「英語が苦手なんだけどどうすればいいの?」
「英語が得意になりたい!」
今回はそんな高校生の方必見の、英語の苦手克服法についてご紹介したいと思います!
誰にでも苦手はあるもの。
そんな苦手を克服するためには、「原因分析」と「適切な対処」が重要です!
今回は、慶應義塾大学に現役合格し、目黒の英語塾ENGLISH-Xの講師を務める鎌田が、実体験を交えながら、どうやって苦手を克服していくべきかについてご紹介したいと思います!
どうぞご一読ください!
(この記事は約3分で読むことが出来ます。)
英語が苦手な理由を分析しよう!
苦手を克服する際にまず必要なことは「原因分析」です!
生まれながらに英語が苦手な人はいません。
日本人が日本語を話すことが出来ることと同様、英語を母語とする人は英語を話せるわけです。
では、なぜあなたが英語を苦手と感じているかというと、過去の経験から苦手意識を形成してしまっているからです。
その苦手意識の原因となった、過去の経験を分析することで、苦手克服が可能となります。
「なんとなく英語ができない」という状態が一番危険で、何故できないのかがわからないため苦手克服のための対処をとることが出来ません。
対して「~がダメだから英語ができない」という状態であれば、その苦手な分野に特化して対処することが出来るため、苦手の克服が望めます。
ですから、焦ってやみくもに学習を行うのではなく、冷静に苦手な理由を分析してから戦略的に英語の苦手を克服していきましょう。
私の経験上、英語が苦手な原因として考えられるものの多くは、「単語の学習不足」「文法の学習不足」のいずれかです。
私自身も単語と文法の学習をないがしろにしていたため、伸び悩む時期がありました。
「長文が読めない」という方も、このどちらかが欠落してしまっていることが原因となっている可能性が高いです。
今回はこの二つの分野に特化して、どのように対処していけばよいのか実例を交えながらご紹介します。
英語の苦手への対処法!
単語の学習不足
単語学習のゴールは、単語単体を見て意味を言えるようになることではなく、文章中に出てくる単語の意味を言えることです。
多くの単語学習では、単語に対して日本語訳を答えるという一問一答形式がとられていますが、私は暗記が苦手だったので、この学習法をとっても一時的に覚えられるだけで長期的な記憶になっていないということを感じていました。
そこで私は工夫して単語学習をすることに取り組みました。
具体的には、接頭辞、接尾辞の学習、単語単体ではなく文ごと暗記するなど、単語の周辺情報と一緒に暗記に取り組みました。
また、単語の意味をそのまま暗記するのではなく、単語のイメージをつかむことを意識しました。
これは例えば、”have”という動詞を「持つ」という意味だけで覚えようとするのではなく、「何かを所有している」というイメージを単語と連携させることです。
このように単語を暗記することで、暗記にかかる労力を少なくすることが出来ますし、和訳の際も適した訳を選びやすくなったりしますのでこの方法はおすすめです。
単語学習を苦手と感じているあなたも、自分なりの工夫を加えて、覚えやすい方法を模索してみてください。
文法の学習不足
英文法が苦手な高校生は多いと思います。
日本語と英語の文法は大きく違っており、世界中の言語と比べても日本語と英語の文法の乖離が一番大きいといわれています。
なので、英文法を感覚的に理解することは難しいです。
例えば、日本語は主語をとらなくても意図が通じるのに対し、英語では通例主語が必要だったり、日本語では主語、術語、目的語の位置が入れ替わっても通じるものが多いです。
一方、英語ではそれぞれの順番が明確に定められているなど、日本語的な感覚を捨てることが英文法学習では必要です。
私自身も長文読解の学習ばかりに取り組んでおり、文法の学習をないがしろにしていたせいで、文法には苦手意識を抱いていました。
題集を解き、1問ごとに1つの文法を覚えていくと思うのですが、それだとそれに関連した文法知識と紐づけを行うことが出来ず、体系的に文法の学習を行うことが出来ません。
そこで文法が苦手な方は「1単元ずつ完璧にする」ことを意識してみてください
1つの単元を体系的に学習することで、構造的に文法を理解することが可能になり、記憶にも残りやすくなります。
焦って発展的な英文法の学習に取り組むのではなく、基礎的な内容の学習をしっかりと行い、英文法の土台を築いていきましょう。
英語の苦手克服のためには戦略的に適切な対処をとることが重要!
ここまで、単語・文法学習にフォーカスを当て、戦略的に対処していく方法をご紹介してきました。
私の実例を交えてご紹介をしていきましたが、苦手な分野、それに対する対処は人それぞれです。
客観的に自分の苦手を把握し、適切な対処をとっていくことが重要ですので、一人で悩まず、第三者の助けを求めることも考えてみてください。
目黒の英語専門塾ENGLISH-Xでは、私を含めた経験豊富で多種多様な講師陣が、あなたの苦手克服のための学習をサポートしていきます。