対策必須!マンチェスター大学への具体的な進学方法の総まとめ

 

マンチェスター大学は、イギリスの都市マンチェスターにある国立総合大学です。多くのノーベル賞受賞者を輩出することでも知られています。

 

ヨーロッパでも指折りのIT施設、400万冊以上の書籍を保有する図書館など設備も充実したマンチェスター大学で、高い知識を学びたいと考える学生は多く、「マンチェスター大学で専門的な知識を深めたい」「広いキャンパスで充実した毎日を送りたい」と、世界中からたくさんの留学生が希望しています。

 

しかし、世界でも屈指の名門校として知られるマンチェスター大学への進学は容易ではありません。「英語の知識がどれくらい必要か知りたい」「どんな進学が自分に向いているかわからない」と悩むこともあるでしょう。

 

今回は、目黒の英語専門塾ENGLISH-Xがマンチェスター大学に進学したいと考える学生の悩みや疑問を解決するために製作しました。マンチェスター大学に進学するための基礎知識や必要な英語力、出願の手順についてお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。

 

マンチェスター大学概要

マンチェスター大学は、イギリス北西部にある都市マンチェスターにある総合大学です。豊かな産業遺産を誇り、都会的な建物が並びます。マンチェスター大学は、約3万8,000人の学生(うち留学生が約9,000人)と約1万人のスタッフを抱えるイギリス最大級の大学です。

 

卓越した教育と研究で知られるマンチェスター大学の学費と奨学金、学部、出願の流れについてみていきましょう。

 

学費と奨学金

 

マンチェスター大学の学費は、コースによって異なります。

1£=203.82円(2024年6月30日)

コース名

英ポンド

ファウンデーション

£19,565~£24,595

学士課程

£20,000~£26,000

修士課程

£20,500~£32,000

MBA

£45,000

英語コース

£1,820~£4,550

 

マンチェスター大学には、さまざまな奨学金システムがあります。

 

企業スポンサー奨学金は、先着で入学後に必ずもらえる奨学金です。奨学金付きの出願フォームを利用した全員に、コース運営による奨学金とは別に、スポンサー企業による留学応援奨学金として支給されます。入学の確定時期、アンバサダー活動によって、奨学金の額が変わります。1年間奨学金事務局のアンバサダー活動をすると、最大額のスポンサー奨学金を受け取れます。

 

Manchester Humanities International Excellence Scholarshipは、成績優秀な留学生に向けた奨学金です受講するプログラムによって、10~20%の授業料割引を受けられます。

 

奨学金の内容や金額、申請条件は年度によって異なるため、詳しくは大学の公式サイトで確認しましょう。

 

学部

マンチェスター大学の学士過程には、芸術、経営学、社会科学と法律、教育、医歯薬学及び看護学、理工学、生物学の7つの学部と20以上の学科があります。また、修士課程には、芸術、社会科学と法律、教育と科学、工学と医学の4つの過程に分かれます。

 

出願の流れ

マンチェスター大学に進学する際は、イギリスの大学の共通出願システムであるUCAS (Universities and Colleges Admissions Service) を利用しましょう。UCASを利用すれば、出願に必要な書類を毎年最大5つの大学に一斉にオンラインで送信することが可能です。

 

 なお、マンチェスター大学では、オンライン出願に対応しています。日本から出願する場合は、必要書類を全てデジタルデータ化して(スキャンしたPDFを含む)、日本出願窓口beo(ビーイーオー)まで送付しましょう。

 

必要な書類は以下のとおりです。

 

・英語のスコア(IELTS/TOEFLなど) 

・成績証明書(英文) 

・卒業(見込み)証明書(英文) 

・志望動機書(Personal Statement) 

・推薦状(推薦者の署名が記載されたヘッドレター付きのもの) 

・パスポートとビザのコピー(すでに取得済みの場合) 

 

マンチェスター大学への進学準備コース

 

日本からマンチェスター大学に進学する場合、日本の高校生がイギリスの大学に進学する場合、教育制度の違いから進学準備コースを修了する必要があります日本で英語や専門知識を学んでから大学や大学院に進学するコースを選ぶと、以下のメリットが得られます。

 

・一定の成績で修了することでマンチェスター大学をはじめとするイギリス大学学士課程へ進学できる

・日本国内で受講可能

・滞在費や生活費のコストがかからない

・「日本人特有の弱点」にフォーカスしたカリキュラムで受講できる

・進学に「IELTS」のスコアが不要

 

進学準備コース|日本で準備

進学準備コースでは、日本の高校を卒業した後、日本で受講できる大学留学準備コースを受講します。進学準備コースでは、英語や専門学の基礎、ITやアカデミックスキル、イギリス社会と文化などを9か月で学びます

 

大学院進学準備コース|日本で準備

大学院進学準備コースは、マンチェスター大学の大学院コースに進学を希望しているものの、英語に自信がない人に向けたコースで、大学進学準備コースと同じく9か月のタームで英語や専門分野の知識などを身に着けつけられます

 

 

マンチェスター大学の進学要件

マンチェスター大学に進学するために必要な英語力は課程やコースごとに異なります。

 

学士課程

IELTS 6.0以上(各セクションで5.5以上)

修士課程 

IELTS 6.0以上(各セクションで5.5以上)

学部短期留学

IELTS 6.0以上(各セクションで5.0以上) 

大学準備コース

IELTS 5.5以上

 

なお、マンチェスター大学は、全ての学部でIBを使って出願をすることができます。ここでは、合格の基準となるIBスコアを解説します。

 

合格の目安となるIBスコア

IBスコアとは、International Baccalaurete の略称で、 「世界共通に定められた教育カリキュラム」のことです。必要なIBスコアは、学部によって異なりますが35+ほどと他のトップ校と比べてもあまり高くありません。

マンチェスター大学では、例年、合格の目安となるIBスコアを公式サイトで公開しています。進学をしたい学部名をクリックすると、「Entry Requiremets」の欄に、「Typical International Baccalaureate offer」が表示されます。

マンチェスター大学のファウンデーションコース

獲得したIBやIELTSの結果が、マンチェスター大学出願時の目安スコアに達していない場合、1年間のファウンデーションコースで学ぶことで、マンチェスター大学への進学資格が得られます

希望する学部のIBスコアが足りない場合、ファウンデーションコースを経由して希望の学部に進学する方法もあります。

 

進学要件と出願時期

進学条件は、以下のとおりです。

 

・IELTS(UKVI)IELTS 5.5

・TOEFL 72点

・GPA(出願最低値) 5段階4.0以上

 

マンチェスター大学は1期:9月下旬-1月下旬、2期:2月上旬-6月上旬の2期制です。出願は、9月上旬から6月にかけて行います。たとえば、2025年9月入学の場合は、2024年9月からの出願が可能です。高校3年時の2学期と3学期の成績は、後ほど提出する必要があるため、合格後に成績が下がらないように気をつけましょう。

 

まとめ

日本からマンチェスター大学に進学する場合、直接受験する以外にも、日本で英語や専門知識を学んでから大学や大学院に進学する方法もあります。いずれにせよ、マンチェスター大学の高いレベルの講義を理解し、学友と議論するためには高い英語力が求められます。

 

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