
AO入試や総合型選抜を少しでも考えている新高3生にとって、春休みは準備を始める重要な時期です。
大学によっては、英語資格が大きな評価材料として扱われることがあります。
まだ受験方式を決めていない場合でも、英語資格を取得しておくことで選択肢が広がる可能性があります。
本記事では、英検1級取得者であり、目黒の英語専門塾ENGLISH-Xの塾長佐藤圭が春休みに英語資格の取得を検討しておくべき理由と、具体的な準備の進め方を徹底解説します。
*この記事は約8分で読めます。
春休みに英語資格の取得を考えておきたい理由
春休みの時期は比較的時間を確保しやすいため、英語資格の学習を始めるタイミングとしては非常に良い時期です。
高3になると受験準備が一気に忙しくなる
新高3生になると、学校行事や定期試験、模試などが増え、受験準備に使える時間が限られてきます。
さらに、AO・総合型選抜では志望理由書や面接などの準備も必要になるため早めに準備しておくに越したことはありません。
夏を過ぎてから英語資格の取得を始めようとすると、スケジュールがかなりタイトになってしまう可能性があります。
特に英検の本紙試験などは試験日程が決まっているため、早めに準備しておくことで受験機会を確保しやすくなります。
試験日程や試験場所の融通が利きやすい英検S-CBT方式については下記の記事で解説していますので、気になる方は必ず確認しておきましょう。
複数の検定に挑戦できる
複数の試験を並行して検討できるのは、時間に余裕がある春休みならではの利点です。
AO・総合型選抜では、大学によって利用できる英語資格が指定されています。
春休みから準備を始めれば、英検はもちろんその他の検定試験に挑戦することができます。
複数の検定を検討し過去問を解いてみることで、自分にとってスコアが出やすい形式を見極めることができるでしょう。
苦手分野を早期に把握するため
早期に弱点を見つけ出し、対策の方向性を定めておくことは、限られた時間の中で効率的に目標スコアを突破するために不可欠なプロセスとなります。
英語資格の取得には、単なる語彙力だけでなく、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各技能でバランスよく得点することが求められます。
春休みのうちから実際の過去問に触れてみることで、自分がどの技能で苦戦するのかを早期に把握できます。
自分の苦手な分野が明確になれば、春休みから重点的に対策することが可能です。
また、共通テストや一般入試の英語とは出題傾向が異なるため、早い段階でその違いを体感しておくことも重要です。
春休みから始める英語資格対策の進め方
春休みから英語資格の勉強を始めるからといって、やみくもに進めていては時間がいくら合っても足りません。下調べと計画的な勉強が合格への近道となるでしょう。
まずは志望校の条件を確認する
まずは、志望校や気になっている大学の入試制度を確認することです。
英語資格が出願条件になっているのか、加点対象なのか。
目標級を決めて学習計画を立てる
志望校の条件を確認したら、次に目標とする級を決めます。
早めに試験日程を確認し、春休みの段階で計画を立てておくと、その後の学習スケジュールが組みやすくなります。
また、単語や長文読解など、英検対策は一般的な英語学習として、受験勉強と並行して取り組みやすい点も特徴です。
単語と文法の基礎を固め直す
英語資格の取得において、まずは全ての技能の土台となる単語と文法の基礎を固め直すことが不可欠です。
春休みの期間を利用して、これまで学習してきた内容に抜け漏れがないかを確認し、定着させることが重要になります。
特にライティングやスピーキングでは、自分が使える単語や文法の正確さが直接得点に反映されます。
春休みのうちに基礎を盤石にしておくことで、新学期以降に本格化する過去問演習や、より実践的な4技能対策をスムーズに進めることが可能になります。
自分がどのレベルにいるのか、どのような参考書・単語帳を使えばいいのかなどの疑問を抱える方は下記の記事を参考にしてみましょう。
ライティングの添削環境を整える
英語資格試験のライティングにおいて、書いた英文が文法的に正しいかを客観的に判断してもらうための添削環境を、春休みのうちに整えておくことが重要です。
また、即時にフィードバックを得る手段を確保しておきましょう。
自分の書き癖や間違いやすいパターンを早期に指摘してもらうことで、効率的に得点力を高めることができます。
ENGLISH-Xでは、即時その場でライティング添削を受けることが可能で、LINE上でのオンライン添削も即時で受けることが可能です!
