最新版!英検二級要約対策|解答作りの基本・コツを解説【おすすめ参考書あり】
春期講習

「英検二級の要約問題は、どうやって対策すればいい?」

「英検二級のライティングが苦手解答のコツを知りたい!」

こんなお悩みに応えるべく、この記事では英検二級の要約問題の対策について解説します。解答のコツや合格に必要な勉強法をお伝えするので、英検二級を受験する方は必見の内容です。

なお本記事は、英検1級を保有する塾長佐藤が率いる「英語専門塾ENGLISH-X」が監修して制作しています。約7分で読めますので、ぜひ最後までお読みください!

 

自由英作文の対策方法については下記の記事を参考にしましょう!

英検二級の受験者は要約対策をしよう

英検二級の受験者は、4技能のどの分野でもバランスよく得点することが重要です。ここでは、一次試験突破を果たすために重要な「要約」について詳しく見ていきます。

ライティングに要約が追加

2024年度第1回検定から、既存の「意見論述」に加えて「要約」が出題されていますこれにより英作文は2題に増え、リーディングの「文法」や「内容一致」の問題が削除され、問題数が38問から31問に減っています。なお試験時間の変更はありません。

リニューアルの目的は、新たな英語能力観を出題形式に反映するためであり、さらに4技能のバランスを問う形になっています。学習指導要領が表す「思考力、判断力、表現力」が、従来より重視されているとも捉えられるでしょう。

要約のサンプル問題と解答例

要約のサンプル問題と解答例は英検協会の公式サイトで公表されており、出題例は以下のようになっています。

【問題文】

  • 以下の英文を読んで、その内容を英語で要約し、解答欄に記入しなさい。
  • 語数の目安は45語〜55語です。
  • 解答欄の外に書かれたものは採点されません。
  • 解答が英文の要約になっていないと判断された場合は、0点と採点されることがあります。英文をよく読んでから答えてください。

【原文】

When students go to college, some decide to live at home with their parents, and others decide to rent an apartment by themselves. There are other choices, too. These days, some of them choose to share a house with roommates.

What are the reasons for this? Some students have a roommate who is good at math or science and can give advice about homework. Other students have a roommate from abroad and can learn about a foreign language through everyday conversations. Because of this, they have been able to improve their foreign language skills.

On the other hand, some students have a roommate who stays up late at night and watches TV. This can be noisy and make it difficult for others to get enough sleep. Some students have a roommate who rarely helps with cleaning the house. As a result, they have to spend a lot of time cleaning the house by themselves.

【解答例】

These days, some college students share a house with roommates.

By doing this, some students can get help from their roommates with various things, such as math, science, or foreign languages.

However, some students have trouble with their roommates, such as trouble about sleeping times or cleaning the house.

【評価観点】

解答は4つの観点(内容、構成、語彙、文法)で採点されます。
観点ごとに04点の5段階で評価され、「要約」の満点は16点となります。
ライティング技能は既存の「意見論述」と合わせて32点となり、英検CSEスコアの技能ごとの満点は650と変更ありません。

引用元:英検協会公式サイト『2024年度 実用英語技能検定(英検) 問題形式リニューアル(出題例 二級)』より

サンプル問題に掲載されている英文は、3段落構成で約150語程度です。リニューアルの初期なので、受験の結果に応じて微調整される可能性もありますが、当面は同じ形式が続くと予想されます。

英検二級の要約対策と勉強法

ここでは、英検二級で出題される「要約」の対策と解答のコツをお伝えします。基本的な「要約」の力を高めつつ、効率よく解答するテクニックも磨きましょう。

要約のスキルを高めよう

英検二級の要約をマスターするために、まず要約の基本的な解き方を抑えましょう。要約を行う際に大事なポイントは、以下の3点です。

  • 各パラグラフの主張を掴もう
  • 全体の論理展開を捉えよう
  • パラフレーズの力を磨こう

以下で、それぞれのポイントを詳しく解説します。

各パラグラフの主張を掴もう

英文をうまく要約するためには、各パラグラフの要点を掴むことが大事です。各パラグラフの主張を捉えれば、スムーズに要約できるからです。

「英文全体」を木にたとえるなら、パラグラフ毎の「主張」は木の幹にあたり、具体例や補足説明などは木の「枝葉」にあたります。まずは各文を読み、木を形作っている幹の部分を特定しましょう。

要約問題は、本文の主張を正しく伝えるだけでOKです。解答者の主張は、書かないよう気をつけてください。

全体の論理展開を捉えよう

要約を行うときは、原文の論理展開を捉えることが重要。論理展開を把握することで、伝えるべき情報の過不足がない要約が作れるからです。

たとえば逆説の接続詞の後には、本文に欠かせない主張が記載されている可能性が高くなります。またトピックの中心となる主語が変われば、重要な情報が並列的に説明されることもあるでしょう。

論理展開を意識することで、原文を忠実に伝えるのに必要な情報が見つけやすくなります。原文の主張を正確に伝えるために、英文の構成を注視しましょう。

パラフレーズの力を磨こう

パラフレーズの力は、要約に欠かせません。具体的な表現を、総称的・抽象的な表現に言い換えられれば、伝えたいことを簡潔に表現できるからです。

 

英検二級の要約では、原文の約3分の1程度の英文にまとめることが求められます。本文の言葉をそのまま使えば、語数の目安をオーバーしてしまい、解答作りが難航するでしょう。要約のスキルを高めるために、適切に表現できる語彙力も磨きましょう。

