こんにちは。
今回は、慶應大学のAO入試についてお伝えします。
「AO入試を受けてみたい」ぼんやりと「AO入試ってなに…?」と考えている学生の方、ぜひチェックしてくださいね!
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そもそもAO入試って?推薦入試と何が違うの?
AO入試というのは、各大学ごと、そして学部学科ごとのアドミッションポリシーに従い、入学させたい人物像に沿った選考を行い、合格者を決める入試です。
入学させたい人物像が大学ごと、学部学科ごとに異なっているため、合格者を決める選考に関してもそれぞれで異なるということが言えます。
ただ、選考に関してはいずれのケースにおいても面接が重要視されることが多く、面接以外の選考が行われることもありますが、グループディスカッション(集団討論)やグループワークなどの人物試験の範囲内で行われることが多いです。
推薦入試との違いで言えば、大きな違いとしては推薦入試は指定校推薦、公募推薦いずれにせよ学校長が推薦をしてくれないと受けられません。
しかし、AO入試は推薦が必要ないので、自由に受けたいところを受けることができます。
また、推薦入試では面接が実施されることは多いですけど、グループディスカッションやグループワークが実施されるケースは少数派です。
特に指定校推薦においては通常の個別面接のみというケースがほとんどであり、AO入試の方がより多角的に受験生を観察しようという姿勢が見えます。
AO入試の出願の仕方は?いつまでに出願すればいい?
AO入試のスケジュールは、大学ごとに全く異なっており、事前に個別にチェックをしておくことが必要です。
私立大学と国立大学でも違いますが、私立大学は早いところだと6月くらいからスタートし、年内いっぱいまで実施している大学が存在します。
国立大学は9月頃からスタートし、翌年の2月くらいまでは試験を実施している大学が存在します。
実際に選考が始まるのは私立大学は8月前後が多く、国立大学は11月前後です。
そして、合格発表は私立大学は9月以降が多く、国立大学は12月~翌年以降になります。
出願方法としては、まずは願書を手に入れるところからスタートです。
現在では大学のWEBサイトから入手できますし、書店に行くと取り扱っている大学もあります。
そして、調査書などの必要書類をちゃんと用意しますが、必要書類は大学、学部学科ごとに違うので、自分の志望校の学部学科ごとにチェックしないといけません。
そして、受験料を振り込んだら、募集要項をちゃんと細かくチェックしながら、入学志願票を記入していきましょう。
記入したものを郵送すると、後日受験票が家に届きますから、そこまでいけば出願は完了します。
慶應大学のAO入試はどんな感じ?
慶應大学でのAO入試は文学部、法学部、環境情報学部、総合政策学部で実施されています。
試験内容に関しては書類審査がまずありますが、それとは別に人物試験や記述式の試験が用意されています。
人物試験は面接やグループディスカッションで、記述式の試験は論文や論述、資料などを見たうえで回答する試験などがあります。
しかし、全ての学部学科でこれらが課されているわけではなく、学部学科ごと、場合によっては入試方式ごとに試験内容は異なります。
慶應大学のAO入試では、AO入試の定番とも言えるような試験が実施されているものの、他ではあまり見ないような試験も存在します。
一般入試では非常に偏差値の高い大学ですし、どの学部も問題は難しいので、AO入試に関しても決して簡単な試験内容にはなっていないと言えます。
どの大学のAO入試と比べても難易度が高い可能性が高いでしょうから、しっかりと対策をしていくことを忘れないでほしいです。
倍率も非常に高く、例えば法学部に関しては過去に倍率8倍以上を記録したことがあるので、やっぱり人気なのです。
慶應大学の各学部のAO入試は?FIT入試って?
慶應のAO入試、試験としてはどんなものがあるのかチェックしてみましょう。
文学部では論文試験、記述試験が実施されています。
法学部では講義理解力試験、グループディスカッション、自己PR、試料分析、論文試験、面接試験が実施されています。
そして、SFC(環境情報学部、総合政策学部)では面接試験が実施されています。
いずれの学部でも書類審査は共通であり、それ以外の試験は学部ごとに異なっているのが特徴です。
だから、同じ慶應大学ではありますけど、対策は全く別物となります。
学部学科ごとに求めている人物像が異なっているので、こういった試験の違いが生まれるということになるのです。
だから、慶應大学のAO入試を受けるときには学部をまず決める必要があり、そのうえでその学部の試験内容をチェックして、必要な対策をしていきましょう。
ちなみにFIT入試というのは法学部で主に実施されているもので、大学の教員と学生とフィットさせるという意味合いのもと、学科試験が存在しない形態になります。
A方式とB方式に分かれており、A方式が講義理解力試験、グループディスカッション、自己PRで、B方式が資料分析と論文試験、そして面接試験となっています。
AO入試を希望している方、塾長との面談で、対策やアドバイスも可能なので、ぜひ一度当塾で相談をしてみてはいかがでしょうか?