明治大学国際日本学部に合格する英語対策&勉強法【参考書も紹介】

「明治の国際日本学部英語って、どう対策する?」

 

「国際日本学部の英語の難易度や目標点は?」

 

明治大学の国際日本学部を目指す受験生の、こんな疑問に答えます!

 

この記事は、明治大学の国際日本学部を目指す受験生のために、目黒の英語専門塾ENGLISH-Xが監修して制作しました。

 

明治大学国際日本学部を目指す、あなたの英語学習に役立つ情報をお伝えしますので、どうぞ最後までお読みください!

 

※この記事は、7分ほどで読めます。

明治大学の国際日本学部英語の傾向

明治大学の一般試験は、大きく分けて以下の3つの方式で実施されます。

  • 学部別入試
  • 全学部統一入試
  • 共通テスト利用入試

この記事では、最も受験者の多い「学部別入試(3科目方式)」の英語についてクローズアップします。まずは、全体の問題傾向をサクッと確認しましょう。

入試の科目と配点・時間

国際日本学部の入試に必要な科目と、その配点や試験時間は以下のとおりです。

  • 英語:200点(80分)
  • 国語:150点(60分)
  • 社会:100点(60分)B・世B

英語の試験時間は80で、配点は200あります。合計450点満点のうちの約44%を占めるため、英語の重要度はとても高いと言えるでしょう。

出題と解答の形式

国際日本学部の英語は、大問構成が5となっています。これまでの大問構成は、次のとおりです。

  • 長文読解:2
  • 知識系(語彙・文法系):1
  • 会話文:2

長文や会話文などの読解量が多く、スムーズに解答する必要があります。知識系の問題が、独立した大問があるのも、国際日本学部の英語の特徴です。

なお解答の形式は、マーク式と記述式の併用です。しかし記述の量は、決して多くありません。記述に対しての特別な対策は必要なく、過去問を解いて形式に慣れればOKです。

明治大学国際日本学部英語の対策&勉強法

ここからは、明治大学の国際日本学部に合格するための対策&勉強法を具体的にお伝えします。おすすめの参考書も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

語彙と文法は得点源に

知識系の大問は、語彙と文法・語法系の問題が出題されます。解きやすい設問が多いので、着実に得点を稼ぐことが重要です。

 

入試問題に対応できる語彙力は、以下のような定番の単語・熟語帳のマスターで身につけられます。

  • 「ターゲット1900
  • 「速読英熟語」

 

難解な単語が出ることは多くありませんが、単語や熟語の言い換え問題が多く見られます。類義語や派生語までセットで覚えられるよう、反復学習をしましょう。

 

文法・語法に関する問題は、標準的なレベルの問題がほとんどです。Next Stage 英文法・語法問題(桐原)」などの網羅的な参考書がスラスラ解けるレベルであれば、十分に対応できるでしょう。

 

余裕があれば、さらに『全解説 入試頻出英語標準問題1100(桐原)』を解いてください。大学受験に必要な文法力の基礎から、実践的な力の養成までが可能です。

会話文は高得点を狙う

会話文は、高得点を狙いましょう。国際日本学部の英語には、他学部よりも多く会話文の問題が出題されます。しかも難易度は高くないので、得点を積み重ねるチャンスがあります。

 

具体的な対策として、500語ほどの会話文問題に触れる機会を増やし、特に会話文特有の表現はしっかり暗記してください。以下に示した参考書(問題集)などが、学習に役立つはずです。

 

  • 英会話問題のトレーニング(Z会)
  • 英会話問題の徹底演習 大学受験スーパーゼミ(桐原)
  • 英語入試問題解法の王道1 会話問題のストラテジー -改訂版-(河合)

 