ライティングに不安がある方はぜひ無料体験授業を受けてみましょう!
過去問で出題形式への慣れを作る
基礎固めと並行して、志望する検定の過去問に取り組み、出題形式に慣れておく必要があります。
検定ごとに時間配分や設問の意図が異なるため、早い段階で「どのような形式で問われるか」を体感しておくことが、無駄のない学習計画に繋がります。
まずは時間を計って1年分を解き、今の自分が目標スコアに対して何点足りないのかを明確にします。
過去問演習を通じて、時間が足りなくなる大問や、正答率の低い分野を特定することで、春休み以降に重点を置くべき課題が見えてきます。
AO・総合型選抜では英語資格が強みになる
AO・総合型選抜では、「英語力を客観的に示す指標」として英検やTOEFLなどの英語資格が、特に重要視される傾向があるので挑戦する価値は十分にあります。
例えば、中央大学の「英語運用能力特別入学試験」では、学部によってそれぞれ英検が出願資格の一部とされており、その得点配分は変わってきます。
- 経済学部 受験級2級以上 CSEスコア2200以上(英検 S-CBT、英検 S-Interview を含む)
- 商学部 準一級以上合格(英検 S-CBT、英検 S-Interview を含む)
- 法学部 一級合格(英検 S-CBT、英検 S-Interview を含む)
(出典:中央大学 特別入試 入学試験要項)
他にも英検で一定の条件を満たすことにより優遇される大学もたくさんあります。
また、AO・総合型選抜以外でも早稲田大学文化構想学部・文学部の「一般選抜(英語4技能テスト利用方式)」では、2028年度入試から利用可能な英語4技能テストを英検・IELTS(Academic)・TOEFL iBTの3つに絞るなどの変更が行われる予定となっているので合わせてチェックしてみましょう。
(出典:早稲田大学 文化構想学部 入学試験情報)
英語力は大学での勉強にも大いに関係するため、このように一定の評価材料として扱われています。
こうした理由から、AO・総合型選抜を検討している場合は、英語資格の取得を早めに意識し、対策しておくことが必要です。
AO・総合型選抜を考えるなら英検は有力な選択肢
英語資格にはさまざまな種類がありますが、「英検」は高校生にとって受験しやすい検定です。
難関大学では二級以上を求められることが多く、まずはそこを目標にしてみるのもよいでしょう。
まとめ|春休みは英語資格の準備を始める絶好のタイミング
AO・総合型選抜を少しでも検討している場合、英語資格の取得を早めに考えておくことで選択肢が広がります。
新高3生の春休みは比較的時間を確保しやすい時期です。
このタイミングで英語資格の取得を視野に入れ、計画的に準備を進めていくことを検討してみるとよいでしょう。
ENGLISH-Xでは、生徒一人ひとりの目標に合わせたカリキュラムを組んでいるので、さまざまな英語資格の取得にも対応しています。
英検一級を持つ塾長の佐藤圭をはじめ、充実した講師陣が徹底的にサポートしますので、少しでも気になった方はぜひ無料体験にご参加ください。
参考・出典一覧
出典:中央大学 特別入試 入学試験要項
出典:早稲田大学 文化構想学部 入学試験情報
監修者
1989年、東京生まれ。
横浜市立大学にて言語教育、英語教授法、大学入試改革について研究。
大手進学塾で最優秀新人賞を獲得。10年以上の講師歴で延べ5万人を指導し、英検1級、英語スピーチコンテスト全国1位六冠、TEDxにて講演をするなど自身も英語発信を体現する。人間的な教育と社会人などを交えたキャリア教育をしたいという思いからENGLISH-Xを開校。





