「明治大学法学部に合格したい」「英語入試対策は何をすればいいのか不安」。
多くの法曹関係者を輩出している明治大学法学部は、明治大学のなかでも特に難易度が高い学部として知られています。
明治大学法学部に合格したいと考える受験生にとって、英語でいかに高得点を取るかが合格に近づくカギになるでしょう。
今回は、明治大学法学部の英語入試の対策方法や勉強方法を伝授します。
本記事は目黒の英語専門塾ENGLISH-Xが、明治大学を目指す受験生のために制作しました。対策や勉強法だけでなく、英語が不安な人に向けて、受験に向けて役に立つ情報もお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。
Contents
明治大学法学部の英語入試の概要
明治大学法学部の英語入試の概要についてお伝えします。
明治大学の英語入試はどの学部でも高い知識や理解力が求められますが、なかでも難易度が高いのが法学部です。
入試方式によって異なりますが、7割以上の正答率を求められるため、基礎も応用も幅広く得点する必要があります。
明治大学法学部に合格するために、最新の情報をチェックしたうえで、英語の問題形式や配点などを把握して点数獲得を目指しましょう。
配点情報
明治大学法学部の英語入試は、大学入学共通テストを利用する入学試験と、出願した学部・学科・方式が指定している科目を選択、受験する学部別入学試験、全学部統一入学試験の3つに分かれます。
英語の配点は、入試の形式により異なります。
各入学試験形式での配点は以下の通りです。
共通テスト利用入試
形式 |
点数 |
前期3科目方式 |
リーディング150点 リスニング150点 |
前期日程7科目方式 |
リーディング100点 リスニング100点 |
一般
学部別 |
コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現合計150点 |
全学部統一 |
コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現合計100点 |
出題範囲
法学部の英語は、一般入試では、以下の5つの科目から出題されます。
・コミュニケーション英語Ⅰ
・コミュニケーション英語Ⅱ
・コミュニケーション英語Ⅲ
・英語表現Ⅰ
・英語表現Ⅱ
共通テストを利用した受験では、リーディングとヒアリングが出題されます。
出題形式
明治大学法学部の一般入試は、毎年2月上旬から中旬にかけて実施されます。明治大学法学部の英語入試は、全て長文問題形式で出題されます。
近年は、長文読解問題が2〜3問出題される傾向です。
試験時間は入試形式によって異なり、学部別形式では70分、全学部共通では60分です。
解答形式
明治大学法学部の英語入試は選択式と記述問題が出題されます。
分量としては、選択式が6割、記述式が4割です。
大学共通テストを利用した出題形式では、選択式のみで行われます。
明治大学法学部の英語の難易度
明治大学法学部の英語入試問題では、長文読解問題のみが出題されることから、高いレベルの読解力が求められます。
教科書や参考書に載っていないような難問が出されることはほとんどありませんが、本文・設問ともに文章量が多いため、目を通すだけでも時間が必要になるでしょう。
時間配分に気をつけながら、問題を解き進めていく必要がある点では、難易度は高めといえるでしょう。
長文読解の対策については、以下の記事で勉強法を解説しています!
明治大学法学部の英語の出題傾向
明治大学法学部の英語入試は、2018年以降は長文読解問題2題が出題されています。
出題傾向は以下の通りです。
・長文問題形式で出題される
・文章量の長い問題が出題される
・記述問題のレベルが高い
長文問題形式で出題される
明治大学法学部の英語入試は、大問2問構成の長文問題形式で出題されます。
単独で文法を問われる問題は出題されません。
しかし、長文の中で単語の意味を問われたり、言い換えや熟語の補充を求められたりする問題が出題されるので、単語や熟語への知識や理解を深めておきましょう。
文章量の長い問題が出題される
明治大学の英語入試は、どの学部も長文読解のボリュームがかなり多いことで知られていますが、なかでも法学部は2,500語ほどと、群を抜いて単語量が多い特徴があります。
慶応大学や早稲田大学の難関大学に匹敵するボリュームのため、精読力や処理能力が求められます。
記述問題のレベルが高い
明治大学法学部の英語入試では、社会・文化・科学などさまざまなジャンルの読解問題が出題されています。
内容は、抽象的な論説文から具体的なエピソードがあるエッセーまでさまざまです。
長文全体を把握したり、文脈を問われたりする問題よりも、段落ごとの内容理解力、精読力が求められる傾向にあります。
記述問題では、文字数制限つきで内容を説明する問題や、和訳、英訳などが求められるケースもあります。
完全記述式の問題に回答できるように表現力を磨いておく必要があるでしょう。
また、内容説明では、細部まで綿密に読み込まないと解答できない問題もあるため、英語の表現力以外に精読力も問われます。
明治大学法学部の英語の攻略方法
明治大学法学部の英語入試の問題は、かなりの長文が出題されるうえ、精読力や理解力を問われる問題、英語に関する基礎的な知識を求められる問題などが全部で30〜40問出題されます。
明治大学の英語入試では、以下の点を意識しましょう。
・速読能力が求められる
・単語の基礎が重要
・基本的構文は暗記
速読能力が求められる
明治大学法学部の英語入試は、長文読解が2つと大問は少ないものの、語彙数が1,000ほどとかなりのボリュームがあります。
時間に余裕を持って問題を解くために、速読力をあげましょう。
速読能力をあげるには、長文に慣れることが大切です。
多くの文章に触れて、長文を読む能力を養いましょう。
また、ただぼんやりと読み飛ばして終わりでは、速読能力はあがりません。
少し難易度が高いと感じる長文を速読、辞書を使った精読を繰り返しましょう。
単語の基礎が重要
明治大学法学部の英語入試では、長文の中で語彙力を問われる、言い換え問題が15問から20問ほど出題されます。
単語帳を活用して、基本的な単語を身につける必要があるでしょう。
単語の基礎が身についていないと、前後の文章から推測する力を問われる同意表現などの解答に詰まってしまいます。
明治大学法学部の英語に出てくる単語は、基本的な単語帳や教科書に載っているものがほとんどです。
しかし、文章読解では、単語がどの意味で使われているかを理解しながら読み進める力が求められます。
そのため、1つの英単語の意味を広く意識して覚える必要があるでしょう。
単語の暗記が苦手な人は、以下の記事を参考に、単語対策を行いましょう!
基本的構文は暗記
明治大学法学部の英語入試では、分詞構文や倒置、適語選択など語彙力や文法力を問われる問題が出題されます。
解答スピードをあげるためにも、基礎的な文法力を身につけて基本的な構文は暗記しましょう。
時間配分のポイント
明治大学法学部の英語入試は、70分で長文読解問題が2〜3問出題されます。
2018年以降は大問が2問出題される傾向にありますが、大問数が決まっているわけではありません。
英語入試が始まったらすぐに問題数を確認して時間配分を計算する必要があります。
出題数と長文の量をもとに、1つの大問につきどれくらいの時間がかけられるのかを確認しましょう。
まとめ
明治大学のなかでも難易度が高い法学部の英語入試で得点を重ねるためには、長文の速読力と精読力をあげる必要があります。
完全記述問題にも慌てずに対応できるように、単語力や文法力の基礎強化に努め文章を正しく理解できるように心がけましょう。
速読力、精読力だけではなく、まとめる力や言い換える語彙力など幅広い知識や能力が求められます。
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