【大学受験英語】英作文対策のための勉強法やコツを解説!

「大学受験の英語学習で英作文の得点が思ったように伸びない・・・」

 

「そもそも英作文ってどんな対策をすればいいの?」

 

こんな悩みを持っていませんか?

 

英作文は英語学習の中でも、応用問題なので、戸惑う方も多いかと思います。

 

そんな方のために、この記事では、旧帝国大学を現役で合格した筆者が英作文の勉強法コツについて丁寧に解説します。

 

英作文は苦手な方が多く、しっかりと対策をすれば、周囲と差をつけることができますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

※この記事は約5分で読むことができます。

 

英作文の種類

英作文は「和文英訳」と「自由英作文」の2種類に分けられます。

 

和文英訳とは与えられた日本語の文章を英訳する問題です。

 

和文英訳では単語やイディオムなどのボキャブラリーや、正確に英訳するための文法力が求められます。

 

自由英作文は、与えられたテーマに対して、自分の考えや意見を英語で自由に回答する問題です。

 

自分の知っている英語表現をうまく使いこなす応用力に加えて、文章構成力も必要となってきます。

 

このように一口に英作文と言っても、傾向の違う2つの問題があるので、それぞれ適した対策をとる必要があります。

 

この記事では、それぞれの勉強法や対策について、丁寧に解説していきます。

 

和文英訳・自由英作文に共通する勉強法

まずそれぞれの勉強法の解説の前に、共通して取り組むべきことが以下の2点ありますので、ご紹介します。

 

勉強にとりかかる前に、しっかりと読んでおきましょう。

 

最低限の基礎を身に付ける

冒頭でも言った通り、英作文は応用問題なので、単語やイディオムなどの最低限の基礎知識が必要となります。

 

英語の基礎力が無い状態で取り組むと挫折の原因になりかねないので、しっかりと基礎を固めたうえで取り組むようにしましょう。

 

詳しい英文法の勉強法に関してはこちらの記事でも解説していますので、ぜひ読んでみてください!

過去問で演習する

英作文は問題演習での実践が一番の勉強になります。

 

英作文は、記述式の問題なので、2次試験用の対策です。

 

したがって受験する大学の過去問で、問題演習をするのが1番効果的と言えます。

 

大学によって、出題形式(和文英訳・自由英作文)や、問題の傾向が異なるため、過去問で受験する大学の傾向を把握しておきましょう。

 

和文英訳の勉強法

つぎに和文英訳の勉強法について解説します。

 

ポイントは以下の3点です。

 

1. パラフレーズする

まずは問題文が与えられたら、そのまま英訳しようとするのではなく、より簡単な日本語にできないかを考えましょう。

 

例えば与えられた問題文の中に「不老不死」という単語があったとします。

 

これをそのまま英訳すると「Immortality」となりますが、かなり難しい単語なので、あまり覚えている方は少ないと思います。

 

この単語が分からなくても、「不老不死」を「老いもせず、死にもしないこと」と和文和訳すると、「Not being old and not dying」と書き換えることができます。

 

このように難しい単語や表現をいかに自分が使えるフレーズに落とし込めるかが重要なポイントになります。

 

2. 和文の構造を把握する

与えられた和文を正確に英訳するには、和文の構造をしっかりと把握することが重要です。

 

具体的には、和文の主語と述語の関係や、動詞の目的語や修飾語はどのように、どんな単語にかかっているかを意識します。

 

例えば、「良い人との出会いが人生を豊かにする」という和文の構造を分解すると、主語と述語は、「出会い(主語)が~豊かにする(述語)」となります。

 

主語と述語の骨格を把握したら、述語(動詞)の目的語を考えます。「豊かにする」にかかっているのは「人生」なので、動詞の目的語は人生であることが分かりますね。

 

それを意識して英訳すると、「Meeting good people can enrich your life.」となります。

 

まずは今回のように短い和文から構造把握の練習をして、慣れてきたらどんどん長くしていくのがおすすめです。

 

3. 簡単な表現で英訳する

英作文は難解な表現の方が高得点を取れると思ってしまう方も多いですが、実はそんなことはありません。

 

簡単な表現でも、文法的に正しかったり、意味がきちんと通じていたりする英文の方が高得点をとることができます。

 

いかに高度な表現をするかではなく、いかに間違いのない英文にするかということを意識して英訳するようにしましょう。

 

自由英作文の勉強法

つぎに自由英作文の勉強法について解説します。

 

ポイントは以下の2点です。

 

1. 過去問で出題されるテーマの傾向を把握

自由英作文は大学ごとに出題傾向が異なるので、事前にどのような問題が出題されるかを確認しておきましょう。

 

そもそも自由英作文が出題されないのに、自由英作文の勉強をしてしまうと時間の無駄になってしまうので、過去問の分析は重要です。

 

なお一般的には「社会問題に対する意見」「日常生活に関わる考え」の2テーマに大別されます。

 

社会問題に対する意見については、「訪日外国人の数を増やすために何をすべきか。(広島大学)」、「テレビゲームをオリンピック種目にすべきか。(早稲田大学)」などがあります。

 

日常生活に関わる考えについては、「大学生としてのあなたの生活はどのようなものになると思うか。(青山学院大学)」などが挙げられます。

 

最低でも志望する大学がどちらのパターンであるかは把握しておきましょう。

 

2. アウトラインを最初に構成する癖をつける

英作文はいきなり書き始めるのではなく、全体の構成を組み立ててから取り組むようにしましょう。

 

おすすめは、「序論・本論・結論」の構成です。

 

序論では、テーマに対する自分の主張や問題提起を書きます。

 

導入にあたる部分なので、どんな内容なのかを端的に書くようにしましょう。

 

本論では序論で述べた主張について、その理由や具体例を交えながら深堀していきます。

 

論理的なつながりがあることを意識して書くと読みやすい文章になるので、おすすめです。

 

最後に結論では、主張の再提示や問題に対する解決策などを書きます。

 

このような構成にすることで分かりやすい文章にすることができるので、ぜひ意識してみてください。

英作文で高得点を取るためのコツ

英作文で高得点をとるためには以下2点を意識しましょう。

 

1. 簡単な表現を用いる

英作文は高度な語彙や表現を評価するのではなく、正しい英語でコミュニケーションを取るための能力を評価します。

 

ですので、なるべく間違いの少ない簡単な表現を用いるようにしましょう。

 

「難しい表現を使わななくては・・・」と気負わず、自分が知っている表現をどのように応用するかということを意識してみてください。

 

2. 英作文は減点法であるということを意識する

英作文の多くの採点方式は減点法です。

 

したがって書けば書くほど良いというものではなく、以下にミスを少なくするかということが重要になってきます。

 

これまでに紹介した和文和訳などのテクニックを駆使して、なるべくシンプルでミスの少ない表現にすることを意識しましょう。

 

英作文はプロに添削してもらおう!

英作文は明確な答えがないので、慣れないうちはきちんと身に付いているかを把握することが難しいです。

 

ですので、まずは英語の得意な友人など身近な方に添削してもらいましょう。

 

目黒の英語塾ENGLISH-Xでは英作文対策も実施しており、「周りに添削してくれる方がいない・・・」という方にはおすすめです。

 

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