カリフォルニア大学バークレー校は、10大学からなるカリフォルニア大学の旗艦校です。通称“UCバークレー”と呼ばれ、アイビー・リーグと肩を並べるほどの名門大学としても知られています。優秀な学生が多く集まるカリフォルニア大学バークレー校で、学び、知識を得たいと考える生徒も多いでしょう。
「カリフォルニア大学バークレー校では、どんな分野を学べるのかを知りたい」
「カリフォルニア大学バークレー校に合格するために、必要な英語力を知りたい」
今回は、目黒の英語専門塾ENGLISH-Xが、カリフォルニア大学バークレー校に進学したいと考える学生の悩みや疑問を解決するために製作しました。カリフォルニア大学バークレー校に進学するための基礎知識や必要な英語力、出願の手順についてお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。
Contents
カリフォルニア大学バークレー校の概要
難関公立大学の集まりである「パブリック・アイビー」にも数えられるカリフォルニア大学バークレー校は、1868年に設立されました。教育の質や研究の深さから、多くの学生が合格を目指す名門大学としても知られています。カリフォルニア大学バークレー校の学部や学費、出願条件などを見ていきましょう。
カリフォルニア大学バークレー校の立地
カリフォルニア大学バークレー校は、カリフォルニア州バークレー市にあります。地下鉄のバークレー駅から徒歩5分ほど、サンフランシスコ湾を見下ろせる丘陵地帯にあります。キャンパスの広さは、キャンパスの敷地面積は1,232エーカー、東京ドームに換算すると107個分に匹敵します。
カリフォルニア州の中心部であるサンフランシスコまで電車で約25分と、都心へのアクセスもスムーズでありながら敷地内外は、緑豊かな環境です。
カリフォルニア大学バークレー校の学部・学科
カリフォルニア大学バークレー校には、300以上の学部・修士課程があるため、幅広い分野で研究・学びが可能です。
主な学部、学科は以下の通りです。
・コンピュータサイエンス ・経済学 ・細胞生物学 ・英語学 ・心理学 ・分子生物学 ・工学 |
カリフォルニア大学バークレー校の学費目安
カリフォルニア大学バークレー校の学費は、45,822アメリカ合衆国ドル(以下USドル)です。日本円155円(2024年5月18日レート)で、約710万円です。寮費や保険等の諸費用が、25,000USドルほどかかるため(385万円)あわせて、年間で1,000万円ほどかかると考えておきましょう。
なお、留学生・他国出身者向けの奨学金はほとんど用意されていません。奨学金を借りる予定がある場合、渡航前に忘れずに申請をしておきましょう。
民間・公共団体を問わず、無利子返済不要の奨学金も数多く存在します。必要な条件や奨学金の額は、団体によって異なるため、事前に確認しましょう。
カリフォルニア大学バークレー校の出願要件
入学するためには、「英語資格」「成績」「学力証明」の3点を提出する必要があります。日本の学校を卒業すると、出願資格が得られます。
カリフォルニア大学バークレー校の出願時期
カリフォルニア大学バークレー校は、春期、夏期、秋期の3期制です。
・春期:1月上旬-5月上旬 ・夏期:5月上旬-8月上旬 ・秋期:8月下旬-12月下旬 |
出願は、UCバークレーのウェブサイトから行います。オンラインで申し込むことで、手続きは完了します。UCバークレーの出願は、ほとんどの学科が11月30日が締め切りになっています。
カリフォルニア大学バークレー校の合格率
カリフォルニア大学バークレー校の合格率は、アメリカ国内の学生でも18%前後、留学生はさらに低くなり、9~10%ほどです。2021年の調査では、約3万人の学生数に対して、9万人近い人が出願をし、「出願者数が多い大学ランキング」の上位になりました。
世界トップクラスの授業を受けるために、アメリカ国内だけでなく、アジア圏をはじめ多くの人が、カリフォルニア大学バークレー校を目指していることを示しています。
カリフォルニア大学バークレー校に進学するためのポイント
カリフォルニア大学バークレー校に進学するためには、一定の基準の学力が求められます。しかし、進学は学力のみで判断されるわけではありません。課外活動やボランティア、インターンシップ、GPAなども評価の対象です。また、自分の強みや魅力を多角的にアピールする力が求められます。
難関大学の中でも合格率が低いカリフォルニア大学バークレー校に進学するためのポイントをIELTS・TOEFLのスコア、編入ルート、GPAの3つの点からお伝えします。
IELTS・TOEFLのスコア目安
カリフォルニア大学バークレー校に進学するために必要な、IELTS・TOEFLのスコア目安は以下の通りです。
・IELTS 7.0+ ・TOEFL 90+ |
TOEFLはiBTまたはPBT、IELTSはAcademic moduleのスコアが対象です。カリフォルニア大学バークレー校の基準では、正答率8割がボーダーですが、必要最低点では、進学しても英語で行われる授業についていくことは難しいでしょう。最低点が取れているからと安心するのではなく、満点に近い点数を狙いましょう。
編入ルートが入学しやすい!
