明治大学情報コミュニケーション学部の英語入試対策と傾向

明治大学情報コミュニケーション学部は。2004年に新設された、明治大学のなかでも新しい学部です。現在、明治大学にのみに置かれている学部のため、情報コミュニケーションを学びたい学生に人気の学部といえるでしょう。情報コミュニケーション学部に合格するためには、英語入試でいかに点数を得るかが大きなポイントです。

「明治大学情報コミュニケーション学部に合格したい」と考えるものの「英語の試験対策は何をすればいいのか不安」と感じている人に向けて、今回は、明治大学情報コミュニケーション学部の英語試験の対策方法や勉強方法を伝授します。

本記事は目黒の英語専門塾ENGLISH-Xが、明治大学を目指す受験生のために制作しました。対策や勉強法だけでなく、英語が不安な人に向けて、受験に向けて役に立つ情報もお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。

明治大学情報コミュニケーション学部英語試験の合格点目安

明治大学では、どの学部も合格最低点を公表しています。

 

2022年度の情報コミュニケーション学部の合格最低点は、300点満点中187点でした。毎年、6割程度の点数が合格最低点のため、確実に合格するためには、全教科の合計で7割の正答率が求められます。

明治大学情報コミュニケーション学部英語試験の出題傾向

明治大学情報コミュニケーション学部の英語試験はどのような出題傾向にあるのでしょうか。

・出題量と時間配分

・大問の変遷

・過去の長文出題テーマ

の3つに分けて、出題傾向を解説します。

出題量と時間配分

明治大学情報コミュニケーション学部の英語試験では、例年大問3題構成で出題されます。大問3問のうち、長文読解が2問、会話文が1問です。

長文読解問題の英文の量は600〜700語・会話文問題は400語程度と分量が多いため、試験時間内で解き切るためには時間配分が求められます。

長文読解が苦手な人は、以下の記事を参考に長文読解の対策を行いましょう!

大問の変遷

明治大学情報コミュニケーションの試験問題は、問題量や難易度、出やすい分野が決まっているため、傾向を知って対策がしやすいといえるでしょう。

直近5年間では、物語や論説文の長文読解が2問、会話問題が1問出題されています。会話文では、会話文欠文補充が出される傾向があります。

過去の長文出題テーマ

大問2問の長文読解問題は、過去5年は物語か論説文が出題されています。

 

物語の長文出題テーマは、1人の人物に焦点をあてた内容の長文が出題されています。論説文では、社会・文化・情報系をテーマにしたものが中心です。

明治大学情報コミュニケーション学部英語試験の概要

明治大学情報コミュニケーション部の英語試験の出題形式や大問の特徴について知っておくことで、試験への対策が立てられたり、受験勉強が進めやすくなったりするでしょう。英語試験の概要は以下の通りです。

出題形式

明治大学情報学部の英語入試の一般入試では、以下の5つの科目から出題されます。

・コミュニケーション英語Ⅰ

・コミュニケーション英語Ⅱ

・コミュニケーション英語Ⅲ

・英語表現Ⅰ

・英語表現Ⅱ

共通テストを利用した受験では、リーディングとヒアリングが出題されます。

解答形式

明治大学情報コミュニケーション学部の英語試験は選択式と記述問題が出題されます。

長文読解の特徴

明治大学情報コミュニケーション学部の英語試験は、例年大問3問のうち2問で長文読解問題が出題されます。それぞれの長文に使われる英文の量は600〜700語ほどです。

ここ数年は、大問のうち1問が物語、もう1問が論説文が出される傾向にあります。いずれも、社会・文化・情報系のテーマを素材にした長文読解問題が出題されるため、社会情勢や文化など幅広く知識を蓄えておく必要があります。

また、設問2は問題文も英語のため、過去問を解き、長文に慣れておきましょう。

会話文の特徴

明治大学情報コミュニケーション学部の英語試験では、大問3問のうち1問が会話文が出題されます。

会話文に使われる英語は、途中が抜けている会話文を補充する会話問題欠文補充問題が出題されます。

明治大学情報コミュニケーション学部英語試験合格のためのポイント

明治大学情報コミュニケーション学部に合格するためには、3科目で7割ほどの正答率が必要です。英語試験で高得点を獲得しておけば、合格が近くなるでしょう。

明治大学情報コミュニケーション学部で高得点を獲得するためのポイントを押さえて合格を目指しましょう。明治大学情報コミュニケーション学部の英語試験のポイントは以下の2点です。

