主語(Subject)・述語(Verb)・目的語(Object)・補語(Complement)は、文中で核となる非常に重要な役割をするもので、 これに修飾語句が加わってくると、一見文が長く難しくなったように見えます。文の中心要素なので、 重要な品詞である名詞と動詞がこれになります。名詞と動詞が文の重要な部分をつくることを覚えておきましょう。 単語の暗記や文法の履修順序で、この2つの品詞を優先するのもこのためです。
実は補語には形容詞もなることができるのですが、最初は逆に忘れてほしいくらいです。とにかく 「文中では名詞と動詞が重要なんだ」ということを焼き付けて下さい。
SVOCになれる品詞 主 語 S = 名詞 述 語 V = 動詞 目的語 O = 名詞 補 語 C = 名詞・形容詞 |
また同じ例文で見てみましょう。SVOCが区別できるようになるとこのように見えてきます。赤色部分が主語などの重要な部分、残りのほぼ半分が余計な修飾語句でしめられています。
ex. | We were talking over the phone, when suddenly the line went dead. 「私達は話をしていた/回線が切れた」 I have little time to talk with you. 「時間がないんだ」 |
文の重要な部分だけでもおおよその内容は分かりますね。くり返しになりますが、この文の重要な部分=主語・述語・目的語・補語を区別できることが必須です。そのためにも名詞・形容詞・動詞・副詞の修飾関係をいえることがその土台になります。
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