「電気通信大学の英語の傾向を知りたい!何割取るべき?」
「電気通信大学の英語って、どう対策すればいい?」
電気通信大学を目指す受験生の、こんな疑問に答えます!
電気通信大学の受験生は、理系科目が得意な受験生ばかりです。ということは、合否を分けるポイントになるのは、差がつきやすい英語。
この記事では、そんな電気通信大学の英語を攻略するのに役立つ情報を解説します。電通大を目指す受験生は、ぜひ最後まで読んでください!
※本記事は、目黒の英語専門塾ENGLISH-Xが制作しました。(読了時間は7分ほどです)
Contents
電気通信大学の英語の傾向
まずは、電気通信大学の英語の傾向をチェックしましょう。全体像を把握して、各大問を詳しく見ていきます。
配点と試験時間
個別試験の英語は100点満点で、試験時間は90分です。英語の他に、以下の2科目の受験が必要となり、合計3教科で450点満点の試験となります。
- 数学:200点
- 理科:150点(物理90・化学60)
また高得点者は、前期で最大45名を優先的合格者となります。共通テストの配点が450点に圧縮されることも考慮すると、個別試験を重視する入試といえるでしょう。
出題と解答の形式
電気通信大学の英語には、一定の傾向があります。例年、大問は3つで構成されており、以下のような出題傾向が見られます。
大問 |
出題形式 |
解答形式 |
大問1 |
長文読解 |
マーク式 |
大問2 |
長文読解 |
記述 |
大問3 |
自由英作文 |
記述 |
大問1も大問2も長文読解ではありますが、前者は4択のマーク式で、後者は要約の記述式です。また大問3は、英問英答の自由英作文になっています。
以下で、各大問の傾向と対策を解説します。電気通信大学の英語を、さらに詳しくチェックしていきましょう。
各大問の傾向と対策
すでに本記事で紹介したように、電気通信大学の英語は3つの大問で構成されます。以下で、それぞれの特徴を詳しくみていきます。
大問1:長文読解
4ページにわたる長文を読み、合計15問の内容一致に解答する必要があります。解答はすべて4択のマーク式で、配点は30点です。
なかには選択肢の英文が長く、吟味に時間がかかる設問もあります。しかし長文がしっかり解釈できていれば、得点源にできる問題です。
設問数が多いので、時間をかけずにテンポよく解きましょう。また、事前に設問を見ておくことを推奨します。
大問2:長文読解(要約)
3ページほどの長文を読み、6つの空欄を日本語で埋める形式の要約問題です。2021年度以降に形式が変わり、電通大ならではの形式となりました。
本文から空欄に入る内容を見つけて、前後の文脈に合うように、20字以内の日本語で要約をする必要があります。配点は30点で1問ごとの得点が大きいので、解答の質を高めてライバルに差をつけてください。
長文を読む前に、穴の空いた日本語の問題文を見てきましょう。空欄前後の表現に関連する語句が出てくるところは慎重に読み、重要だと思われる文に印をつけるなどしてチェックしてください。
大問3:自由英作文(英問英答)
提示される2つの質問から1つを選び、その質問に答える英問英答形式の自由英作文です。
解答の語数は指定されていませんが、問題文に『少なくとも二つの理由を挙げて英語で具体的に答えなさい。』とあります。あくまで目安ですが、100語ほどの英文を書く必要があるでしょう。
大学の公式見解では、以下の力を測定する問題に位置付けられています。
- 自己の見解を述べる
- その見解への適切な理由を提供する
- それら理由への支持を具体的に示す
- わかりやすい文を書く
- まとまりがあり筋の通った論理的な文を構成する
「自分の意見を、正確な知識をもって答えられるか?」ということが問われます。テーマは、学校生活に関する身近なものやグローバルな視点を問うものまで多様です。普段から自分の意見をしっかり持つように意識しましょう。
差がつきやすい大問でもありますが、十分に対策を行えばきちんと書けます。配点が40点もあるので、得点を伸ばすチャンスにしましょう。
電気通信大学の英語の勉強法&おすすめ参考書
ここからは、電気通信大学の英語に対応するための勉強法を解説します。おすすめ参考書も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
語彙と文法は標準レベルに到達する
電気通信大学の英語に対応するために、標準的な語彙力と文法・語法力を身につけましょう。国公立の2次試験の中では、標準的なレベルの問題だからです。
単語は『ターゲット1900(旺文社)』レベルのものが、しっかり身についていれば十分でしょう。この1冊をまるっと暗記してください。難しい単語や専門用語も出てきますが、そこまで対策する必要はありません。類推して読む経験も積んでください。
なお、文法・語法の知識をダイレクトに問う設問は出題されません。学校で使う基本的な参考書の受験標準レベルの問題が解けていれば、問題ないでしょう。
長文に慣れよう
出題される長文そのものは、国公立の2次試験では標準レベルの英文です。読みにくい英文ではありませんが、一定のスピードで読み解く訓練は必要。その理由は、以下の2つです。
- 大部分が長文である(英文量が多い)
- 大問1の4択に長い英文の選択肢がある
スムーズに英文解釈ができる力は、いろいろな面でプラスになります。『入門 英文解釈の技術70(桐原)』や『基礎 英文解釈の技術100(桐原)』で、まずは英文解釈の力を磨きましょう。
長文の練習には、以下のいずれかのシリーズを活用してください。英語が不安な方は、各シリーズの下位グレードからステップアップしましょう。
- 英語長文ポラリス1〜2(角川)
- イチから鍛える英語長文300〜700(学研)
- やっておきたい英語長文300〜700(河合)
要約は過去問と参考書で対策する
大問2の要約は、過去問と参考書で練習をするのがベストです。
2021年度以降に出題形式が変わったばかりで、過去問の問題量が少なく、適当な類題も見当たりません。したがって、要約の練習ができる参考書を用いる必要があるでしょう。
要約を基礎から学ぶには、まず『英文解釈要約精講(開拓社)』から取り組むのがおすすめ。とても易しい文章から練習ができるので、初めの1冊目に最適です。余裕があれば、さらに『英語要旨大意問題演習(駿台)』で、レベルを上げて練習するのもいいでしょう。
また『パラグラフリーディングのストラテジー1・2』に取り組めれば、さらに理想的です。段落ごとの要旨をつかむ練習ができ、長文を読む力も同時に育めます。
自由英作文は過去問を中心に対策する
大問3の自由英作文の対策は、過去問演習がベストな選択になります。過去にさかのぼって、しっかり練習を積みましょう。
英作文に自信のない受験生は、まず『大学入試英作文ハイパートレーニング和文英訳編(桐原)』から取り組んでください。基本的な和文英訳の練習からスタートできて、英文の型が身につけられます。
次に『大学入試英作文ハイパートレーニング自由英作文編(桐原)』を使って、出題形式が近い問題を中心に解けばOKです。練習量を増やしたい受験生は、他の国公立大学の2次試験の過去問を利用することで、しっかり練習できるでしょう。
電気通信大学の英語は要約と自由英作文の対策が大事!
理系科目が得意な電通大の受験生は、合格のために英語で差をつけることが重要。とくに要約や自由英作文は対策する必要があり、なおかつ「添削」が不可欠です!
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