (He = kind) 補語は主語の補足説明なので主語と=関係がなりたつ He likes her. (He ≠ her) 目的語は行為の対象となる相手なので主語と=関係にならない |
目的語と補語の区別の仕方 =関係が成り立つもの ⇒ 補 語 (補説を加えているので) =関係が成り立たないもの ⇒ 目的語 (行為の対象にあたる他のものなので) |
このように説明を補う語(ここでは主語の補説)との関係を見て、=関係がなりたつかどうかで区別できます。補語を含む文は2つあるので、それぞれどこと=関係になっているのかを確認しておきましょう。
主格補語と目的格補語 第1文型. S V. 第2文型. S V C. 第3文型. S V O. 第4文型. S V O O. 第5文型. S V O C. | 第2文型 (主格補語) The question was easy. 第5文型 (目的格補語) I found the question easy. |
これで5文型の形の説明は全て終わりました。長かったですね。でもこの内容は、これ以降全ての単元の基礎になります。しっかりおさえてから進みましょう。内容の理解もそうですが、暗記例文も次の単元に進む前にできる限り覚えてください。その方が絶対分かるようになりますよ。最後に5文型を判別するためのヒントになる内容を一つやりましょう。
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