早稲田大学の英語全学部網羅解説|対策は早めに!


「早稲田大学の入試英語はどのくらいの難易度なんだろう?」

「早稲田大学○○学部の英語はどんな傾向があるの?」

本記事ではこのような疑問を持つ受験生の悩みを解決します!

本記事は目黒の英語専門塾ENGLISH-Xで生徒として学び、早稲田大学先進理工学部に合格し、東大に入学した現役で生徒の指導をしている安積が、早稲田大学の英語の内容を知っておきたい受験生に向けて制作しました。

※この記事は、4分で読むことができます。

 

早稲田大学 入試英語の設問まとめ

以下の表で、早稲田大学の英語試験の学部別設問を紹介しています!

 

設問   学部

政治経済学部

法学部

教育学部

商学部

社会科学部

国際教養学部

長文読解

文法

×

×

英作文

×

×

×

和訳

×

×

×

×

リスニング

×

×

×

×

×

×

その他

×

×

×

和文英訳△

和訳

要約

 

設問    学部

文学部

文化構想学部

理工学部

人間科学部

スポーツ科学部

長文読解

文法

×

×

×

英作文

×

×

×

×

×

和訳

×

×

×

×

×

リスニング

×

×

×

×

×

その他

要約、会話文

要約、会話文

語彙

×

×

 

この表から読み取れるのは、全学部で長文読解がメインになっているのがわかります!

また、時間制限が厳しい学部もあるので、精読力だけではなく、速読力も問われるところが難しい点の一つです。

早稲田大学学部別英語 紹介

以下で、早稲田大学の英語を学部別に紹介していきます。

 

政治経済学部

一般的な入試方法は以下の2つです。

・大学入試共通テスト利用入学試験

・一般選抜

 

大学入試共通テスト利用入学試験については、東大を第一志望とする受験生が900点満点中9割以上の成績で勝負を挑んで来る(2024年度まで)ことから、難易度はかなり高いです。

2025年度からは、共通テスト800点満点で決まります。
点数配分は、英語200点、国語200点、数学200点、地歴・公民100点、理科100点、情報100※地歴・公民100点、理科100点、情報100点から二科目選択

 

一般選抜については、共通テスト必須科目3科目(英語LR合計25点、国語25点、数学一科目25点)と選択科目1科目(地歴・公民、理科、数学、情報25点)の合計100点と学部独自試験100点の合計点で合否が決まります。

 

学部独自試験に関しては、長文以外に英作文があり、この英作文で他の受験生と差をつけていきたいです。

早稲田大学政治経済学部の英語対策は以下の記事で詳しく紹介しています。

 

法学部

一般的な入試方法は以下の2つです。

・大学入試共通テスト利用入学試験

・一般選抜

 

大学入試共通テスト利用入学試験については、政治経済学部同様にかなり高いです。

 

2025年度からの変更の指示はありませんので、2024年度までと同じ傾向だと考えられます。

点数配分は、英語200点、国語200点、数学100点、地歴・公民100点、理科100点、選択科目100 点の800点満点で決まります。

 

一般選抜の点数配分は、英語60点、国語50点、地歴公民・数学(どちらか一つ)40点(※数学を選ぶ場合、共通テストの成績を統計的に圧縮して換算)の150点満点で合否が決まります。

この点数配分を見たら分かる通り、英語の比率がかなり高く、重要度が高いことがわかります。

早稲田大学法学部の英語対策は以下の記事で詳しく紹介しています。

 

教育学部

一般的な入試方法は以下の4つです。

・大学入試共通テスト利用入学試験(C方式、D方式)

・一般選抜(A方式、B方式)

 

まず、C方式について、共通テスト(5教科78科目。900点満点を90点換算します。)と学科別による個別試験150点の合計240点満点で合否が決まります。

 

次に、D方式について、共通テスト(英語200点、数学200点、理科200点を各々30点に圧縮)と個別試験150点の合計240点満点で合否が決まります。

 

次に、A方式(文系)について、個別試験(英語50点、地理歴史50点、国語50点)の合計150点で合否が決まります。

最後にB方式について、個別試験(英語50点、理科50点、数学50点)の合計150点で合否が決まります。

 

全ての試験で英語が課されていることがわかり、非常に重要な科目であることが明白です。

 

早稲田大学政治経済学部の英語対策は以下の記事で詳しく紹介しています。

 

商学部

一般的な入試方法は以下の2つです。

・一般選抜(地歴・公民型、数学型)

 

2025年度から英語4技能利用型入試は廃止されました

 

一般選抜について、地歴・公民型の場合は、英語80点、国語60点、地歴・公民60点の200点満点で合否が決まります。 数学型の場合は、英語60点、国語60点、数学60点の180点満点で合否が決まります。

 

上の点数配分から分かるように地歴・公民型は特に英語の比率が重く、重要であることが明白です。

 

また、英語の平均点が40点前後であるためにここで他の受験生と差をつけて、大きなアドバンテージを取りましょう。

 

早稲田大学商学部の英語対策は以下の記事で詳しく紹介しています。

 

社会科学部

一般的な入試方法は以下の2つです。

・大学入試共通テスト利用入学試験

・一般選抜

 

