「青山学院大学経済学部ってどんなところ?」
「青山学院大学経済学部の英語のレベルは?
「どんな勉強したら青山学院大学経済学部に合格できる?」
そんな読者の悩みに応えるべく、この記事では、青山学院大学経済学部の英語対策法について詳しく解説します。
青山学院大学経済学部の過去問をもとに、具体的な対策法を紹介します。
さらに、学部情報もお伝えします。
この記事を読むと、青山学院大学経済学部に合格するためにするべきことがわかります。
この記事は、目黒にある英語専門塾ENGLISH-Xが監修して制作しました。
この記事を最後まで読んで、青山学院大学経済学部合格の参考にしてくださいね。
(この記事は約5分で読むことができます)
Contents
青山学院大学経済学部について
ここでは青山学院大学経済学部について詳しくお伝えします。
経済学とは、人間が経済活動をしている「市場」の分析を行う学問です。
「家計」「企業」「政府」の3つの役割を学び、相互にどのように影響しているのかを知ることで様々な分析を行います。
青山学院大学経済学部は2学科から構成されています。
・経済学科
・現代経済デザイン学科
それぞれの学科の特徴について紹介していきます。
経済学科
経済学科では、経済の枠組みを理解したうえで「自ら分析できる力」と「弾力的な思考と行動力」を育てる学科です。
社会と経済を結ぶための柔軟な視点を養います。
コースが「理論・数量コース」「応用経済コース」「歴史・思想コース」と3コースあり、経済を体系的に学ぶことができるようになっています。
現代経済デザイン学科
現代経済デザイン学科は、新しい経済の枠組みのもとで、経済学の「応用力」と「実践力」を育てる学科です。
公共性の観点から、令和の時代に必要な発想力と実践力を鍛えます。
コースは「公共コース」「統計・情報」「地域コース」の3コースあり、多様な視点から経済を分析する力を養います。
青山学院大学経済学部の入試情報
青山学院大学経済学部の入試には、大きく3種類の入試方式があります。
・一般選抜 全学部入試
・般選抜 学部個別試験
・共通テスト利用入試
それぞれの入試は特徴が異なります。
得意分野を活かすことが合格に必要な大学入試。
特徴を一つずつ解説していきますので、入試戦略を立ててみてください。
一般選抜 全学部入試
全学部入試とは、すべての学部(全11学部)が同じ試験日に試験を行う方式のことです。
学部間の併願は認められておらず、経済学部においては学科の併願も不可です。
出願の際には、経済学科か現代経済デザイン学科を選択して出願することになります。
募集人員は、経済学科が約30名、現代経済デザイン学科が約10名となっています。
試験科目と配点は以下のとおりです。
教科 |
科目 |
配点 |
試験時間 |
外国語 |
コミュニケーション英語Ⅰ コミュニケーション英語Ⅱ コミュニケーション英語Ⅲ 英語表現Ⅰ 英語表現Ⅱ |
150点 |
80分 |
国語 |
国語総合(「古文、漢文を除く」) |
100点 |
70分 |
地歴公民or公民or数学 |
「世界史B」「日本史B」「政治・経済」 「数学ⅠAⅡB」から1科目選択 |
100点 |
60分 |
英語の配点が150点と高くなっているため、英語の出来が合否に直結します。
科目間のバランスを考えつつ、英語に比重を置いた学習を心がけましょう。
一般選抜 学部個別試験
学部個別試験とは、学部ごとに試験日が設定されている入試方式です。
青山学院大学経済学部の入試の中では、最も募集人員が多いメイン入試となります。
青山学院大学経済学部に合格したい人は、学部個別試験で合格することを目標にするとよいでしょう。
試験科目と配点は以下のとおりです。
A方式
教科 |
科目 |
配点 |
試験時間 |
外国語 |
コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ |
150点 |
90分 |
地歴or公民 |
「世界史B」、「日本史B」、「政治・経済」のうち1科目選択 |
100点 |
60分 |
B方式
教科 |
科目 |
配点 |
試験時間 |
外国語 |
コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ |
150点 |
90分 |
数学 |
数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B |
