【一橋の英語対策】自由英作文と内容説明の質を高めて差をつけよ!

「一橋の英語は、どう対策すればいい?」

「英語の成績を、一橋レベルに上げたい!」


一橋大学を目指す受験生の、こんな疑問や要望に応えます。


当記事は、一橋大学を目指す受験生のために、目黒の英語専門塾ENGLISH-Xが監修して制作しました。


一橋英語の攻略に役立つ、傾向や対策・勉強法を解説しています。受験勉強に役立つ内容となっているので、ぜひ最後までお読みください!

※この記事は、5分ほどで読めます。

一橋英語の概要

まずは一橋英語の概要を、サクッと把握しましょう。英語の問題の全体像を掴んでください。

配点・試験時間

一橋大学は、すべての学部で同じ英語の問題を解きます。ただし、学部によって配点が異なるので、あなたが志望する学部の配点をチェックしましょう。

 

  • 商学部:250750
  • 経済学部:260790
  • 法学部:280730
  • 社会学部:280820
  • ソーシャルデータサイエンス学部:230760

 

試験科目は、すべての学部で4科目となっており、いずれも英語の配点が高くなっています。なお、英語の試験時間は120です。

大問構成・解答形式

2021年度以降の入試から、大問構成は3になりました。2020年度は4つ、2019年度までは5つと、近年は変更が見られます。


一方で、出題される設問には一定の方向性が見られるので、求められる力は大きく変わらないでしょう。

 

解答方式は、すべて記述式です。英作文を書いたり記号を選択したり、さまざまなバリエーションがあります。

一橋英語の傾向(時間配分の目安)

ここでは、一橋英語の各大問の傾向に迫っていきます。同時に時間配分の目安もお伝えするので、以下をご覧ください。

 

  • 大問1:長文読解6570分)
  • 大問2:自由英作文2025分)
  • 大問3:リスニング20分)

 

一橋の英語は、わりあい試験時間に余裕があります。しっかり考えながら解いて、510分ほど見直しに使えるように練習をしてください。

大問1:長文読解(6065分)

近年、大問1には、1,500語ほどの超長文が出題されています。英文の語彙レベルは標準的ですが、設問のバリエーションは豊富です。

出題される設問は、文脈を捉える力を問うこともあれば、語彙や文法の力を問うこともあります。長文中の主な設問は、以下のとおりです。

 

  • 下線部和訳
  • 内容説明
  • 空所補充

 

なかでも内容説明は存在感があり、高度な力を要求します。しっかり解けるかで、試験の成否は大きく変わるでしょう。

大問2:自由英作文(25分)

直近の自由英作文は、3つの画像から1つを選んで、その説明を100140語で行う問題です。これまでは毎年異なる形式でしたが、20222023年度は同形式となっています。

 

テーマは異なれど、知識を使いながら、その場の思考力で英文を書く力が求められます。今後も形式が変更される可能性は十分にありますが、求められる力は変わらないでしょう。

大問3:リスニング(20分)

例年、一橋の英語には、リスニングが出題されてきました。直近の3年間(20212023年度)の入試にも出題されているため、傾向はチェックするべきでしょう。

 

ただし、2023年3月29日の一橋大学の発表によると、2025年度(令和7年度)入試からリスニングが廃止されることが決定しています。

 

したがって、2次試験のリスニング対策が必要になるのは、2024年度(令和6年度)入試が最後であることも念頭におきましょう。

リスニングの出題形式は?

AとB2つのパートで構成される流れが続いていますが、出題形式は安定していません

 

従来は、空所部分を書き取れば得点が得られるディクテーション形式の記述問題が出題されてきました。しかし2023年度に関しては、内容一致形式の選択問題のみとなっています。また近年、放送が3回から、2回に変更されています。


放送される英文のレベルは、決して高くありません。共通テストのリスニングで8割得点できるレベルであれば、十分通用するでしょう。

開始時間は、何分後から?

