
明治大学の中でも人気が高い政治経済学部に合格したいと考える受験生に、英語の対策方法や勉強方法を伝授します。
本記事は目黒の英語専門塾ENGLISH-Xが、明治大学を目指す受験生のために制作しました。
対策や勉強法だけでなく、英語が不安な人に向けて、受験に向けて役に立つ情報もお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。
Contents
明治大学 政治経済学部の英語入試概要
ここでは、明治大学政治経済学部の英語の試験の概要についてお伝えします。
政治経済学部は入試方式によって異なりますが、例年、倍率の平均が3倍ほどと高い人気を誇ります。
最新の情報をチェックして、政治経済学部の英語の問題形式や配転などを把握して点数獲得を目指しましょう。
解答時間と形式について
明治大学政治経済学部の一般入試は、毎年2月上旬に実施されます。
英語の試験は、60分間で行われます。
出題は、読解問題2題・会話文1題が政治経済学部の傾向です。
配点は入学形式で異なる
明治大学政治経済学部の試験は、大学入学共通テスト利用入学試験と、出願した学部・学科・方式が指定している科目を選択、受験する学部別入学試験の2つに分かれます。
英語の配点は、試験の形式により異なります。各試験形式での配点は以下の通りです。
共通テスト利用入試
形式 |
点数 |
前期3科目方式 |
リーディング150点 リスニング150点 |
前期日程7科目方式 |
リーディング100点 リスニング100点 |
一般
学部別 |
コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現合計150点 |
全学部統一 |
コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現合計150点 |
5つの科目から出題される
政治経済学部の英語は、一般入試では、以下の5つの科目から出題されます。
・コミュニケーション英語Ⅰ
・コミュニケーション英語Ⅱ
・コミュニケーション英語Ⅲ
・英語表現Ⅰ
・英語表現Ⅱ
共通テストを利用した受験では、リーディングとヒアリングが出題されます。
明治大学 政治経済学部の英語入試の傾向
明治大学政治経済学部の英語試験は、選択式と記述式が併用した形で出題されます。
読解文、会話文いずれもどのような問題が出る傾向があるのかを確認しておきましょう。
穴埋め形式の選択問題が多い
読解文、会話文いずれも、設問の選択肢が多いため、前後の文や単語を正確に理解する力が求められます。
基本的な語彙力はもちろんのこと、こまかなニュアンスの違いについても正しい理解が必要です。
設問は内容に関する真偽や説明だけでなく、語句の入れ替えや挿入、語彙変化、和訳など多岐にわたります。
会話形式の長文問題は必至
明治大学政治経済学部の英語試験では、会話形式の長文問題が出題される傾向にあります。
会話問題は、読解文に比べると使われている語彙数は少なめですが、文法や語彙の知識だけでなく文脈から推測して回答する力も求められるので、会話をしっかりと読み解く力が必要です。
会話形式の長文では、会話特有の表現や慣用句などが問われる傾向にあります。
内容を理解するだけでなく、英語表現の知識も求められる内容です。
政治経済の話題は不可欠
明治大学政治経済学部の英語は、社会や文化に関するものが多くなっています。
政治経済の話題に関する興味はもちろんのこと、文化や社会問題にもテーマが言及されることもあります。
単語をいくら知っていても長文が読めるとは限りません。
政治経済や社会問題に関する設問に正しく回答するためには、単語の色々な意味の中から、文脈に沿った意味・訳を選べるかが鍵です。
政治や経済に関する話題に、日ごろからアンテナを張っておきましょう。
明治大学 政治経済学部の英語入試の対策と勉強法
明治大学政治経済学部の英語入試には、以下の3つのポイントがあります。
・単語や熟語はできるだけ多く暗記する
・「読む・理解する」力を身につける
・口語表現も演習問題で学んでおく
政治経済学部の英語で点数を獲得するのに必要な点についてそれぞれ解説します。