100点 |
60分 |
全学部試験同様、A方式、B方式ともに英語の配点が高くなっています。
青山学院大学経済学部に合格するためには、英語で高得点を取ることが必要です。
共通テスト利用入試
共通テスト利用入試とは、共通テストの点数のみで合否を決める入試方式です。
個別試験が無いため、受験日程にゆとりができることがメリットです。
ただし、出願を共通テスト前に行う必要があります。
4教科、合計500点満点で合否を決定します。
2023年度 青山学院大学経済学部(個別試験)の問題
ここでは、2023年度の青山学院大学経済学部の英語の試験問題を分析します。
一番のメイン入試である個別試験の問題を紹介します。
大問は5題で、試験時間は90分です。
大問ごとの内容は以下の通りです。
問題番号 |
形式 |
設問内容 |
難易度 |
大問1 |
グラフ読み取り |
正誤判定問題 |
普通 |
大問2 |
論説文 約1300語 (絶滅危惧種に関する問題) |
下線部訳 空欄補充問題 正誤問題 など |
やや難 |
大問3 |
語彙・文法問題 |
空欄補充 |
普通 |
大問4 |
エッセイ 約700語 (貧しい少女の物語) |
|
普通 |
大問5 |
論説文 約1200語 (学習レジリエンス) |
空欄補充 並び替え 正誤問題 |
やや難 |
全体的なレベルとしては、難しい問題が多く苦労した受験生が多いと予想されます。
高い語彙レベルと読解力が必要なので、日頃からこのレベルを意識した学習をすることが大切です。
基本スタンスとしては、大問1、大問3、大問4の比較的解きやすい問題で失点しないことです。
1,000語以上の長文読解では、最低でも20分以上の時間が必要となります。
他の問題をできる限り早く処理し、長文読解に時間を使うことができるようにしましょう。
合格のためには最低でも70%以上の正答率が必要です。
<h2>青山学院大学経済学部の英語で合格点を取るための対策法
ここでは、青山学院大学経済学部に合格するための学習法について紹介します。
ポイントは以下の3点です。
・長文読解
・語彙語法問題
・内容一致問題
一つずつ丁寧に解説していきますので、勉強の参考にしてください。
長文読解
青山学院大学経済学部の英語は、5題中3題が長文読解問題です。
そのため、長文読解の出来が合否に大きく影響します。
長文読解に一番必要な力は、精読する力です。
多くの受験生は「長文読解=速読力」だと考えていますが、それは間違いです。
1文1文を正確に訳すことを意識しましょう。
おすすめの参考書は、『関正生の英語長文ポラリス』です。
レベル別になっていますので、今の学力に合った1冊を完璧に仕上げることからスタートしましょう。
読解に必要な文法力は、ビンテージなどで確認してください。
精読ができるようになってきたら、時間を意識して読んでみましょう。
語彙語法問題
青山学院大学経済学部の英語試験では、高い語彙力が要求されます。
そのため、単語帳は最低2冊を仕上げましょう。
おススメの単語帳は、『システム英単語(駿台文庫)』と『必携単語帳LEAP』です。
2冊の単語帳で被っている単語は特に重要度の高い単語であると考えましょう。
内容一致問題
長文問題の設問で最も多いのは、内容一致問題です。
内容一致問題のポイントは、設問を先に確認することです。
設問を確認することで、どのあたりを集中して読めばよいかわかります。
英語の内容一致問題では、現代文のように細かい部分を問うことはありません。
日頃の勉強から、先に設問を読む習慣を付けておきましょう。
青山学院大学経済学部の合格のカギは長文読解力!
青山学院大学経済学部に合格したいのであれば、長文読解力を高めましょう。
1文1文の精読を心がけ、じっくり時間をかけて読解に取り組むことが大切です。
しかし、一人で勉強していると悩むこともあるかと思います。
そんな時は、英語専門塾のENGLISH-Xにご相談ください。
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なお、単語の勉強法、長文読解のコツに関してもっと詳しく知りたい方はENGLISH-Xのブログもあわせてお読みください。
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