・会話文で得点を狙う

・時間配分が重要

それぞれ詳しく解説します。

会話文で得点を狙う

明治大学情報コミュニケーション学部の会話文は、文章の途中が抜けている会話文を読んで、空欄を埋める欠文補充問題が出題されます。

会話問題は例年5問と問題数が少ないうえ、長文読解問題と比べると設問のレベルも容易なため大問3は満点を狙うつもりで挑みましょう。

時間配分が重要

明治大学情報コミュニケーション学部の英語試験は、60分で長文読解2問、会話文1問が出題されます。

長文読解は、いずれも600〜700語とボリュームがあるため、会話文を10分程度で回答し、それぞれの長文読解問題に25分ほどの時間をかけられるように、時間配分が重要です。実際に過去問を解くときは時間を測って、時間感覚を鍛えましょう。

明治大学情報コミュニケーション学部英語試験合格のための勉強法

英語試験で高得点を狙うことが、明治大学情報コミュニケーション学部の試験に合格する第一歩です。英語試験で高得点を目指すなら、以下の4つの点を心がけましょう。

・速読力が重要

・長文問題に慣れておく

・文法問題は基本を徹底

・会話文は基本に忠実に

速読力が重要

明治大学情報コミュニケーション学部では、単語数が600〜700の長文読解問題を2問、会話文の欠文補充問題1問を60分で回答するスピード力が求められます。時間が限られる中で正確な回答が求められるため、速読力を鍛えておきましょう。

速読力を鍛えるためには、意味のかたまりごとに前から読み進めることが大切です。また、句・節ごとに意味をとらえ、ニュアンスの分かるものは日本語に訳さず読み進める力が求められます。普段から英文を句・節ごとにスラッシュで区切るスラッシュリーディングを心がけて、速読量を鍛えましょう。

長文問題に慣れておく

長文読解問題では、内容把握問題が出題されるため、長文を正しく理解する力が求められます。

政治経済学部のような難解な単語が散見されるわけではありませんが、情報や社会などの問題が出題されるため、単語帳に載っている意味は広く覚えておいて、柔軟な訳が出せるようにしておきましょう。

長文読解の大問にかけられる時間はそれぞれ20分から25分ほどと短いため、普段から長文問題を解いて長文に慣れておくことが大切です。

明治大学情報コミュニケーション学部の英語試験は設問もすべて英語で出題されます。面食らってしまわないように、過去問をしっかりと解いておきましょう。

文法問題は基本を徹底

明治大学情報コミュニケーション学部の英語試験では、文法問題が単独で出題されることはありません。しかし、長文を読解するためには、文法の知識を蓄えておくことが大切です。文法問題は、基本的なインプット教材をしっかりと行い、知識の定着を図りましょう。

基本を徹底的に勉強するなら「頻出英文法・語法問題1000((桐原書店)」で、インプットを行いましょう。大学入試に出題される英文法・語法問題が幅広く網羅されているので、基本から応用まで対応できるでしょう。

会話文は基本に忠実に

会話文の問題は、難解な表現や定型の会話表現が数多く問われるわけではありません。問題の難易度もそれほど高くなく、高得点を狙えるので、会話特有の英文に慣れて基本をしっかりと抑えておきましょう。

会話文に苦手意識がある人は、会話文形式の長文読解問題がある参考書を1冊進めましょう。

おすすめは、「英会話問題のトレーニング」(Z会出版)です。「英会話の決まり文句」で重要な会話表現を網羅したうえで演習に取り組めるので、習得力の判断にも役立ちます。会話特有の表現が網羅されているので、会話問題が苦手な人におすすめです。

まとめ

明治大学情報コミュニケーション学部の英語入試では、長文読解問題が2問、欠文補充の会話問題が1問出題される傾向にあります。設問のレベルが容易な会話問題は短時間での全問正解を目指し、長文読解に時間をかけられるよう意識しましょう。情報コミュニケーション学部の英語試験で高得点を目指すには、長文に慣れつつ、速読力を鍛えることが大切です。

英語塾のENGLISH-Xでは、高校3年間の全文法単元を3ヶ月で身につけられる集中特訓を実施しています。1人ひとりに合わせて能力を伸ばせるオーダーメイド授業で、苦手分野の克服や得意分野の磨き上げが可能です。

あなたが英語の勉強に不安を感じるなら、リスニング対策にも定評がある英語塾のENGLISH-Xにお任せください。

明治大学に現役合格した先輩が、どんな疑問にも答え、全力でサポートします!

 

この記事が気に入ったら
いいねください!

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう