明治大学文学部の英語対策!入試傾向や難易度、勉強法から攻略法まで!

明治大学文学部は、少人数で専門的な分野を深く学べることで人気の学部です。経営学部や法学部などの看板学部と比べると、募集人数も多く文学部は入りやすい印象があります。しかし、合格するためには、英語入試で正答率を上げて合格最低点を上回る必要があります。

「明治大学文学部に合格したい」と考えるものの「英語の試験対策は何をすればいいのか不安」と感じている人に向けて、今回は、明治大学文学部英語試験の対策方法や勉強方法を伝授します。

本記事は目黒の英語専門塾ENGLISH-Xが、明治大学を目指す受験生のために制作しました。対策や勉強法だけでなく、英語が不安な人に向けて、受験に向けて役に立つ情報もお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。

明治大学英語入試の基本情報

ここでは、明治大学文学部の英語の試験の概要についてお伝えします。明治大学は1学年に多くの学生を抱えるマンモス大学です。文学部はなかでも募集人数が多く、例年多くの受験生を集めています。

 

明治大学文学部の合格最低点は他の学部よりも低い傾向がありますが、それでも高い正答率を求められます。そのため、基礎も応用も幅広く得点を得る必要があるでしょう。明治大学文学部に合格するために、最新の情報をチェックしたうえで、英語の問題形式や配点などを把握して点数獲得を目指しましょう。

出題範囲

明治大学文学部の一般入試は、例年2月中旬に実施されます。明治大学文学部の英語入試では、文法・語法や語彙に関する問題が2題、長文読解問題が2題、会話文あるいは読解問題が1題出題されます。語彙力や文法力などの知識や長文の理解力などを幅広く問われる傾向です。

出題形式

明治大学文学部の英語入試では、一般入試では、以下の5つの科目から出題されます。

 

・コミュニケーション英語Ⅰ

・コミュニケーション英語Ⅱ

・コミュニケーション英語Ⅲ

・英語表現Ⅰ

・英語表現Ⅱ

 

共通テストを利用した受験では、リーディングとヒアリングが出題されます。

解答形式

明治大学文学部の英語は選択式と記述問題が出題されます。

試験時間

明治大学文学部の試験時間は、60分間です。60分の試験問題の中で、長文読解の大問を3問解く必要があり、スピード力と読解力が求められます。

明治大学英語試験の出題傾向

明治大学文学部に合格するためには、英語の出題傾向を知ったうえで対策を行う必要があります。明治大学文学部では、例年、文法・語法、語彙といった知識問題のほかに大問が3つ出題される傾向にあります。試験時間に対して問題数が多いため、問題の傾向を知ったうえで対策を行いましょう。

 

明治大学文学部の英語試験で出題される大問は以下の傾向があります。

・1000語程度の長文読解問題が2題

・400語程度の長文読解問題または会話文問題が1題

いずれも長文読解問題になるので、長文問題を重点的に学んでおく必要があります。

 

長文読解が苦手な人は、以下の記事を参考に勉強方法を理解しておきましょう!

英語の長文読解完全対策!苦手を克服する勉強方法5ステップ!

大問1の傾向

大問1では、1,000文字程度の長文読解問題が出題されます。頻出テーマはなく、社会や文学、歴史、エッセイなど幅広いジャンルからまんべんなく出題される傾向にあります。

似た意味の単語を選ぶ問題、空欄補充問題、内容一致問題などが出題されています。

大問2の傾向

大問2も同じく、1000文字程度の長文読解問題が出題されます。こちらもジャンルに偏りはなく、評論や歴史、物語など幅広いジャンルから出題されます。

 

全体の内容理解や、意味を問う問題、正誤問題などの問題が出題されます。英文の難易度は標準的です。しかし、出題されるジャンルによっては、内容をイメージするのが難しいものもあり、多くの英文に触れたり、歴史についての知識を得ておくことも大切です。

大問3の傾向

大問3では、400字程度の会話文あるいは、読解問題が出題されます。会話表現特有のフレーズが出題されることもあるため、会話特有の表現についてもアンテナを張っておくことが大切です。

大問1は難易度が高い

英文のレベルは標準ですが、知識問題はやや難しいレベルで出題されるため、難易度が高いといえるでしょう。英文をスムーズに読める読解力や精読力を身につけたうえで、幅広く知識を蓄えておくことが求められます。

明治大学英語入試の難易度は?