解答作りのコツを掴もう

基本的な要約のスキルを高めつつ、英検二級の要約に必要な実践的スキルも磨いていきましょう。

読みながら原文に線を引こう

スムーズに要約を行うためには、与えられた英文をただ読むだけでなく、積極的に作業をしながら読むことが大事です。以下のような部分に、線を引いたり印をつけたりして要約の準備をしましょう。

  • トピックセンテンス(主張になる文)
  • トピックの中心となる名詞
  • ディスコースマーカー

トピックセンテンスの多くは、各パラグラフの最初や最後に見つけられます。また大切な内容を説明する際に使われるディスコースマーカーに注目することで、要点が掴みやすくなるでしょう。なおディスコースマーカーの具体例は、以下のとおり。

逆接

対比

例示

but

while

for example

however

whereas

for instance

yet

meanwhile

such as

although

on the contrary

including

結果

言い換え

追加

in conclusion

in short

besides

consequently

in other words

in addition

as a result

or

moreover

therefore

namely

furthermore

なお上記のディスコースマーカーは、要約を書くときにも使える表現です。原文の構造を再現したり英文をスムーズに書き出したりするために、使える表現の引き出しを持っておきましょう。

与えられた英文を活用しよう

要約が原文の抜粋になるのはダメですが、原文の言葉や流れはそのまま採用しましょう。「言い換え」を減らすことで、解答が作りやすくなるからです。そのまま使うべき言葉は、以下を参考にしてください。

  • 主語
  • 動詞
  • 主語以外の名詞

要約を行うときには修飾語などの詳しい説明部分を削るのが普通ですが、中心となるトピックの主語や動詞は、そのまま使うのがよいでしょう。また語数や具体例を補いたい場合にも、本文中の名詞を利用してください。

 

一方で接続詞は、変えたほうがベターです。たとえば「On the other hand」を「However」などに変えれば、元の論理展開を維持しつつ語数調整ができます。

解答パターンを意識する

解答作りに活かせる英文パターンを持っておくことも、楽に英作文を行うコツです。

 

解答は、基本的に原文の各パラグラフを1文にまとめることで作成できます。多くの場合は3文ほどに要約でき、原文によっても異なりますが、およそ以下の流れで書くことが可能です。

  • 1パラグラフ:メインの主張(トピックの提示)
  • 2パラグラフ:主張の理由・説明(メリットなど)
  • 3パラグラフ:主張の理由・説明(デメリットなど)

1パラグラフは導入になっていて、一般論と主張や事実が記載されています。第23パラグラフは、その主張や事実をより具体的に説明するパートです。このパターンを意識して文を組み立てれば、スムーズに解答が作れるはずです。

記事中ですでに紹介したディスコースマーカー(特に逆説・対比・例示・追加など)を本文の論理展開に合わせて使用したり、書き出しとして使い慣れたフレーズを持っておけば、解答を作る際に迷う時間を省けます。

要約の勉強法とおすすめ教材(参考書・予想問題)

ここでは具体的な教材を交えながら、英検二級の要約の勉強法をお伝えします。

英文の構成を意識して読もう

全体や各パラグラフの主張・話題を意識しながら読解する力は、長文読解のみならず要約にも大いに活かせます。この力を身につけたい方は、ぜひパラグラフ・リーディングを訓練しましょう。

 

おすすめの教材は『パラグラフリーディングのストラテジー(河合)』のシリーズです。アカデミックで論理的な英文に多く触れつつ、パラグラフ・リーディングの基本から実践までが練習できます。

パラフレーズの力を鍛える

要約には、パラフレーズの力が不可欠です。とはいえ日頃から語彙力を高めておかないと、すぐにはパラフレーズの力は身につきません。

まずは今まで使ってきた単語帳・熟語帳の例文や類語表現などに、再注目してみてください。複数の例文や類語表現を覚えれば、パラフレーズの力が身につきます。

特別に教材を買い揃えて、練習する必要はありませんが、英作文や要約の問題に取り組む際に、覚えたフレーズを積極的にアウトプットしましょう。実際に使うことで、英作文のフレーズの引き出しとして定着するはずです。

過去問や予想問題集で練習しよう

二級の受験者は、英検協会公式サイトに掲載されている出題例」やリニューアル後から随時追加される「過去問」を、必ず利用しましょう。

「出題例」や「過去問」だけで満足できない方には7日間完成 英検二級 予想問題ドリル 6訂版 (旺文社)がおすすめです。こちらはリニューアルにも、しっかり対応しています。

上記の教材以外なら、使っている教材の英文や英語で書かれたWebサイトの記事を要約するのもよいでしょう。ChatGPTなどの生成AIに要約させて自らの解答と比較することで、まとめ方や言い換えのコツが学べるかもしれません。

なお書いた要約は、絶対に添削を受けてください。人に実際に見てもらうことで、情報の過不足を指摘してもらえ、よりよい表現が学べます。模範解答と見比べても正しいかわからない人や効率よく実力アップしたい方こそ、添削は不可欠です。

英検二級の要約は対策すれば高得点を目指せる!

英検二級の「要約」は、対策をすれば高得点も狙えます。書いた英文は必ず添削してもらって、解答の精度を高めましょう。要約対策を行えば、英作文だけでなく英文読解の力も鍛えられます。学習を通じて、ぜひ総合力アップを図ってください。

 

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