早稲田大学人間科学部の英語対策と勉強法|入試傾向や勉強法を徹底解説!

「早稲田大学人間科学部の英語って、どのように対策したらいい?」

「人間科学部の入試英語の傾向が知りたい!何割とるべき?」

「合格するためには、何が一番大事?」

 

そんな早稲田大学人間科学部を目指す、受験生の疑問に答えます!

 

この記事は、早稲田大学の人間科学部を目指す受験生のために、現在ENGLISH‐Xで講師をしている本多が制作しました。

 

対策や勉強法だけでなく、英語が不安な人に向けて、受験に向けて役に立つ情報もお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。

 

*この記事は、7分ほどで読めます。

 

【早稲田大学人間科学部 基本情報】

早稲田大学人間科学部の入試は、政治経済学部や商学部などに比べると比較的難易度は低い学部です。偏差値は62.5〜 65.0となっています。

 

科目と配点

 

〈文系方式〉

科目

配点

解答時間

外国語

50

90

国語

50

60

地歴または数学

50

60

 

〈理系方式〉

科目

配点

解答時間

外国語

50

90

理科

50

60

数学

50

60

*文系方式と比べると、理系方式の方が難易度が高い

 

実質倍率

 

〈人間科学部の過去3年間の総倍率〉

年度

受験者

合格者

倍率

2022

6,911

1,184

5.8

2021

6,975

1,141

6.1

2020

8,535

1,064

8.0

 

年々倍率は下がっています。

 

合格最低点と英語の平均点

 

年度

平均点

合格最低点(3教科合計)

2022

29.664/50

88.5/150

2021

29.061/50

87.620/150

2020

25.083/50

89.0/150

 

【早稲田大学人間科学部 英語の入試傾向】

人間科学部の英語は、長らく同じ問題構成が続いています。

当日の試験はリーディングのみのマークシート方式です。リスニング・英作文・スピーキングは出題されないためリーディングに特化しましょう。

パッと見解きやすそうに見える問題ですが、実際に解いてみると人間科学部独特の問題形式であるため、早稲田の英語の中でも異色の試験内容と言われています。

 

《大問は全部で3題》

①現代的話題を扱った短文読解8問

②「前置詞」の空欄補充問題

語法の正誤問題

【早稲田大学人間科学部 大問ごとの分析・対策方法】

 

180~280語程度の英文が8種類

この読解は英文の内容に関する設問が3~4題あり、解答は4択の選択式です。(設問はすべて英問英答)

TOEFL・TOEICと似た傾向があるとも言われています。

難しい内容や英単語が出てくることが多く、英単語の注釈もないため単語がわからないと推測がしづらいという難点もあります。

題材は文系のものから理系のものまで幅広く出題されますが、社会科学系のテーマを中心とした時事的な内容が多い傾向にあります。

長文読解と比べて1つ1つ量はすくないが、かなりの量があるため速読能力が必要とされる。

大問2,3の難易度が高いため大問1の正答率で大きな差が生まれてしまうのでしっかりと対策をしましょう!

 

取るに足らない部分の文法知識が求められる難癖のある問題

この空欄補充問題は、短い英文の空欄に「前置詞」を選択する問題です。

前置詞問題の傾向は「前置詞」そのものを問う問題と「熟語内の前置詞」を問う問題の2つに分けることができ、ここ数年では後者の傾向にあります。

熟語の難易度が非常に高く、速熟や解体英熟語などの英熟語帳に掲載されていない熟語が当たり前のように出てきます。

同じ語を何度も使える」や、それとは反対に「何も補う必要がない」という場合もあるため難易度が高いです。そのため消去法なんとなくが通用しないため、正確な文法知識や語彙力が求められます。

問題集を使った勉強では前置詞に注目しながら、熟語・文法問題に取り組むと良いでしょう。

 

人間科学部特有の「誤りを指摘する英文法問題」

この問題は短い英文にA~Dまでの下線が引かれており、誤った表現を含むものを選択するという問題です。

一見、ただ誤りを見つけるだけの問題と思いますが、「誤りがない」というEの選択肢もあるためとても厄介な問題です。こちらも消去法なんとなくの選択が通用しないため、正確な英文法を頭に入れておく必要があります。

もちろん基本問題もあるためそこで点を落とさないようにしましょう!

この問題の対策は過去問をたくさん解き、パターンをつかめるようになると良いでしょう。ここも「前置詞」がポイントとなる問題が多いため、前置詞を重点的に勉強しましょう!

 

【早稲田大学人間科学部の合格を勝ち取るために大事なこと】

 

・読解問題は1題あたり8分を目安に問題を解いていきましょう。特に量が多い大問1が点数の取りどころであるため、時間配分を意識することが大切です。

 大問2,3は先ほども言った通り消去法が使えないため高得点が取りづらいです。実際の合格者も、大問1で点数を稼いで大問2,3では半分程度しかとれていないケースが多いようです。

 それと比べて大問1はひねった問題ではないので、問題の量に対応できれば高得点を狙いやすいです。ここで周りとの差をつけましょう!

 

・そして早稲田の他学部は1000語前後の長文が2~3題出題されるパターンが多いが、人間科学部は250語前後短めの文章8題という珍しいパターンです。よって、段落ごとの意味を把握するよりも様々なテーマの文章に対応する力が求められます。

 テーマは文系理系を問わず幅広いテーマで出題されるため、ジャンルに偏りがないように 対策する必要があります。今までは自然科学系のテーマが多かったが、近年では社会科学系のテーマも出題されているため、それを頭に入れておくといいでしょう。

 難易度が高い単語が出てくることも多いため、そこで混乱しないように固有名詞や専門用語を見分ける練習をする必要もあります。

 

・過去問で勉強するには数に限りがあるため、過去問である程度パターンや傾向が把握出来たら、問題集や形式の似ているTOEICやTOEFLなどの英語技能試験の読解問題で練習すると 良いでしょう。(過去問のやりこみがベストであるため、過去問はすべて解きましょう!)

 

・問題を解くに当たって、設問の要求に忠実に応えることが重要です。そして、前置詞熟語に焦点を当てながら念入りに対策しましょう。

 たくさんの量を解き、問題形式自体に慣れておくことが重要です!

 

【まとめ】

人間科学部は早稲田の他の学部に比べて倍率が低く、挑戦しようと思う受験生も少なくはないでしょう。しかし今まで紹介してきた通り、特有の問題形式であるため、過去問をたくさん解くということがとても大切です。そして「正確な英文法」や「前置詞」を特に重要視しながら勉強していきましょう!

 

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