単語や熟語はできるだけ多く暗記
明治大学政治経済学部の英語を攻略するには、単語量、熟語量が不可欠です。
読解文の問題では、それぞれ単語数の平均は600〜700語です。読解の途中で詰まらないように、多くの単語や熟語を身につけておきましょう。
単語や熟語の意味を聞かれるものは、知識量で差が出ます。
覚えれば解答できる単語や熟語の問題は、1問も落とさない気持ちで臨めるように、単語や熟語の量はできるだけ増やしましょう。
「読む・理解する」力を身につける
文章中に出てくる単語や熟語は、馴染みのない意味で使われるものもあります。
知らない意味の単語は、前後の文脈から理解する必要があるため、英文を読む、理解する力を身につけて、適切なものを選べるようにしましょう。
明治大学政治経済学部の英語試験は、試験時間が60分と短いのも特徴のひとつです。
大問が3つのため、1つを20分ほどで解答する力や、英文を読んで1回で理解する力が求められます。
政治や経済、社会問題など普段聞きなれない言葉が多いと、読むスピードも理解も遅くなってしまいます。普段から、長文を読んで慣れておくことが大切です。
口語表現も演習問題で学んでおく
明治大学政治経済学部の英語試験は、近年、会話問題が出題される傾向にあるため、会話ならではの口語表現に慣れておきましょう。
会話文の単語数は400字ほどと、読解文と比べると単語数はそれほど多くはありません。
英熟語と英文法を確実に覚えれば点数につながります。
また、会話の流れを追いながら空白を埋める問題が多く出題されるため、口語表現をしっかりと理解しておくと、さらに点数の伸びが期待できます。
演習問題で口語表現に慣れておきましょう。
明治大学 政治経済学部の英語入試の合格ポイント
明治大学政治経済学部試験では、英語の最低合格点は公表されていません。
試験方式によって合格最低点に違いはありますが、政治経済学部では、どの科目も65%は獲得するのが望ましいとされています。
合格を勝ち取るためにも、英語の点数も65%以上、できれば70%以上の獲得を目指しましょう。
点数を獲得するためには、以下の4つのポイントが欠かせません。
・速読力を身に着ける
・過去問の研究をする
・細かな部分の語彙力も高める
・口語的な慣用句対策も怠らない
それぞれのポイントを把握しておきましょう。
速読力を身に着ける
前述したように、明治大学政治経済学部の英語試験は60分と試験時間が短いため、長文を速読するスピード感が不可欠です。
どれだけ理解力があっても読むスピードが遅いと、最後の設問までたどりつけません
長文を読むときは、どれくらいのスピードで読めているのか時間を計って、自分の実力を知っておくことが大切です。
過去問の研究をする
明治大学の英語の試験は、問題の形式に慣れておくことが大切です。
過去問を繰り返しといて出題傾向に慣れておきましょう。
また、過去問を解くときは、時間を計って60分以内にどこまで解けるかの確認が大切です。
細かな部分の語彙力も高める
明治大学の英語は60分と時間が短いため、語彙力が合否に影響する場合もあります。
いくら速読力をあげても文章を正しく理解しなくては、正解にたどりつけません。
説明問題もしくは和訳問題、語形変化、言い換え、空欄穴埋めなど、語彙力を問う問題が出題されるため、本文を丁寧に読み進める力が求められるでしょう。
また、選択式の設問が多くを占めるものの、英文の意味を問われる、記述式の設問もあります。
どんなことが書かれているかを理解してまとめる力を築くことも大切です。
スピード力と合わせて、読解力もあげるための語彙力も高めておきましょう。
口語的な慣用句対策も怠らない
明治大学英語の会話文の問題では、会話表現の知識も求められます。
会話表現に対応できるようにしっかりと対策をしておきましょう。
まとめ
明治大学政治経済学部の英語試験では、読解文2つ、会話文1つの3つの大問が出されます。
60分の試験時間の中で、文章を理解し読み解く力が求められるため、語彙力や単語力、英文を読むスピード、慣用表現の知識など幅広く知識を蓄えておきましょう。
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