
受験を志す時に、大切なのは自分の立ち位置を知ることです。
偏差値としてみるのもいいのですが、絶対値を知ることも重要です。
今回は初級→中級、中級→上級になるために必要な参考書についてご紹介します。
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初級→中級になるために必要な参考書
①「2019年度版 英検三級 過去6回全問題集(音声DL付)」 旺文社
英検三級(中学レベル)の過去問を全て解くことが先決です。
正答率が9割を超えないようであれば、中学レベルの問題集や英検三級の過去問をひたすら進めていくことをおすすめします。
上記のテキストはアプリで音声を聞くこともでき、とても便利です。
6回分の過去問がついているので中学レベルの確認には最適です。
英語が得意なつもりでも、案外凡ミスや知らなかったことが見つかるかもしれません。
小さなミスが積み重なると最終的には入試の合否にもつながるので注意しましょう。
②「でる順パス単三級」旺文社
こちらも①の結果にかかわらず、一冊を一通り確認しておきましょう。
100%わかる人は少ないと思うので、知らない数個にこだわり、苦手な人はこれらを9割以上覚えるようにしましょう。
会話表現とかはおろそかになりやすいですし、必ずしも全ての中学単語に触れているとは限らないので、単語のブラッシュアップにもちょうどいいです。
③「2019年度版 英検準二級 過去6回全問題集(音声DL付)」 旺文社
④「でる順パス単準二級」旺文社
こちらも①②の要領で進めていきましょう。
中学英文法でつまずきがある場合は市販の参考書や問題集で一気に復習しましょう。
中学英文法は数がそんなに多くないので、書店に行って演習問題が比較的多く、自分が使いやすいと思ったもので大丈夫です。
中学レベルの参考書の中身は言い方が違うだけで扱っている内容はほぼ同じですので、お気に入りのものを見つけてください。
上記までが初級→中級のステップです。
これをすっ飛ばしてしまうと、あとでどこか知識に穴が出てしまい、結果的にと遠回りになるので、必ず実践してみてください。
ある程度英語が得意な人は1ヶ月程度で達成し、苦手意識のある人は3ヶ月〜遅くとも半年以内には終わらせましょう。
中学生と同じペースでやっていると大学受験にまにあいませんので、ある程度負荷をかけていくことが重要です。
中級→上級になるために必要な参考書
⑤「2019年度版 英検二級 過去6回全問題集(音声DL付)」 旺文社
⑥「でる順パス単二級」旺文社
こちらも①②の要領で進めていきましょう。
二級は高校卒業レベルなので、英文法なども少し複雑になってきます。
最終的にはこのレベルが9割以上取れるようになると、MARCHレベルはほぼ合格圏、早慶や国立にも十分対応できるレベルにいます。
英検二級レベルが余裕で解ける状態を高校3年になる前についていることが理想です。
遅くとも高3夏までには押さえましょう。
⑦「ネクステージ」桐原書店
大学受験に必要な英文法がまとまっているのと、単語やイディオム、語法もしっかりまとまっているところがおすすめの点です。
文法書はこれをほぼ完璧にしたら、2冊目からはランダム演習や過去問をやっていくのが効果的です。
⑧「ターゲット1900」大学JUKEN 新書
単語帳は好き嫌いがあるかもしれませんが、「DUO」や「キクタン」などは量が多すぎて、単語学習だけでヘトヘトになります。
「システム単語帳」は量は少ないものの、ほぼ中学レベルの単語なのでおすすめできません。
「ターゲット1900」はあまりに売れ、何度も改訂版が出ているほど、受験生に愛用されています。
量も多すぎず、少なすぎず、アプリや問題集も充実しているので使い勝手がとてもいいです。
単語はどれだけやっても足りないので、単語単品の学習をさっさと卒業し、過去問や長文、英文法の問題をやりながら力をつけていくことが重要です。
上記⑧まで終わったらあとは実践です!
過去問、ランダム演習、長文読解など演習を通して、文法力、語彙力を上げていきましょう。