リスニングの試験は、試験開始とともに行われません。リスニングの開始時間は、開始前に試験監督が教えてくれます。


ちなみに過去の入試では、試験開始の30分後、または50分後から放送が流れています。時計で時間を確認し、リスニングの前に設問に目を通すのがおすすめです。

一橋英語の勉強法3選【参考書も紹介】

ここでは、一橋英語を攻略するための勉強法を3つお伝えします。近年の傾向を踏まえて、しっかり準備しましょう。

1. 長文対策

一橋の長文に対応するためには、超長文に慣れること記述の質を上げることが重要です。


1,000語を超える長い長文は、大学入試の中でも珍しく、なかなかヘビーな存在です。経験を積んで、慣れておくことを推奨します。


また内容説明に対する訓練が、とても重要。なぜなら、以下の高度な力を要求するからです。

  • 一橋レベルの語彙力
  • 文構造を捉えて精読する力
  • 自然な日本語で記述する要約力

 

毎年必ず出題されるので、しっかりと対策をして、周囲の受験生に差をつけましょう。長文を解いて、多様な設問に触れるだけでなく、制限字数付きの記述を書く訓練が重要です。


英文の精読力を身につけて、超長文に慣れるのに、おすすめの参考書は以下のとおりです。

 

  • 基礎 英文解釈の技術100(桐原)
  • 英文解釈の技術100(桐原)
  • やっておきたい英語長文5001000(河合)


「長文読解が苦手だ」という受験生は、以下の記事も参考にしてみてください!

 

2. 自由英作文対策

一橋の自由英作文に対応するためには、たくさんの英作文に触れることが重要。自由英作文のテーマは多様で、なにが要求されてもOKな状態を作るのがベストだからです。


英文の型(書き方)は、経験を積まないと身につきません。短い英作文から練習して、語数を増やしましょう。練習におすすめの教材は、以下のとおりです。

 

  • ドラゴン・イングリッシュ基本例文100(講談社)
  • 自由英作文編 英作文のトレーニング(Z会)
  • 大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編(桐原)


また客観的な目で、ミスや表現の誤用を指摘してもらうと、学習効率が高まります。英作文を書いたら、必ず添削を受けてください。


「英作文が、なかなか書けない」という受験生は、次の記事も要チェック!

 

3. リスニング対策

一橋のリスニングで放送される英文のレベルは、それほど高くありません。1つの目安ですが、共通テストレベルの問題で8割以上取れるリスニング力を目指してください。練習におすすめの教材は、以下のとおりです。

 

  • 速読英単語(Z会)
  • 大学入試 リスニングのトレーニング 必修編(Z会)


過去には、ディクテーションができれば正解できる問題が出ています。聞き取った英文の意味はもちろん、スペルまで正しく書く力が重要です。苦手意識の強い人は、英語の動画を利用したり、音読したりして、スキマ時間も活用してください。


リスニングが苦手な方は、ぜひ以下の記事も参考にしてください!

 

【番外編】一橋英語と似ている問題は?

一橋の英語を攻略するトレーニングには、過去問は不可欠です。しかし、もっと練習したい人も多いはず。一橋英語と傾向が似ている問題を探している方には、以下の問題もおすすめです。

 

  • 一橋の英語(後期)
  • 東大の英語
  • 北大の英語
  • 東北大の英語
  • 阪大の英語
  • 慶應文学部の英語


求められる力は、主に旧帝大レベルの英語力です。長い長文と記述で解答する問題があれば、どれもいい練習になるでしょう。


東京大学の英語の傾向については、以下の記事で解説しています。気になる方は、ぜひ参考にしてください。

 

 


超長文の練習をしたい人は、慶應文学部の英語もおすすめ。傾向・対策は、以下の記事で解説しています!

 

一橋は英語で稼げると合格が簡単に!

一橋の英語は、早稲田や慶應の英語よりは簡単です。しかし大学受験の全体の中では、やはりレベルが高く、対策が十分でないと目指すべき得点は取れません。


大学受験に必要な基本的な語彙力や文法力を身につけ、当記事であげたポイントを踏まえて学習を進めましょう。自由英作文や内容説明などの、記述系の設問で差をつけることが重要です。英語で得点を稼げば、入試が非常に有利になります!


目黒の英語専門塾ENGLISH-Xでは自由英作文や記述問題の即時添削が可能!解いた後すぐに、解答の質や改善点が見つかるので、効率よく英語力を鍛えられます。

 

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