
「入試や大学で英語を使わないと、どんなデメリットがある?」
「英語が苦手だから大学入試で使いたくない…」
「でも使わないのも不安…」
こんなお悩みや疑問を解消します!
英語の試験がない大学入試や、非英語系の学部は確かに存在します。英語を使わないとなれば学習負担が減るので、魅力的な選択に感じる人もいるかもしれません。しかし、その選択が大きな制約となる可能性も…。
本記事は英語専門塾であるENGLISH-Xが、英語を学習するすべての学生のために、英語を使わない入試や進学のデメリット、後悔しないための対応策を解説します。ぜひ最後まで読んで、進路決定の参考にしてください。
※7分ほどで読めます
英語を使わない大学受験とは?
現行の入試制度では、多くの受験生にとって「英語の受験は当たり前という」感覚となっていますが、確かに英語を使わない入試も存在します。まずは、どんな状況の大学受験で英語を使わないケースがあるのかをサクッとチェックしていきましょう。
英語力を重視しない入試方式
昨今の入試制度は多様化しており、英語力を大きく評価しない入試方式も生まれてきました。これは英語の点数のような学力とは異なる軸で学生を選別することで、よりアドミッション・ポリシー(求める学生像)に沿った人材を入学させられるという考えに基づいています。
たとえば英語力を重視しない入試方式の代表例には、以下のようなものが挙げられます。
- 総合型選抜(AO入試)
- 一部の推薦入試
上記の入試方式は、学力以外の魅力を評価する傾向にあります。主に課外活動(部活やボランティア、なにかの受賞歴など)や今後の学びへの意欲を評価の軸にするため、入学試験の際に英語のみならず学力試験の実施がないケースも。
入学者の選考は、事前に提出を求められる書類と面接・小論文・実技などで行われます。総合型選抜(AO入試)のなかで学力試験を課すケースもありますが、他の入試方式と比べて英語を使わない大学入試になる可能性は、非常に高くなるでしょう。
以下の記事では、早慶MARCHの英語の配点を学部別に一覧形式でまとめていますので、気になる方は必ず見ておきましょう!
英語を受験科目としない大学・学部・学科
英語を受験科目に指定していない大学・学部・学科を受験するときは、英語を入試で使わないこともあるでしょう。大学の授業や研究で英語論文を使わないケースなど、専門性が国内に偏っている学部(国文学、法学、教育学など)では、高い英語力を求めない場合もあります。
英語を受験科目に指定していない国公立大学や有名大学の例をいくつか挙げると、以下のような大学があります。
- 高知工科大学 システム工学群/情報学群(前期,B方式)
- 長野大学 社会福祉学部(中期)/環境ツーリズム学部(前期・中期)
- 慶應義塾大学 総合政策学部/環境情報学部
- 法政大学 文学部日本文学科
上記の大学では、英語を必ずしも受験する必要はありません。ただし年度によって、受験科目は変更となるケースもあるため、受験を検討する場合は必ず最新の入試要項を見て確認してください。
英語を使わない入試・大学進学のデメリット5選
ここでは、英語を使わない大学受験や進学後のデメリットを5つに分けて解説します。
1.志望校・学部の選択肢が大幅に減る
大学受験において英語を使わないことを決めると、志願できる大学や学部の選択肢が大幅に減るというデメリットがあります。国公立・私立ともに英語は受験必須の科目となっており、入試における配点も比較的高く設定してあるケースが大半だからです。
また近年は「共通テスト」や「大学の独自試験」の結果ではなく、英語4技能の力を英検などの外部試験のスコアで評価する仕組みも、多くの大学で積極的に導入し始めています。
つまり安易に「英語が苦手だから…」という気持ちで、受験を避けたり学習をやめたりすると進路選択の幅がかなり狭まってしまうでしょう。最悪の場合、受験はできても現実的に通学することが考えられず、進学の機会を失う可能性も考えられます。
2.入試における競争が激化する
英語を使わない受験枠の数(定員)は、基本的に多くありません。そのため受験者が集中すると入試の倍率が高くなり、競争が激しくなる可能性もあります。
また英語の学習負担が少ないということは、他の科目や評価基準で高いレベルを示す必要があります。結果的に合格に必要な得点は高くなり、英語以外の科目では失敗できない入試になるでしょう。
3.大学での学びが限定される
英語を使わない選択をすると、大学入試だけではなく、大学進学後の学びにも影響があります。なぜなら世界の最新情報や研究は、英語によって発信されるからです。
- 英語が理解できない
- 英語の情報にアクセスしない
上記のような状況になると、集められる情報の量や質に差が出ます。つまり学術研究の幅が狭まるため、大学でなにかを深く学びたいと考える人には、機会損失のデメリットが発生してしまうでしょう。
また英語で行われる講義が受けにくくなるだけでなく、国際交流や留学プログラムを希望する場合にも不利な状況に陥る可能性が高くなります。
