「青山学院大学文学部に何としても合格したい!」
「青山学院大学の英語はどんな問題が出題されるの?」
「青山学院大学文学部に合格するための英語対策法を知りたい」
そんな読者の悩みに応えるべく、この記事では、青山学院大学文学部の英語対策法について詳しく解説します。
さらに、入試システムをもとにした、具体的合格戦略についてもお知らせします。
この記事を読むと、青山学院大学文学部に合格するために何をするべきかがわかります。
この記事は、目黒にある英語専門塾ENGLISH-Xが監修して制作しました。
この記事を最後まで読んで、青山学院大学文学部合格を勝ち取るための参考にしてくださいね。
(この記事は約5分で読むことができます)
Contents
青山学院大学文学部について
この章では、青山学院大学文学部についてお知らせします。
文学部は、青山学院大学のメインキャンパスである「青山キャンパス」にあります。
文学部は、「人類への奉仕をめざす自由で幅広い学問研究」という大学理念をもとに、実践的な外国語教育と情報教育を学ぶことができる学科です。
青山学院大学の学部の中で最も歴史のある学科の一つであり、多くの卒業生が日本で、世界で活躍しています。
青山学院大学文学部は、以下の5学科で構成されています。
・英米文学科
・フランス文学科
・日本文学科
・史学科
・比較芸術学科
英米文学科
英米文学科は、「英語の青山」と呼ばれている中核を担っている学科です。
6つの専門分野の研究を通して、国際的に活躍することができる人材育成を目指しています。
多くの学生が教職課程を履修しており、卒業後は教職に就く人が多いのも特徴です。
【代表的な講義】
・IE Seminars
・グローバル文学特講
・英語音声学(演習)
フランス文学科
フランス文学科は、フランス語の習得に加え、豊かな感性を磨きフランス文学の真髄に迫ることを目標としている学科です。
大学入学後に初めてフランス語を学ぶ学生にも、発音や文法などを丁寧に指導してくれます。
【代表的な講義】
・フランス語速読
・フランス文学特講
・フランス語学特講
日本文学科
日本文学科は、歴史ある日本文学を学び過去から現在に至るまでの過程を研究する学科です。
文学・語学・日本語教育という多彩な研究機関があり、実践的な文学教育を受けることができます。
【代表的な講義】
・日本文学演習
・日本文学とアジア
・日本語教育概論
史学科
史学科は、歴史に秘められたロマンを学び、より良い現在・未来を構築する礎を身に付ける学びを行う学科です。
歴史を「暗記教科」としてではなく、「主体的に学ぶ教科」として位置づけして、真実を読み解こうと研究を重ねていきます。
歴史を深く学ぶために必要な「現地調査」も積極的に行うなど、アクティブさも兼ね備えています。
【代表的な講義】
・考古学実習
・研修旅行
比較芸術学科
比較芸術学科は、五感の全てを使い芸術を学ぶ学科です。
「美術」「音楽」「演劇」という3つの領域で構成されており、これらを通して芸術的な魅力を発見し、芸術的な創造力を養うことを目的としています。
【代表的な講義】
・比較芸術学入門
・西洋の文芸と美術
・美術館・博物館 見学
なお、詳細に関しては「青山学院大学文学部」のホームページをご覧ください。
- 青山学院大学文学部
https://www.aoyama.ac.jp/faculty/literature/
青山学院大学文学部の入試情報
この章では、青山学院大学文学部の入試についてお伝えします。
青山学院大学の入試は大きく3方式あり、それぞれ特徴が異なります。
入試方式は以下の3つです。
・全学部入試
・学部個別試験
・共通テスト利用入試
ひとつずつ丁寧に解説していきます。
一般選抜 全学部入試
全学部入試は、2月上旬に行われる試験です。
青山学院大学のすべての学部の試験が同日に行われます。
学部間の併願はできませんが、学科内では併願できる組み合わせもあります。
試験科目と配点、試験時間は以下の通りです。
英米文学科、フランス文学科の場合
教科 |
科目 |
配点 |
試験時間 |
外国語 |
コミュニケーション英語Ⅰ コミュニケーション英語Ⅱ コミュニケーション英語Ⅲ 英語表現Ⅰ 英語表現Ⅱ |
150点 |
80分 |
国語 |
国語総合(「古文、漢文を除く」) |
100点 |
70分 |
地歴公民 or 公民 or 数学 |
「世界史B」「日本史B」「政治・経済」 「数学ⅠAⅡB」から1科目選択 |
100点 |
60分 |
英語の配点が150点と、他教科より高くなっていることが特徴です。