会話文で高得点が取れれば、合格に必要な得点がバッチリ稼げます。一方で取りこぼすと非常にもったいないので、場合によっては、試験時間のはじめに解くことを推奨します。

長文は時間配分に注意

長文を解くときは、時間配分に配慮しましょう。なぜなら長文や会話文の総語数は2,000語以上あり、スムーズに解くことが求められるからです。時間配分をして、長文に50分ほど時間を確保することが望ましいでしょう。


周りのライバルに差をつけるためには、内容理解や内容正誤の設問で、正解することは確かに重要。しかし読解や選択肢の吟味に時間をかけすぎると、時間が足りなくなる恐れもあります。

 

設問数の多さからいえば、語彙や文法・語法系の設問で得点することが合格のカギになります。以下の問題集を活用して、経験値を詰みながら、スピーディに解答をする練習をしましょう。

 

  • やっておきたい英語長文5001,000
  • 英語長文ポラリス12


なお出題される英文のテーマは、社会・文化・情報系のテーマが中心です。近年は、多様性を尊重するものが見受けられます。

過去問で徹底演習しよう

最終的には、過去問を使った演習をしっかりと行いましょう。最低でも5年分、できれば10年分は解いてください。

 

このとき、時間配分を意識することが非常に重要になります。しっかりと時間を計って、間違えた問題のやり直しまで徹底してください。


国際日本学部の過去問を解いてしまったら、文学部の問題を練習に使用するのもアリです。

明治大学の国際日本学部のQA

ここでは、明治大学の国際日本学部の英語についてよくある質問にお答えします。気になる点がある人は、しっかりチェックしてください。

国際日本学部英語の難易度は?

明治の国際日本学部の英語は、他学部の英語と比べて、極端にレベルが高かったり低かったりはしません。大学入試全体の中で考えると、標準的なレベルに近いでしょう。


ただし英語の配点が大きいため、英語が得意な受験生が受けやすい側面はあります。また解きやすい問題は多いですが、英文の設問のボリュームがあるため、難しく感じる人もいるでしょう。


ただし、しっかり対策してきた受験生なら、十分に対応できます。過去問演習で時間管理を完璧にして、取りこぼしのないように得点を積み上げましょう。

何割取ればいい?

英語の得点は、8割を目指してください。近年の合格最低点と得点率は、以下のとおりです。

 

年度

合格最低点

得点率

2018

351

78.0%

2019

352

78.2%

2020

332

73.8%

2021

342

76.0%

2022

338

75.1%

3科目全体の得点率は、7580%あたりを推移しています。したがって8割得点できれば、受験を有利に進めることが可能です。


一方で75分を下回るようであれば、他教科の足を引っ張ってしまいます。配点の大きな英語で8割と取れることは、精神的にも楽になるので、目標は8割以上に設定しましょう。

国際日本学部の入試は英検で有利になる?

明治大学の国際日本学部の入試は、英検準1級を取得している人には非常に有利です。通常の3科目受験方式ではなく、英語4技能活用方式で受験をすれば、次のような優遇措置があるからです。

 

  • 学部別(4技能活用方式):英語の受験が免除
  • 全学部統一試験(4技能活用方式):200点満点扱い

 

全学部統一試験では、英検2級以上の取得で、英語の160点以上が確定します。英語の4技能試験は、入試と異なり複数回受けられます。入試が有利になるチャンスを増やせる、という点で挑戦してみる価値はあるでしょう。

 

英語の4技能試験の取り扱いは、学部や年度によって変わります。詳しくは、入試の募集要項を確認しましょう。

明治の国際日本学部に受かるには英語対策が重要!

明治大学の国際日本学部に合格したい人は、英語学習の質を上げることが必須。英語の配点が高く、英検取得の有無で、受験に臨むときの心構えまで変わります。英語の対策の仕方が、受験の結果を大きく左右するでしょう!

もしも不安なら…英語の成績が徹底的に伸ばせる「英語専門塾のENGLISH-X」で、一緒に頑張りませんか?

 

ENGLISH-Xがおすすめの受験生】

  • 英語の成績だけを上げたい人
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