4.卒業後のキャリア形成に響く
受験や大学進学後に英語を使わない選択をして、英語の学習を辞めてしまうと、卒業後のキャリア形成に響く可能性もあります。就職活動や入社後に英語力をアピールできないからです。
たとえば英検やTOEICのスコアがないと、外資系企業への入社や社内の国際部門への配属・異動においては非常に不利になります。職業選択の幅が狭くなるだけでなく、就職した先の会社での仕事の幅や昇進にも影響があるといえるでしょう。
また、たとえ有効な資格を持っていたり優良なスコアを保持していたりしても、実務レベルで使える準備も必要です。キャリアに海外赴任などを想定するなら、継続的に学習を続けておくべきでしょう。
5.学び直しの学習コストが高い
大学受験の際や進学後に英語を使わない選択をすると、もし社会人になって必要になったときに学び直す学習コストが高くなってしまいます。継続的に学び続けてきた人や一定レベルまで過去に学習してきた人と、過去の学びが足りていない人では、再学習にも差が出るからです。
仕事と並行して学習するのは、想像以上に大変です。時間を確保すること自体が難しく、学生のときと比べて体力が落ちるため集中が続かないことも…。また費用も、それなりに負担することになるでしょう。
入試や大学で英語を使わないデメリットへの対応策3選
本記事では、英語を使わないデメリットを解説していますが、入試や大学で英語を使わないことが絶対に悪であるとは限りません。進学を希望する大学が、たまたま受験科目に指定していなかったり、英語以外を重視していたりするケースもあるからです。
しかし、もしかすると英語を積極的に使わないことに負い目を感じてしまう方もいるかもしれません。よって、こちらでは英語を使わない選択をすることになった方に向けて、デメリットへの対応策をお伝えいたしますので、ぜひ参考にしてください。
1.最低限の英語学習は続ける
もしも受験や進学で英語を使わない選択をしても、最低限の英語学習を続ければ、本記事でお伝えしているデメリットを小さくできるでしょう。学習の優先度はどうしても下がるでしょうが、意識次第で学習は誰でも続けられます。
たとえば高校生なら、授業を活用しましょう。一般的な進学校の授業であれば、基礎から高校卒業レベル程度の英語力が身につきます。
多くの学校では、受験前になると授業でも共通テストの過去問や問題集に取り組む機会があるはずなので、そういった時間を活用しましょう。自ら勉強時間をわざわざ確保したくない人ほど、授業で多くのことを学ぶ姿勢が大事です。
2.大学入学後に英語力を伸ばす
受験で英語を使わない選択をした人でも、大学進学後に英語を学ぶことは可能です。進学後のほうが時間の余裕もありますし、語学系の授業は進級や卒業に必要な単位取得の対象になりやすいため、積極的に学ぶ機会も持てるはずです。
たとえば大学進学後には授業以外でも、以下のような方法で英語力を伸ばせます。
- 英語資格の取得
- アプリ学習
- オンライン英会話
- 英語系サークルへの参加
- 留学生との交流
高校時代に英語が苦手だった人も、学習をリスタートして、周りに追いつき・追い抜くチャンスです。大学進学前より学びの自由度も高くなるので、授業やそれ以外の時間で成長の機会を見いだせるでしょう。
3.英語以外の強みを際立たせる
どうしても英語が苦手で勉強するモチベーションが上がらないという方や、物理的・学習カリキュラム的に、英語を学ぶ機会が取りづらいという方もいるかもしれません。そのような方には、英語以外の強みを際立たせることでデメリットを打ち消すという選択もあります。
専門的な知識・スキルの習得に努めたり、難関資格を取得したりして、自分の市場価値を高めることが重要です。スポーツや音楽・芸能などで全国有数のレベルに達すれば、国内でも十分に活躍の場が持てるはずですし、進学や就職、その先のキャリアも拓けてくるでしょう。
世界に挑戦する機会があれば、そこで英語の必要性を感じ、学習モチベーションも高まるかもしれません。またあくまで希望なのですが、テクノロジーの発展が英語力不足を補ってくれる時代が来ることも考えられます。(もちろん自ら英語を活用する力があるのが、理想です。)
英語を使わないデメリットを踏まえて大学・進路を定めよう!
英語を使わない受験・大学進学は、短期的な負担を減らせますが、長期的には将来の選択肢を狭めるリスクをはらんでいます。進路は「今の楽さ」だけでなく「将来の可能性」を基準に考えましょう。
また、たまたま受験や進学先で英語を使わなくなる人も、自分のペースで学習を継続できる道を残しておくことが将来の自由度を守るカギです。英語と他の専門分野の掛け合わせは、他の人と差別化できる「あなたの強み」になるはずなので、進学後も学習を継続しましょう。
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