先ほどの繰り返しになりますが、カリフォルニア大学バークレー校は、アメリカの大学のなかでも出願者数が多く、合格率は低い傾向です。とくに、留学生の合格率は10%前後と低く、合格を勝ち取ることは、容易な道ではないでしょう。
カリフォルニア大学バークレー校に進学したい人におすすめのルートが、コミュニティ・カレッジからの編入です。一般的に、州立大学は、同じ州のコミュニティ・カレッジとつながりが強く、変額率も高めです。カリフォルニア大学バークレー校も例外ではありません。
カリフォルニア州立のコミュニティカレッジで2年間学ぶと、カリフォルニア大学バークレー校への編入の権利が与えられます。の基礎的な学習を経た後、カリフォルニア大学バークレー校への編入を目指すという方法です。カリフォルニア大学バークレー校に編入している州立のコミュニティカレッジの一例は以下の通りです。
・ディアブロバレーカレッジ(Diablo Valley College) ・デアンザカレッジ(De Anza College) ・カレッジ・オブ・マリン(College of Marin) |
アメリカの教育を受けながら、カリフォルニア大学バークレー校の編入学を目指せるルートも視野に入れておくことをおすすめします。
ただし、編入を認められるためには、コミュニティカレッジでの良い成績と、高い英語力が必要です。コミュニティカレッジに進む場合も、英語力を高めて学習に取り組みましょう。
良いGPAを取る
GPAとは、「Grade Point Average」の頭文字を略した言葉で、欧米の高校や大学などで使われている成績評価の指標です。カリフォルニア大学バークレー校に進学するためには、GPA3.0以上(最高4.0)が必要です。 GPAが3.0未満の場合、カリフォルニア大学バークレー校では審査のため追加の出願書類が求められる場合があります。ただし、3.0以上あれば進学できるというわけではありません。
2021年に入学した学生の平均GPAは3.86-4.00でした。日本でいえば、オール5に近い成績をとっていたことになります。最低の基準を満たしているからと安心するのではなく、優秀な成績を維持することを心がけましょう。
カリフォルニア大学バークレー校に進学するには総合的な英語力が必要
カリフォルニア大学バークレー校には、300以上の学部、学科があり、広大な敷地で幅広い学問を学べる魅力があります。アメリカ国内のみならず、ヨーロッパ、アジア圏から多くの学生が質の高い教育や深い研究を学びにきています。
カリフォルニア大学バークレー校には、進学準備を指すファウンデーションコースは設けられていません。ハイレベルな授業に遅れを取らないためにも、IELTS・TOEFLともに、高いスコアを維持したうえで、更なる英語力の向上を目指しましょう。
英語力を高めて、カリフォルニア大学バークレー校への進学を目指すなら、1人ひとりに合わせて能力を伸ばせるオーダーメイド授業で、苦手分野の克服や得意分野の磨き上げを行う、英語塾のENGLISH-Xをご利用ください。
カリフォルニア大学バークレー校をはじめ、海外の大学に精通した先輩が、どんな疑問にも答え、全力でサポートします!