英語で高得点を取ることが、合格への近道となります。
一般選抜 学部個別試験
学部個別試験は、2月中旬に行われる青山学院大学のメイン入試です。
募集人員が最も多いため、青山学院大学を志望している人は必ず受けておきたい入試です。
試験日が学部・学科ごとに分かれており、試験の被りさえなければ併願することができます。
できるだけ多くの試験を受験して、合格の可能性を高めましょう。
文学部の個別試験における英語の対策法は後述します。
共通テスト利用入試
共通テスト利用入試とは、共通テストの結果のみを利用して合否を決める入試方式です。
独自の試験を行わないため、試験日程に余裕ができるのが特徴です。
併願もすべての学部・学科で行うことができます。
ただし、共通テスト受験前に出願を終わらせる必要があります。
青山学院大学文学部の英語問題分析
この章では、2023年度入試における問題を分析します。
個別試験における問題概況は以下の通りです。
問題 |
問題形式 |
設問内容 |
文字数 |
難易度 |
大問1 |
論説文 |
内容一致 |
約1500字 |
標準 |
大問2 |
論説文 |
下線部訳 |
約350字 |
標準 |
大問3 |
英作文 |
大問2の文章を用いて英作文 |
50字程度 |
標準 |
大問4 |
文法・会話文 |
内容一致問題・空欄補充 |
|
標準 |
大問5 |
リスニング |
|
|
やや難 |
全体的なレベルは入試標準レベルです。難問や奇問は出題されません。
しかし、試験時間が100分と長いため、時間の使い方を事前に考えてから臨みましょう。
特に、大問1の約1500字の長文読解を「正確に」かつ「素早く」読むことが高得点への近道となります。
青山学院大学文学部の英語対策法
この章では、青山学院大学文学部の個別試験における英語対策法を紹介します。
「英語の青学」と呼ばれるほど英語に力を入れている青山学院大学。高得点を取り、大学側にいいアピールをしましょう。
具体的な対策法は以下の4つです。
・長文読解
・語彙・語法問題
・リスニング
・英作文
<h3>長文読解
文学部の英語においては、大問1と大問2で長文が出題されます。特に、大問1は約1500字の比較的長めな文章が出題される傾向にあります。
日頃の学習で、一番大切になるのは基礎力です。文法や文構造をしっかりと理解する訓練をしていきましょう。
速読は基礎力がついてから意識するようにしましょう。速読を意識しすぎるあまり、読解が疎かになってしまっては本末転倒です。
なお、設問を先に読んでおくと、どこに注意をして読めばよいかがはっきりするので、おすすめです。
語彙・語法問題
語彙・語法問題に関しては、使用している文法書1冊を完璧にすることを心がけましょう。
1周で終わらせるのではなく、間違えた問題は何度でも復習して理解しましょう。
豊かな語彙力は英語の学力向上の手助けになってくれます。
日頃からコツコツと語彙力向上に努めましょう。
リスニング
リスニングは比較的長めの文かつ難しめの問題が出題されます。
毎日欠かさずに英文を聴くことを心がけましょう。
なお、リスニングの学習法に関しては、他の記事で紹介していますので参考にしてください。
- 「大学受験対策!英語リスニング学習法徹底解説!」
- 「英語リスニング対策おすすめ勉強法5選|スクリプトを徹底活用せよ!」
英作文
英作文の練習法は、参考書などを使い問題に慣れることから始めましょう。
英作文経験の無い受験生は、「何も書くことができない」こともあるかと思います。
短い文章からでもいいので、しっかり書くことが大切です。
慣れてきたら過去問などを通して繰り返し実戦練習を行いましょう。
添削をしてもらうことが一番重要です!
この添削により精度の高い文章を書くことができるようになります。
青山学院大学文学部合格のカギは英作文とリスニング
文学部の入試において合否を分ける問題は、英作文とリスニングです。
英作文に関してはたくさん書き、添削をしてもらうことで力を高めていきましょう。
しかし、一人で勉強しているとこのままでよいのかと悩むこともありますよね。
そんな時は、英語専門塾のENGLISH-Xにご相談ください。
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志望校に合わせた対策も行っており、毎年多くの生徒が青山学院大学文学部をはじめ難関大学に合格しています。
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