
「英検準二級のライティングが不安!」
そんなあなたのため、当記事では英検準二級のライティングで使える表現をご紹介します。
また、攻略のコツもご紹介しますので、これを読むだけで英検準二級ライティングの対策はばっちりです!
当記事は、目黒の英語塾ENGLISH-Xにて実際に英検準二級の指導に当たっており、TOEICで935点を獲得した鎌田が解説します。
英検準二級ライティングでお悩みの方は、ぜひ本記事をご一読ください!
※この記事は約5分で読むことが出来ます。
Contents
英検準二級のライティング、どれくらいの比重なの?
英検準二級ではリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの各技能に英検CSEスコア(国際的な英語の共通尺度、英検の採点にも用いられるようになった)が均等に割り振られています。
そのため、ライティングは全体の配点の1/4を占めることになります。
出題数1問に対して4分の1の比重があるので、ライティングで確実に得点することが合格への大きなカギとなります。
ちなみに、ライティングは4つの観点から、各4点満点の16点で採点されています。
その4観点は、
- 内容(課題に答えられているか)
- 構成(流れが論理的であるか)
- 語彙(正しい語彙を使えているか)
- 文法(文法のミスがないか、また様々な種類の文法を使えているか)
です。
どのような観点から採点されているのかを把握し、確実に得点できるようにしましょう。
英検準二級ライティング、実際の出題例
それでは実際に準二級ライティングの問題を見てみましょう。
(出典:©︎公益財団法人 日本英語検定協会)
問題のポイントとしては
- 理由を2つ挙げること
- 50~60語の範囲で回答を作成すること
が挙げられます。
論理的に正しい回答を作成することが出来ていても、これらが出来ていないと大きく点数を落とす、もしくは採点対象外となる場合がありますので注意しましょう。
英検準二級ライティング攻略には「型」を抑えよ!
英検準二級のライティングは上記にもある通り、50語~60語の範囲内での回答が求められています。
一見、たくさんの英文を作らないといけないように思われるかもしれませんが、これから紹介する「型」をマスターすれば、1から作文する文章を4文だけにすることが可能です。
どのようにそれが可能なのか、上記の解答例を参考にしながら解説していきたいと思います。
まず、上記の解答例を構造化するとこのようになります。
問題: Do you think students should take part in club activities at school?
第1文:自分の立場を表明 ”I think that students should take part in club activities.”
↓
第2文:"I have two reasons (for that)."
↓
第3文:理由 ① “First, students can make friends.”
↓
第4文:理由①を補強する文 “For example, I met many nice people when I joined the art club.”
↓
第5文:理由② “Second, they can become healthier.”
↓
第6文:理由②を補強する文 “If they join a sports team, they will exercise every day.”
↓
第7文:改めて自分の立場を再主張 “That is why I think they should join club activities.”
基本的に英検準二級ライティングの模範解答はこの構造で書かれています。
この構造を用いて英作文をすることで論理的な文が作成しやすくなるほか、文字数も調節しやすくなっています。
是非あなたもこの「型」を覚えて、楽に高得点を獲得しましょう。
英検準二級ライティング、満点解答作成のコツ!
満点解答を簡単に作成するためのコツを以下にまとめました!
以下を参考にしていただければ簡単にライティングを攻略できますので、ぜひ参考にしてみてください!
問題文の丸写しで3/7文を埋めよう!
ここで最初に着目したいポイントは、初めの第1文と終わりの第7文です。
これらの文、実は「問題文のくり返し」になっています。
問題: Do you think students should take part in club activities at school?
第1文:I think that students should take part in club activities.
第7文:That is why I think they should join club activities.
マーカー部分が、形が少し違うだけで、同じ単語を用い、まったく同じ内容を指していることにお気づきでしょうか?
コツ:「書き出しと終わりの文は出だしの形を変えて問題文を丸写し!」
これを覚えておきましょう。
また、第2文はほぼ必ずと言っていいほど“I have two reasons (for that).”という文を使っておけば大丈夫です。これはそのまま覚えてしまいましょう。
このように、問題文の丸写しと定型文を組み合わせるだけで3/7を書くことが出来ます。
あとは理由の文、理由を補強する文を書くことが出来れば準二級ライティングの攻略は完了です。
これらの文章は自分で内容を考えないといけないので、周りと大きく差がつくところでもあります。
しかし、心配は無用です。これから紹介するコツを抑えて、周りと差がつく答案を作成しましょう。
理由の文から考える!
英検準二級のライティングでは、2択の問題が出題されます。
例えばこの問題、「あなたは学生がクラブ活動に参加すべきだと思いますか。」
に想定される回答は
Yes→参加すべきだと思う
No→参加しなくてもいいと思う
の2択になります。
これら2つの選択肢はどちらも絶対的なものではありませんので、どちらの立場をとっても満点を獲得することが可能です。
そこでコツ「理由の文から考える」を活かすことが出来ます。
このコツ、言いたいことはつまり「書きやすい文章がある方の立場をとろう!」ということです。
もし、自分の立場が賛成でも反対意見の方が書きやすい、と思ったらそちらの立場になって書くことを意識しましょう。
しかし、「そもそもどちらも書きづらいんだけど!」という時もあると思います。
そんなときは、次のコツも参考にしてみてください!
書ける文章になるまでパラフレーズ!
パラフレーズとは、単語や文章を同意の表現に変換していくことです。
例えば、「部活動を通じて友人関係を気づくことが出来る」という理由を考え付いたとします。
しかし、この文を英作文するのは難しいですよね。
そこで「パラフレーズ」の出番です。
言いたいことは崩さず、なるべく簡単な表現に変えることが出来る部分を探してみましょう。
すると→「部活動で友達を作ることが出来る」となります。
これならすぐ英作文できそうですね!
このように言いたいことは変えず、単語をよりシンプルなものにしていくことがパラフレーズです。
英作文に行き詰った際はぜひこのテクニックを応用してみてください。
覚えて損なし!英検準二級ライティングで使える表現一覧
英検準二級ライティングで使える表現をまとめました!
一見少ないようですが、恒常的に使用される表現はこれだけで、あとは多少の英作文、問題文の写しで対応することが出来ます。
英検準二級を受験する前に、下記の使える表現だけ覚えてサクッと満点を取ってしまいましょう!
I think that~ | 「私は~だと思う。」(自身の立場・考えを表明したいとき) |
First, / Firstly, | 「(まず)第1に」(理由を提示する際) |
Second, / Secondly, | 「第2に」(理由2つ目を提示する際) |
There is(are)~ | 「~がある」 |
For example, | 「例えば」(具体例) |
Therefore, | 「それゆえ」(再主張) |
For these reasons, | 「これらの理由から」(再主張) |
That is why~ | 「それが~の理由です」(再主張) |
ライティング上達のためには「添削」をうけよう!
ここまで、英検準二級ライティングを攻略するためのコツをご紹介してきました。
これらのコツを参考に作文してみたら、「添削」を受けることが大切です。
自分が納得いく作文をすることが出来ても、第三者目線からその英文を読んでもらうと間違いが見つかることが多々ありますので、身近で英語を得意とする方に添削してもらうことをお勧めします。
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