佐藤:はい、それではですね、次に科目や具体的な対策について、フレッシュな受験生キム君に聞いていきたいと思うんですが、結果、今3科目の内訳とか、点数とか、実態とか、今キム君が何を受けて、どのぐらい取れたとか。
キム:もちろん、オフィシャル的なものはないんで、確か合格者って点数発表されないんでわからないんですけど、大体、自己採点。
佐藤:速報でね。
キム:速報で、いろんな塾と比べた結果として言いますと、英語が英作文と要約を大体普段通りだとして、7割、低めに見積もって7割って考えたときに、マーク問題で、大体78%。
佐藤:すごい。
キム:国語が少し失敗して、69%、8%ぐらいで、世界史がうまくいったのかわからないんですけど、%に直すと、82%。
それぞれ点数に直すと、大体、140点から145点ぐらい。
佐藤:200点中のね。
キム:はい、200点中、って感じになります。
佐藤:英語の話もちょっといろいろ聞きたいんですけど、国語と世界史は、ほぼ独学でやって。
その独学の秘訣っていうか、いわゆる塾行ってないんで、大学受験無理って思う人多いと思うんですけど、そのキム君は独学でやったコツとか意識したこととか、独学の強みっていうものとか、なんかそのへんとかってどうっすか。
キム:まず、国語について言いますと、正直、自分でも最後の最後まで、できたかって言われたら、まあちょっと怪しい部分もある。
特に国語っていうのは、やり方とかが偏っちゃうと、いろんな人が言うと思うんですけど、偏見を持っちゃいけない、文章に対して、文脈以外のことをあてにしてはいけない。
自分の意見をいれちゃいけない、意識するのは重要ですけど、かといって、簡単にできるようなことじゃなくて。
できれば、ちゃんと教えてくれる人に教わるのがいいと思うんですけど、ただまあ、強みとしては、ペースは自分で決められる、ここがダメだからここをいっぱいやろうとか、ここは結構得意だから、飛ばし飛ばしでもいいかなとか、そういったものが自分で合わせられるので、逆に塾とか人に教わると、結構、こう授業に間に合わせなきゃいけないとか、授業でいったことを復習するのが精一杯になるみたいなことがあるんですけど、独学だと、よくも悪くも、それがない。
悪い意味で言うと、見落としがちになる。
それだけはちょっと気を付けなきゃいけない。
佐藤:やりもれがね、あったり、授業でやってるから安心みたいなね。
世界史とかはどうですか。
キム:世界史は、僕は、世界史独学なんですね。
学校で授業が開講されなくて、最初は世界史の専門塾、すごいいいところがあって、行ってたんですけど、それも経済的な理由とかで、英語の塾と世界史、どっち選ぶのってなったときに、僕はENGLISH-X選んで。
その世界史の塾で学んだ内容っていうのは、すごい価値のある授業だったんですけども、大好きです、その塾のこと。
ただ、網羅してなかった、僕自身が、2か月3か月ぐらいしか、在籍してなかったので、あまり、教わらず、世界史受験者が見てればわかると思うんですけど、皆さん、フランス革命ってやると思うんですけど、フランス革命以降が、全部独学で、それ以前は、少し教わってた。
フランス革命の真ん中ちょっと前ぐらいなんで、そっから難しくなるのに、そっから独学っていう。
佐藤:なるほど、なるほど。
そこから全部、本当に独学でやって、英語もこっちに来てもらったときに、最初はね、読解が結構苦しかったり、文法も、意外に、そんな単語も知らないのみたいなのがあったりね、中学レベルの単語とかで、勘違いもしちゃったりもしたときがあったと思うんですけど、本当に、最初は文型をとるみたいな形だけとって、やり方がどうしてもわからなかったような、最初ちょっとね、慣れるまで時間がかかったと思うんですけど。
ここに通ってもらってでもいいですし、自分が英語やってみて、英語の勉強でやっといてよかったこと、劇的に変わったこととか、なんかそのへんとかって、どうですか。
キム:まず自分でやってると気づかないことが多かった。
長文にしても、これ特に多いと思うんですけど、特に中学校のときに、英語が得意だった人で、なんとなくやったのに、英語だけ成績がいい人は、本当気をつけなきゃいけなくて、これ自分のことなんですけど、その中学校の英語は、文法とか単語とかを文型をとれるとか、正確に訳せるとか、そういったきちんとした基礎を磨かずとも、なんとなくで解けちゃう人っているんですよ。
佐藤:単語とかの雰囲気でね。
キム:はい。
雰囲気で解けちゃう人。
感覚とかで、自分もそうで、中学で英語得意って言ってたんですけど、実際に得意なんじゃなくて、ただ、知ってる単語を並べて、パズルが好きだったみたいな、ほんと中途半端なもので、本当に明治しかり、MARCHしかり、特に早稲田とか慶應とかだと、本当に、そういう基礎がきちんとしてなかったり、システム的に、英語を構造的に理解してないと、戦えないんで、本当に、どっかで壁にぶつかって、自分はできないんだって沈没するんですけど。
佐藤:結局、だから、4技能あって、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングっていって、結構バランスもすごい大事で、結構そのあたりとかも、一番どのへんが苦労しました?
キム:一番やっぱり、リーディングが、最後の最後にはきつかったなあって。
佐藤:結局ね、前回やった読み方が、活かしきれなかったりとか、その辺もあって、だいぶ、いっぱい詰めたもんね。
すごく、あれが普通だったら、予備校で解説して、結局1個1個で終わりだったと思うんですけど、1日大体どれぐらい解いたんですか、長文とかは。
キム:多いときだと、長文1個で見ると、早稲田の国際教養の対策の英文を解いたんで、大体800ワード超える長文を、夏休み後半とか、秋とか、1日に5題、6題解いて、慣れさせるじゃないですけど、たくさん読むのって、慣れてないと憂鬱になるんで、だから、無理やりにでもたくさん読むのを慣れさせるっていうのをやってました。
佐藤:とくに形式に合わせてね。
だから本当に教えてて、最終的に早稲田の過去問全部解いちゃって、やることなくなっちゃって、いろんなところから問題ひっぱってきて、でも、意外と、国際教養より簡単な問題なのに、あれみたいなね。
あれ、できてないぞみたいな、不安になった部分とかもね、あったと思うんですけど、今まで一緒にやってきて、一番苦しかった時期っていうのはどのへんですか。
キム:間違いなく、11月。
11月の月覚えました、苦しくて。
何が苦しいって、焦りと、時間がないっていうのを周りに言われる、に加えて、解けないんですよ。
その11月レベルだと、余裕で解けなかったりするんで、もう焦りに焦って、なのに成績のびなくて、どうしようみたいな、それをくりかえしちゃう、特に11月12月。
1月入ると、割り切っちゃうんですけど、割り切れないで11月とかまでは。
そこが1番苦しかったですね。
佐藤:なるほど。
まだまだちょっと、いろいろ聞いてみたいんっすけど、ちょっと、次は、キム君の今後の話とか皆さんのエールとかも、ちょっとお聞きしたいと思いますので、引き続き、ぜひご覧ください。