「世界屈指の名門大学でもあるケンブリッジ大学に入りたい」
「ケンブリッジ大学で学びたいけど、どうすれば進学できるのか知りたい」
上記のような悩みを抱えていませんか?
世界で最古の大学の一つケンブリッジ大学は、日本のみならず世界中から多くの学生が集まる名門大学です。学生の11%以上が海外(EU圏外)から留学し、65カ国以上の留学生が学んでいます。
本記事は、目黒の英語専門塾ENGLISH-Xが、ケンブリッジ大学に進学したいと考える学生のために製作しました。ケンブリッジ大学に進学するための基礎知識や必要な英語力、進学するための手順についてお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。
Contents
ケンブリッジ大学の特徴
イギリス、ケンブリッジにあるケンブリッジ大学は、1209年に設立された世界で最古の大学の一つです。
英語圏では、オックスフォード大学と共に「オックスブリッジ」としてイギリス最高峰の大学として並び称されています。
学費や学部など、ケンブリッジ大学の特徴を見ていきましょう。
学費と奨学金
ケンブリッジ大学の学費は、年間で24,507~37,293ポンドかかります。1ポンド192円(令和6年3月21日現在)のため、日本円に換算すると、約470〜717万円ほど必要です。
ケンブリッジ大学には、さまざまな奨学金制度があり、なかには、日本からの留学生も使えるものもあります。
4 年間の学費や生活費をカバーしてくれる柳井正財団海外奨学金や、大学独自のスカラシップ制度など、奨学金の種類は豊富です。奨学金を受ける条件は、成績や家庭の経済状況などさまざまなので、条件を確認しておきましょう。
なお、平均の奨学金は1年間で20,400ポンド(約390万円)です。
学部
ケンブリッジ大学には、以下の学部があります。
・建築学・美術史学部
・アジア・中東学部
・古典学部
・神学部
・英語学部
・近代・中世言語学部
・音楽学部
・哲学部
・人間・社会・政治科学部
・経済学部
・教育学部
・史学部
・法学部
・生物学部
・地球科学・地理学部
・数学部
・物理学・化学部
・経営学部
ロケーション
ケンブリッジ大学は、ロンドンから約100Km、ケンブリッジシャーの州都ケンブリッジ市にあります。自然も多く、カレッジが立ち並ぶケム川沿いの風景の美しさから、多くの観光客が訪れるエリアでもあります。
ケンブリッジ大学へ進学する際に知っておくべき情報
ケンブリッジ大学に進学したいと考えたら、まずは出願するために必要な情報や注意点を確認しておきましょう。
出願時期
日本からケンブリッジ大学へ進学したいなら、9月1日から10月15日までに出願を済ませましょう。
一般的に、イギリスの大学に出願する場合、9月1日から翌年6月30日までが出願期間です。
しかし、ケンブリッジ大学においては、一般の大学よりも期間が短いです。
ケンブリッジ大学の合格率
ケンブリッジ大学の合格率は、年度や学部によって違いはありますが、おおむね20~30%ほどで推移しています。
最難関といわれる哲学部でも、10%程度の合格率があるため、合格率が5%といわれるハーバード大学やスタンフォード大学と比べると、合格率は高いといえるでしょう。
出願から合否発表までの流れ
イギリスの大学は出願から合格発表まで数か月かかるのが一般的で、ケンブリッジ大学も例外ではありません。
出願から合格発表までは以下の流れです。
1.9月1日から10月15日までに必要書類を添えて、University and College Admission Service (UCAS)と呼ばれる出願ポータルを通して、オンラインで出願する
必要書類は、以下の通りです。
・高校卒業証明書
・高校最終成績書
・英語力証明書(IELTS/TOEFL®テスト等)※イギリスではIELTSが一般的
・推薦状
・志望動機書 (Personal Statement)
あわせて、1コースの場合で22ポンド(約4,200円)、複数のコースの場合で26.50ポンド(約5,000円)の出願料を払います。
2.UCAS上で、入学審査の結果を確認しましょう。
結果の種類は以下の通りです。
・無条件オファー(Unconditional Offers):条件なしで合格できる(入学確定)
・条件付きオファー(Conditional Offers):要件(通常は試験結果)を満たすことを条件にした合格
・不合格(Unsuccessful)
受け取ったオファーに対しては、UCASを通じて返答をします。
ファウンデーションコースからの進学ができない
ファウンデーションコースとは、イギリスの大学やカレッジにおいて開講されている約1年間のコースで、大学の授業レベルについていける英語力や学習スキルを身につける目的があります。
ファウンデーションコースで、英語力や知識を身につけたいと考える人もいるでしょう。しかし、ケンブリッジ大学には、ファウンデーションコースがありません。
ファウンデーションコースに合格して、そのまま大学へ進学することはできないため、進学へのハードルは高くなると考えておきましょう。
面接で専門的な討論をする必要がある
ケンブリッジ大学では、入学審査の過程で、2人の面接官との面接が2回あります。
この面接で、5人に1人が落とされるといわれています。
また、面接では、学力のほかにどれくらいポテンシャルがあるかを見られています。面接では、アカデミックなトピックに対し、面接官と意見を交わし合います。
質問が進むにつれ、専門的な知識も問われ、質問の難易度が高まるため、柔軟性や深い知識が求められるでしょう。
英語で論理的に自分の考えを述べる練習を重ねましょう。
ケンブリッジ大学進学に必要とされる英語力
世界トップの教育や研究に触れられるケンブリッジ大学では、高度な英語の理解力が必要とされます。
ケンブリッジ大学に進学するために、身に着けておきたい英語力はTOEFLであれば100〜110点、IELTSであれば7.0〜7.5が目安です。
※IELTS(International English Language Testing System)とは、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、およびイギリスを含む英語圏の国に留学、就労、移住を希望する人々の英語力を測定する英語試験です。 |
この数値はあくまでも最低点です。進学後も高い英語力が必要とされるため、合格最低点ギリギリを目指すのではなく、満点を目指して、英語力を高めましょう。
まとめ
ケンブリッジ大学は、世界屈指の名門校で、EU圏のみならず、世界65カ国以上から多くの学生が集まっています。
ケンブリッジ大学に合格するためには、TOEFLは100〜110点、IELTSは7.0〜7.5が必要です。また、入学審査の過程で、2人の面接官との面接が2回あります。面接では、面接官とアカデミックな話題について論理的に意見を述べる必要があるため、英語力や表現力、討論をする力などを身に着けておく必要があります。
そのためにも、1人ひとりに合わせて能力を伸ばせるオーダーメイド授業で、苦手分野の克服や得意分野の磨き上げを行う、英語塾のENGLISH-Xで英語力を高めましょう。
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