
こんにちは。
7月2日に英語検定試験「TOEIC」を運営する国際ビジネスコミュニケーション協会から、センター試験の後継となる大学入学共通テストへのTOEICの参加を取り下げると発表がありました。
こちらについて、当塾佐藤塾長の見解をお聞きしました。
Contents
TOEICが大学入学共通テストへの参加を取り下げることについて
大学入学共通テストからTOEICがなくなることで高校生のデメリットはほとんどありません。
なぜなら、受験勉強と方向性が違いすぎてやる人が少ないです。
大切なのは民間試験の特徴的対策ではなくて、
- 通常の英語力をまず身に付けること
- 早期に大学を決めておくこと
が第一志望合格の近道になります。
今後もいろいろ改変が行われるので、土台として英検二級レベルを高校1、2年の間に取るのが得策かと思います。
大学入学共通テストはどの民間試験を使うのがいいのか
一口に民間試験といっても種類は様々でどれをやればいいかわからない受験生が多いと思います。
それぞれの試験について簡単に明記していきます。
TOEFL、ILETS
これは大学生が海外の大学へ留学するために受ける試験であり、よほど英語が得意で、TOEFL、ILETS専門の対策をしない限り受験しない方が良いです。
早稲田大学国際教養学部AOや慶應大学パール入試のような特別な入試を受けない限り必要ないです。
GTEC、TEAP
導入している高校も多いが問題形式が新しいこともあり、学校の授業と形式が乖離し、難易度の違う問題が羅列され取り組みづらく、点数の幅も広いため、慣れるまでに時間がかかります。
TOEIC
受験生には馴染みのない単語が多く、ビジネス向きで内容そのものも表面的なものが多いです。
一部の大学のAOで利用できることもあるが3ヶ月ほど重点的に学習すれば点数は飛躍的に伸びます。
しかし自分の受けたい大学で採用しているかを見極める必要があります。
英検
受験生はまず英検から取り組むべきです。
できれば高校3年生になるまでに英検二級はとっておき、可能であればその後準一級まで取っておきたいと考えています。
なぜなら、大学入試後も使える知識がふんだんに盛り込まれており、対策もしやすく受験勉強の知識がそのまま活かせる、かなりおすすめの試験だからです。
英語につまづいたり、どの民間試験を受けるか迷ったりしているなら、まず英検二級を早期に取得し、できれば準一級まで取った後ほかの試験に取り組むのが良いです。
ENGLISH-Xでの指導は?
上記を踏まえ、当塾では以下を指導していきます。
- 通常の英語を強化し、しっかり身につける
- 高校1〜2年の間に英検二級を目指す
- 4技能を指導しバランスよく身に付けさせる
- 早期に志望校が定まるようアドバイスする
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