大事なのは正解・不正解ではありません

実際に目の前で示せない分、説明では手順が少し分かりにくいかもしれません。ぜひ自分でも同じようにやってみて下さい。より実感できると思います。

「チェックをつける」のはこのようにします。 問題を解いて自信があるものには番号の上に

少しでも自信がないものには番号の前にこの印、レ点のチェックをつけます。

演習問題をやる時に、一問解くごとにこのチェックをつけていきます。鉛筆でかまいません。答え合わせをする前につけることが大事です。そうするとこのようになってくるはずです。

さて解き終わったら、次は答え合わせをして比べてみましょう。この時は赤ペンに持ち替えます。
そうしたらこのような結果になりました。

チェック完成→答え合わせ後イメージ

これを見て、この問題の中で一番自分にとって重要なのはどれでしょうか?
(考える時間30秒)

(1)(4)は自信があった、そして正解したのですから、これが理想です。

(3)は自信がなかったのですから、たまたま正解してしまったものの、これは復習が必要な問題です。 正解したといっても(1)(4)とは意味が全く違いますね。チェックをしたのでこの違いが見えてきました。

(5)は自信がなくて間違えたので、ある意味OKです。もちろんこれも復習が必要ですが、大事なのは、自分が間違えた問題を自信がない、あるいは知らない知識だと判断してレ点のチェックをつけられたことです。 自分の予想どおりの結果だからOKなのです。もう一つの不正解(2)と比べてみましょう。

(2)は自信があって間違いだった、これが一番問題です。つまり自分の中で自信を持って「この知識はこうだ」という思い込みがあるわけです。でもそれが間違っているということは、その思い込みを崩して、新しい知識(あるいは考え方)を入れ直さなければいけません。(5)の、知らなくて新しい知識を入れるのに比べれば、より大変な作業になります。同じ×がついた不正解でも、(2)と(5)はそういう 違いがあります。

結論ですが、重要なのは○×の正解か不正解かではなく、自信を持って答えられるかどうかということです。○であっても(3)は要復習ですし、その復習が必要な(2)(3)(5)の中でも特に(2)は最重要課題です。このように、答え合わせの前に解きながら一問づつチェックをつけることで、見え方ががらりと違ってきます。

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