明治大学文学部は例年、3倍から4倍の倍率を誇る人気の学部です。合格最低点は、他の学部と比べて低いとはいえ、英語入試が柔和なわけではありません。ここでは、明治大学文学部の難易度を単語、文法、長文読解の3つに分けて解説します。

単語の難易度

明治大学文学部の英語試験では、文法・語彙問題、長文読解問題いずれも単語の意味を答えたり、同じ意味の単語を選択したりする問題が出題されます。

 

単語力があれば回答できる問題がある一方で、一般的な単語帳には載っておらず前後の意味から単語の意味を推測する必要がある問題も出題されます。単語帳をチェックしておけば、回答できるわけではないことから単語の難易度は高いといえるでしょう。

文法の難易度

明治大学文学部の文法問題は、単語問題と同じく、文法・語彙問題、長文読解問題いずれでも出題されます。文法・語彙問題では熟語、構文、多義語などの慣用表現を問う問題が出題されるため、まんべんなく語彙力を増やすことが合格への第一歩です。

 

また、例年文法・語彙問題は記述式で出題されます。実際にノートなどに単語を書き、正確なスペルを書けるようにしましょう。

長文読解の難易度

先にも述べたように、長文読解では英文のレベルは標準的です。しかし、ジャンルが幅広いうえ、知識問題では記述式の回答を求められる点では、高いレベルが求められるといえるでしょう。

明治大学文学部の英語試験に向けた勉強方法

設問が多く、記述式の問題も出題される傾向にある明治大学文学部の英語入試で高得点を獲得するためには、どのような勉強方法が効果的なのでしょうか。語彙、文法・構文の勉強方法、読解問題の勉強方法の2つにわけてそれぞれご説明します。

語彙、文法・構文の勉強方法

やや難易度の高い知識問題にも回答できるように、すこしレベルの高い単語帳や熟語帳を1冊仕上げておきましょう。標準レベルの単語帳や熟語帳では、出題レベルを網羅できない可能性があります。

 

文学部では、単語の言い換え問題が多く出題されますが、どの単語帳にも掲載されていない単語が出題されることもあります。そのため、文脈から読み取る練習をしましょう。また、派生語を書かせる問題が出題されることもあります。単語帳の派生語までしっかり学習しましょう。

 

明治大学文学部の英語試験で正答率を高めるためには、センターレベル〜私大難関まで対応している旺文社の「英単語ターゲット1900」「英熟語ターゲット1000」がおすすめです。いずれも大学入試に出る順に単語や熟語が並んでいます。見出し語は100単語ごとに区切ってあるので、セクション単位で段階的に学習が可能です。

読解問題の勉強方法

明治大学文学部の長文読解問題では、段落ごとの要旨と、論理展開を正確に理解できているかが問われます。文章を訳せても自分の言葉で説明できないと、本文の論理的な理解ができているとは言えません。

 

段落ごとの要旨を正しく理解しているかを確認するためにも、問題集を解くときは、段落ごとの内容を簡単にメモに書き留める練習を繰り返しましょう。

 

長文読解の問題集を1冊仕上げるなら、日栄社編集所から出ている「英語長文ナビ 標準編・発展編」を選びましょう。難関大学を目指す人に向けて、語彙力や文法・語法の知識、文脈の理解など総合的な力を養うために作られた英語長文問題集です。解説には詳しい図解が載っているので、文構造の理解にも役立つでしょう。

明治大学英語試験攻略のポイント

明治大学文学部に合格するためには、点数が高い英語入試で高い得点を獲得し、合格最低点を上回ることが重要です。明治大学文学部に合格するためには、以下の3つの点に重きを置きましょう。

 

・速読力

・精読力が必要

・英熟語

 

速読力が重要

明治大学文学部の英語試験では、60分の試験時間の間に文法や語彙などの知識問題を2問、長文読解問題を2問、会話文あるいは読解問題を1問回答する必要があります。そのため、速読力をいかに身につけられるかが正答率を上げる重要なポイントとなるでしょう。

 

速読力を上げるためには、速読の土台となる語彙力を増やしておくことが大切です。そのうえで、英文にスラッシュを引いて意味のまとまりを意識するようにしましょう。速読のためには、長文に慣れることも大切です。多くの長文問題に触れましょう。

精読力が必要

速読力と合わせて、明治大学文学部の英語試験では、文章中の単語や文法を理解しながら、じっくり読む精読力も求められます。長文読解では、記述式で内容を問われたり、段階ごとの要旨を説明したりする問いが出されることもあります。

 

精読力を上げるためには、英文の中で意味が分からない単語や文構造をチェックして、不明点をひとつずつ解消する地道な作業が必要です。最初は短めの文章から進めていきましょう。

英熟語を学んでおく

明治大学文学部の英語試験では、例年語彙や英熟語などを問う問題が出題されます。とくに英熟語を問う問題は多いため、英熟語長を1冊完璧にしておきましょう。

長文読解に時間を残しておくためにも単語、熟語を問われる問題に時間をかけずに正答する力が必要です。

まとめ

明治大学文学部の英語入試では、60分で語彙や文法を問われる問題が2問、長文読解問題と会話文があわせて3問出題されるボリューム量が特徴です。明治大学文学部の英語入試で正答率を上げて大学受験に成功するためには、文章を正しく理解するために単語や熟語の知識を増やし精読力や速読力をあげることが必要になるでしょう。

 

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