【最新版】 慶應大学法学部 英語対策を徹底紹介|レベル別参考書有り

「慶應法学部に入りたい!」

 

「合格するためにはどのような対策が必要なんだろう?」

 

そんなあなたのために当記事では,

 

慶應大学法学部受験のカギとなる慶應法学部英語の対策方法とおすすめ参考書についてご紹介します。

 

今や早稲田にまさるほどの人気大学となった慶應大学。

 

その中でも文系の最難関と言われているのが,慶應大学法学部です。

 

試験の合計点400中,英語は半分の200を占めます。

 

慶應大学法学部の受験を考えている方,合格したい方,慶応大学法学部受験で英語の勉強法に悩んでいる方,ぜひこの記事を参考にして,まわりと差をつけて合格へ一歩近づきましょう!

 

本記事は目黒の英語専門塾ENGLISH-Xが監修し、早稲田大学理工学部を志望する受験生のために、英語の傾向と対策・勉強法を解説します。

 

※この記事は5分で読むことができます。

 

慶応法学部英語 例年の傾向

 

慶應法学部の英語試験はマーク式200点満点 制限時間80分間です。

 

マーク式なのでスペルミスなどを気にしなくてよいのは一つメリットです。

大問は基本的に4つないし5つです。

 

しかし,構成は年によって多少変化があります。

一例としては,

 

・大問1 語彙・発音・文法・アクセント問題

・大問2 会話問題

・大問3 語彙選択問題

・大問4 長文問題

毎年このような順番なわけではないので,頭から解き始めるのではなく,大問すべてに目を通し時間配分を考えることをおすすめします。

 

長文読解に時間を使うために,先にすばやく語彙問題や発音問題を終わらせましょう

 

例年の合格最低点や平均点が気になるところですが,実は法律学科も政治学科も平均点の上下が激しいです。

ほかの科目で半分ほどを得点すると考えると,どんな問題であっても最低56はとれるようにしましょう。

各大問の概要

最新の2023年度の大問構成を一例として,各大問の特徴について解説していきます。

大問1:語彙問題

慶応法学部英語の単語のレベルは高いです。

 

しかし大問1では標準的なレベルの語彙が出てきます。

 

2023年度は,単語同士を組み合わせて意味のとおる言葉を作る形式の問題でした。

 

ひっかけや判断しにくい問題も含まれているので,順番は気にせずわかる問題から解いていきます。

 

語彙問題には時間をかけずにスピーディーにできるところから埋めていくようにしましょう。

大問2:難語の定義

 

大問2では,大問1にくらべ難しい単語が出てきます。

 

2023年度は,長文内の単語の意味に合う説明文を選ぶ形式の問題でした。

 

この形式は慶応法学部英語頻出なので,過去問で慣れておきましょう。

 

受験生が知っているとは思えない難しい単語ばかりなので,いかに意味を推測できるかがカギとなっています。

 

まずは,説明文から単語の品詞を推測し,難語の意味と照らし合わせていきます。

 

説明文の中で知っている単語,わかりやすい単語に下線を引くと,文章を何回もよまなくて良くなります。

 

単語は難しいですが,品詞と意味の推測と消去法で説くことができるので,高得点を狙いましょう。

大問3:会話問題

 

2023年度の大問3は会話文の中の空所を埋めていく形式の問題でした。

 

こちらも,慶應法学部英語に頻出です。

 

まずは,文章全体を一読して,会話の流れや登場人物を把握をしつつ空欄に入りそうな意味を予測します。

 

そして,空欄にもどり,選択肢から当てはまるものを回答していく方法がよいです。

 

会話文には,イディオムや会話表現が多く含まれるので対策が必要です。

大問4:インタビュー問題

 

インタビュー問題は2014年度を最後に慶応法学部英語ではでていなかったのですが,2020年度に復活しました。

 

インタビュー問題では,人物の立場の把握がカギです。重要な部分には読んだときに印をつけて見やすくしておきましょう。

 

インタビュー問題の難易度は年によって大きく変化しますが,難易度が高くても,わかる部分から解き,15分ほどで終わらせるようにしましょう。

 

過去問演習で形式に慣れるよう対策をします。

大問5:長文読解

慶応法学部英語の長文は,豊富な語彙と内容把握能力が問われます。

 

テーマは多岐にわたり,なじみの薄いテーマも多いので,難易度は高いです。

 

長文の語数は700語ほどで専門用語も多く登場するため,すべてを細かく読んでいたら時間が足りません。

 

いかに難しい単語にひるまず,ざっくりと内容を推測・把握できるかにかかっています。

各問題ごとのおすすめ勉強法

 

各問題の特徴に即して,おすすめの勉強法を紹介します。

 

後述のおすすめ参考書と合わせて,慶應法学部英語を攻略していってください。

語彙・発音・アクセント問題

 

慶応法学部 英語の語彙レベルは高いです。

 