大学入試共通テスト利用入学試験については、英語125点、国語・理科・数学・地歴公民各々100点、選択科目100点の合計625点満点で合否が決まります。

 

一般選抜については、2025年度から変更があり、共通テスト(英語40点、国語40点、地歴公民・数学・理科のうち140点)と個別試験(英語60点、総合問題・数学のうち160点)の合計240点満点で合否が決まります。

 

社会学部の英語は長文の分量が多く、語彙のレベルも高いので、速読力や語彙力が主に問われます。これらの能力は短期間でも飛躍的に成長できるので、対策をしっかりしていきましょう。

 

早稲田大学商学部の英語対策は以下の記事で詳しく紹介しています。

 

国際教養学部

一般的な入試方法は以下の2つです。

AO入試

・一般選抜

 

AO入試については、出願時期も他の受験よりも早く、試験内容は「Critical Writing」のみになります。


Critical Writing」とは、与えられた資料を読み込み、分析した上で、自分の意見を記述する試験です。

 

一般選抜については、共通テスト(国語50(必須)、数学、地歴・公民、理科、情報のうち1つ50)と個別試験(英語100)の合計350点満点で合否が決まります。

 

個別試験の英語100 のうち20点は大学が指定する英語資格によって得点が変わります。国際教養学部を志望する学生は、受験生のうちに英語民間資格を取得しておきましょう。(英検準1級がおすすめです。)

 

個別試験の英語は長文読解がほとんどで、分量かなり多い上に内容一致問題が多く出ます。これを対処するためには多くの経験を踏む必要があります。しかし、うやむやに経験を積むのではなく、コツを学んだ上で積むことが重要です。

早稲田大学国際教養学部の英語対策は以下の記事で詳しく紹介しています。

 

文学部

一般的な入試方法は以下の3つです。

・一般選抜

・英語4技能テスト利用方式

・共通テスト利用方式

 

一般選抜については、個別試験(英語75点、国語75点、地歴50点)200点満点で合否が決まります。

 

英語4技能テスト利用方式については、TEAPTEAP CBTIELTSAcademic)、実用英語技能検定(英検)、TOEFL iBT、ケンブリッジ英語検定、GTEC CBTの何れかにおいて上記の基準点以上の者について、国語75点と地歴50点の合計点により判定します。

 

共通テスト利用方式については、共通テスト(地歴・公民、数学、理科のうち150点)と個別試験(英語75点、国語75点)の合計200点満点で合否が決まります。

 

文学部も他の教科と比べて英語の比率がかなり重いことから、かなりの重要度が伺えます。

 

個別試験の英語に関しては、空性補充、内容把握、文挿入、空所補充、要約などの多種多様な設問なので、対策必須です!

 

早稲田大学文学部の英語対策は以下の記事で詳しく紹介しています。

 

文化構想学部

入試方法、点数配分については、文学部と同じなので、そちらを参照ください!

 

早稲田大学文化構想学部の英語対策は以下の記事で詳しく紹介しています。

 

理工学部

一般的な入試方法は以下の1つです。

・一般選抜

 

一般選抜については、個別試験(英語120点、数学120点、理科120点)合計360点満点で合否が決まります。

 

理工学部の英語は他の大学、学部と比べてレベル、内容もかなり異質なものとなっている。レベルでいうと、長文読解内に出てくる語彙の難易度がかなり高いです。内容でいうと、ある単語の意味と最初のスペルからその単語を推測するという問題も出ます。

早稲田大学理工学部の英語対策は以下の記事で詳しく紹介しています。

 

人間科学部

一般的な入試方法は以下の3つです。

・共通テスト利用方式

・一般選抜(文系形式、理系形式)

 

共通テスト利用方式については、共通テスト(国語20点、地歴・公民20点、数学(I A II B40点、理科20点、英語40点)と個別試験(数学360点)の合計500点満点で合否が決まります。

 

一般選抜(文系形式)については、個別試験(英語50点、国語50点、地歴・数学のうち150点)の合計150点満点で合否が決まります。

 

一般選抜(理系形式)については、個別試験(英語50点、数学50点、理科50点)の合計150点満点で合否が決まります。

 

人間科学部は早稲田大学の中でも比較的難易度は低い学部ですが、侮ってはいけません。しっかり対策をして演習を積んで合格を掴み取りましょう。

 

早稲田大学人間科学部の英語対策は以下の記事で詳しく紹介しています。

 

スポーツ科学部

一般的な入試方法は以下の1つです。

・共通テスト利用方式

 

共通テスト利用方式について、共通テスト(英語100点、国語100点)と個別試験(小論文50点)の合計250点満点で合否が決まります。

 

スポーツ科学部の英語の試験は共通テストのみだが、全体の4割を占めている科目であるので、しっかり対策をして、満点を狙っていきましょう。

 

早稲田大学スポーツ科学部の英語対策は以下の記事で詳しく紹介しています。

 

まとめ

早稲田大学は、全ての学部で英語の試験を必要としています。そして、その試験は全体の点数配分から見ても、大部分を占めており、かなり重要な科目です。

 

ENGLISH-Xでは、現役で早稲田大学理工学部、教育学部、文学部、国際教養学部など多くの学部に合格した先輩が直接指導します!

 

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