上智大学TEAP利用型入試の対策|4技能を伸ばして合格!

「上智のTEAP利用入試は、なにか対策がいる?」

 

「そもそもTEAPって?みんな受けるべきなの?」

 

上智大学を目指す受験生の、こんな疑問に答えます!

 

この記事は、上智のTEAP利用型入試について知りたい受験生のために、目黒の英語専門塾ENGLISH-Xが監修して制作しました。

 

上智大学を目指すなら、TEAP利用型入試の受験はおすすめです。記事のなかでは、TEAPの対策や勉強法も紹介するので、ぜひ最後までお読みください。

 

※この記事は、5分ほどで読めます。

上智大学のTEAP利用型入試とは?

まずは上智大学のTEAP利用型入試の全体像を、サクッと確認をしましょう。TEAPのことをよく知らない方に向けて、TEAPについても解説します。

TEAPとは?

TEAP(ティープ)は、アカデミック英語能力判定試験(Test of English for Academic Purposes)の略称で、日本英語検定協会と上智大学が開発したスコア型の英語能力試験です。現在は、上智大学の入試やその他大学の入試で、英語力を測定するために使用されています。

 

TEAP試験の満点は、400点です。いわゆる「英語の4技能」の力を測る4つのセクションで構成され、それぞれが100点満点となっています。なおパソコンで受験をするTEAP CBTは、200×4800点満点です。

上智大学のTEAP利用型入試【概要】

上智大学の一般選抜試験は、2021年度から新方式となっています。TEAP利用型入試は、以下の3方式のうちの1つです。

 

  1. TEAPスコア利用型(全学統一日程入試)
  2. 学部学科試験・共通テスト併用型
  3. 共通テスト利用型

 

TEAP利用型では、英語の独自試験は行わず、TEAPまたはTEAP CBTのスコアを得点として代用します。なおスコアは、各学科が設定する配点に応じて換算され、合否判定に使われます。

TEAP利用型入試は受けるべき?

上智大学の志望度が高い生徒は、TEAP利用型入試を受けるべきです。その理由は、3つあります。

 

  1. 同一の学科が3回受けられる
  2. 複数学科を一気に受験できる
  3. 高得点を取ると入試が有利になる

 

TEAPは年3回(6月・8月・10月)に開催され、何度も受けられます。高23の間に複数回受けられて、そのベストスコアが採用することも可能。よって英語が苦手な生徒ほど、入試で少しでも優位になるチャンスが得られるでしょう。

 

上智のTEAP利用型入試の日程は2月の初めなので、早・慶・理やGMARCHとの併願がしやすいので、受験の選択肢も広げてくれます。

上智の合格に必要なTEAPの目標点

結論からお伝えすると、上智のTEAP利用型入試で合格を目指すなら、TEAPスコア300点超えが理想的。TEAP利用型入試の歴史は浅く、情報が錯綜していたり、曖昧な点も多かったりします。

 

しかし、これまでの情報を分析・総合すると以下のような見解が得られます。

 

  • 競争率の高い学部:300点以上
  • 競争率の低い学部:280点〜300

 

年度によって学部の競争率は微妙に変わるので、TEAPスコア300点超えを1つの目安にしましょう。達成すれば実力の証明になり、受験の安心材料になるはずです。

上智大学TEAP利用型入試の対策&勉強法

TEAPは、1日で4技能すべての力を測ります。試験の時間をすべて合わせると、3時間半にものぼる長時間になるので、しっかり準備をして臨みましょう。

 

TEAPの試験時間】

  • リーディング:(70分)
  • リスニング:(約50分)
  • ライティング:(70分)
  • スピーキング:(約10分)

 

以下で、それぞれのセクションごとの対策を解説します。

TEAP対策:リーディング

TEAPのリーディングは、共通テストより少し難しいレベルです。語彙レベルは、英検準2級〜準1級くらいの幅に設定されています。

 

上智の合格を目指す人は、英検2級レベル以上の語彙力を目指してください。英文レベルは、決して高くないので、基本的な『ターゲット1900(旺文社)』などの単語帳で十分対応できます。

 

ただしグラフの読み取りが多く、英文を読み比べる特有の出題もあります。対策をして傾向に慣れることは必須なので、必ずTEAP実践問題集(旺文社)』などの、本番形式の問題を解いておきましょう。上智に行きたい人は、赤本での対策も並行してください。

 

TEAP対策:リスニング

リスニングは、共通テストよりも少しレベルが高いと感じるでしょう。しかし、共通テストのリスニングで十分得点できる力があれば、TEAPにも通用します。


問題の形式に慣れることが大事なので、対策として最も有効なのはTEAP技能別問題集リーディング/リスニング(旺文社)』などの専門的な問題集です。


またリスニングのPart1 ABは、英検準1級のリスニング「大問1」と形式が似ています。練習問題が不足するようなら、練習に使いましょう。余裕があれば、TOEICのリスニング教材を使って練習をするのもアリです。

 

【関連記事】

「リスニングの力ってどうすれば高められるの?」そんな方には、以下の記事もおすすめです。

TEAP対策:ライティング

ライティングを攻略するためには、英文の要約力を鍛えることが重要。自分で考えて書くというより、ポイントを読み取り、別の表現を駆使して書き直すという作業がメインになります。

 

例えば「Task A」は、課題文を読んで、70語程度の要約を求められます。また「Task B」は、図や英文を読み取り、200語程度で考えを論じる問題です。ただし解答は要約がメインで、自由英作文になるのは後半だけです。

 

ここでも特有の問題形式に慣れることが大事なので、以下の教材は必ず解くべきでしょう。

 

  • TEAP実践問題集(旺文社)
  • TEAP技能別問題集ライティング/スピーキング(旺文社)


「英作文をどんな流れで書くべきかわからない」という受験生は、まずは解答を見て

ください。最初は流れを真似して、その通りに書いて、型を覚えましょう。


またライティング全般に言えることですが、添削と書き直しが非常に重要です。練習をしたら、必ずきちんと添削できる人に解答を見てもらい、英作文の力を磨きましょう。

 

「そもそも英作文が苦手」という受験生は、以下の記事もチェック!英作文を基礎から解説しています。

 

TEAP対策:スピーキング

スピーキングの対策は、面接の練習を実際に行うことが最適です。可能であれば、英検の取得などを通じてトレーニングをしてください。


テキストや動画で学習はできますが、実際に面接の練習をすることが最も効果的です。したがって、積極的に練習ができる環境を作ることが大事です。

 

英検の2次試験の面接も、問われる力は大きく変わりませんが、面接形式が異なります。可能であれば、4技能試験の対策にも対応してくれる塾を利用したり、英会話教室で練習をしたりするのがベストでしょう。

 

スピーキングの練習は、英検の取得を通じても可能!面接のコツを知りたい方は、以下の記事もおすすめです。

TEAP対策で上智合格のチャンスは広がる!

上智大学の独自試験は、年度や科目(国・社・数)ごとに、難易度の波があるのに対して、TEAPのレベルはほぼ波はありません。対策すれば高得点も狙えるので、英語が得意な生徒はもちろん、苦手な生徒にもチャンスがあります。


TEAPスコアが伸ばせると、上智のTEAP利用型入試に、自信を持って臨めます。志望度の高い受験生は、挑戦する価値があるでしょう。上智大学の受験を検討する人は、ぜひTEAPの利用も視野に入れてください。

 

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