他大学レベルの語彙対策だけでは不十分なため,標準レベルの単語帳(システム英単語やターゲット)は一通り終わらせたうえで,一つレベルの高い単語帳(鉄壁,リンダメタリカ,出る順パス)も仕上げる必要があります。

 

単語を覚える際にはアクセント・発音問題に対応できるように,音声を聞き,実際に発音しながらおぼえることが効果的です。

 

時間はかかりますが,音とおもに記憶に定着させることが得点へのカギです。

 

さらに,語彙選択問題に対応するために,長文演習中にわからない語彙の意味を推測することをお勧めします。

 

辞書を使う前に単語の品詞,おおまかな意味を推測し,これを癖づけることで,難語の意味の問題に対応できる力がついていきます。

会話問題

 

会話文対策には,英熟語と定型表現を抑えることがおすすめです。

 

慶応法学部の英語では英熟語を答えさせる問題が頻出です。

 

さらに,会話の定型表現を知っているかどうかも,文脈を理解し問題に答えるうえで重要になってきます。

 

まずはは参考書を使って定型表現と英熟語を覚えたあと,会話文を読む練習をしましょう。

 

会話文は分量のあるものを選び,場面を想像しながら読むことを癖づけましょう。

インタビュー問題

 

こちらも,英熟語,定型表現,高い語彙力の強化で対策していきます。

 

参考書と単語帳を使い表現を一通り網羅したのち,過去問演習を使って形式に慣れていきます。

 

登場人物の立場に注意しながら読み進めていく練習をしましょう。

長文読解問題

長文に関しては,いかに文章をおおまかに理解できるかがカギとなっています。

 

基本的な文法事項は参考書で抑え,単語力も単語帳を使って底上げしましょう。

 

長文読解問題では,さまざまなテーマがでるので,いろいろな分野の長文に慣れておくことが必要です。

 

また,パラグラフごとに設問がでる形式に慣れる必要があります。

 

過去問演習を通していろいろなテーマの長文を読み,形式に慣れる演習をしましょう。

レベル別おすすめ参考書

慶応法学部英語では,

語彙・発音・アクセント・会話・インタビュー・長文問題に対応する単語力・英熟語力・文法語法力・読解力が求められます。

 

それぞれの問題に対応できるよう,レベル別のおすすめ参考書を紹介します。

 

下のレベルから初めてレベルを上げていきましょう。

 

複数選択肢がある場合は自分にあった参考書を選ぶようにしましょう。

<単語力>

 

まずは標準レベルの単語帳を1冊完璧にしましょう。

 

他大学の英語のレベルではこれで十分ですが慶應法学部英語は語彙レベルが高いので発展レベルの単語帳も仕上げると合格へ近づきます。

レベル1

・システム英単語

・ターゲット

・速読英単語必修編

レベル2

・鉄壁

・出る順パス単 準一級ないし一級

・リンダメタリカ

<英熟語力>

 

英熟語をブラッシュアップするために,まずは標準レベルの単語帳に付属の熟語を覚えます。

 

その後,英熟語に特化した熟語帳を一冊勉強しましょう。

熟語帳のおすすめは以下です。

 

・解体英熟語

・システム英熟語

<文法・語法力>

 

文法・語法についても,まず標準レベルを抑え,その後高いレベルの問題集へ移行していきます。レベル1は基礎的な事項の確認です。

 

レベル2は共通テストレベルで,ここがマスターできたら,入試レベルののレベル3へ移行しましょう。

レベル1

・高校英文法をひとつひとつわかりやすく

・入門英文法問題精構

レベル2

Vintage

レベル3

・全解説頻出英文法・語法問題1000

・桐原1000

・ファイナル英文法

 

<長文読解力>

 

基本的な読解からはじめ,だんだんとレベルを上げていくようにしましょう。

 

高校3年生の夏ごろまでには共通テストレベルは抑えられるようにしましょう。

 

最後には過去問で問題演習をし,入試レベルに対応できるようにしていきます。

レベル1

・入門英文解釈の技術70

・入門英文解釈の技術100

・イチから鍛える英語長文300

・イチから鍛える英語長文500

レベル3

・ポラリス1

・ポラリス2

レベル4

・過去問

まとめ

 

今回は 慶応法学部英語の対策方法について紹介しました。

 

慶応法学部では,得点の半分を占める英語をいかに攻略するかが合格をわけます。

 

いかに単語・熟語を覚え語彙問題で点を稼ぐか,難しい読解問題を理解する力をつけ長文問題に対応していくかが合格の決め手となります。

しかし,一人で対応するのは不安ではありませんか?

 

難関大学・高校対策英語専門塾ENGLISH-Xでは,英語専門の熟練講師から直接指導をうけることができます!

 

不安な気持ちを相談し,一緒にカリキュラムを作って自分だけの授業を構成することも可能です。

 

ぜひ,難関大学・高校対策英語専門塾ENGLISH-Xで,実績のある講師陣とともに,単語力・熟語力・文法語法力・読解力をブラッシュアップし,英語を得点源にしていってください。

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