東京理科大理学部(第一部)の英語対策【おすすめ参考書も紹介】

「東京理科大理学部の英語って、どんな問題?」

 

「東京理科大の理学部英語は、どう対策する?」

 

当記事は、東京理科大学理学部の合格を勝ち取りたい受験生の疑問を解決するために目黒の英語専門塾ENGLISH-Xが制作しました。


問題の傾向や対策・おすすめの勉強法や参考書などを紹介するので、ぜひ最後まで読んで、学習に役立ててください!

 

※この記事は、6分ほどで読めます。

東京理科大学の理学部英語の概要

まずは、最新の入試問題の全体像をサクッと確認しましょう。なお本記事では、受験者と定員が最も多い、東京理科大学の理学部第一部(B方式)の入試情報を参考にしています。

英語の配点

東京理科大学理学部の入試における、英語の配点は100です。英語の他に受験が必要になる科目は以下のとおり。

 

  • 数学:100
  • 物理 or 化学:100

受験する科目は、学科によって若干異なりますが、どの学部も合計300です。学部ごとの受験科目は、東京理科大学の公式HPでご確認ください。

出題形式・時間配分

英語の問題は、2つの大問から構成されており、試験時間は60です。大問構成と時間配分のイメージは以下のとおりです。

 

大問

出題

時間配分

大問1

長文読解

25〜30

大問2

会話文

20〜25


スムーズに解ければ、見直しに5分は時間が取れるでしょう。また解答形式に一定の傾向はありません。すべて「マーク式」もあれば「マーク式+少量の記述」の年もあります。


過去には大問が3つの年もありましたが、出題形式が異なっても求められる力は変わらないので、形式変更で焦る必要はないでしょう。

難易度・レベルは?難しい?

結論から伝えると、東京理科大学の理学部英語は、大学入試全体の中では標準よりややレベルが高い問題です。よって共通テストで常に8割以上得点できるなら、十分に通用するでしょう。

「早慶上理」と、同じくくりで言及されますが、英語の試験を過度に恐れる必要はありません。求められる語彙力や文法・語法力は、標準的です。

 

ただし、設問ごとの難易度の差は激しくなっています。易しい設問で確実に正解し、ライバルに負けないことが重要です。難しい問題は取捨選択を行い、確実に取るべき設問で正解を積み重ねましょう。

東京理科大学の理学部英語の傾向

近年の東京理科大の英語は、総合力が試されます。なぜなら設問のバリエーションが、豊富だからです。以下で、大問別の傾向を具体的にチェックしましょう。

大問1:長文読解

長文読解の英文は1,000語ほどで、設問のバリエーションが豊富です。出題される主な設問は、以下のとおり。

 

  • 語句整序
  • 空所補充
  • 内容一致
  • 下線部和訳
  • 下線部と同じ意味・用法を選ぶ問題
  • 下線部の示す内容の理解を問う問題

 

基本的には、英文の流れに沿って設問が並んでいるため、解きやすいでしょう。ただ近年は知識で解ける問題より、思考力を問う問題が増えています。指示語の11つまで、正確に把握する精読力を身につけることが重要です。

 

また東京理科大学の理学部英語は、自然科学系の英文が出題されやすい傾向にあります。英文に限らず、意識的に自然科学系の話題にアンテナを張って、背景知識の獲得に努めましょう。

大問2:会話文

大問2の会話文には、500700語(本文+前文)ほどの少し長めの英文が出題されます。主な設問は、以下のとおりです。

 

  • 空所補充
  • 語句整序
  • 下線部と同じ意味・用法を選ぶ問題
  • 下線部の示す内容の理解を問う問題

 

設問のタイプは大問1の長文読解と似ており、語彙や文法の知識を問う設問もあれば、文脈から選択肢を考えさせる思考力を問うものもあります。

東京理科大学の理学部英語の対策&勉強法

ここからは、東京理科大学の理学部英語を攻略するために必要な「対策&勉強法」をお伝えします。

  • 語彙と文法は基礎が大事
  • 内容一致は全問正解を目指す
  • 空所補充は文脈理解でクリア
  • 過去問演習を徹底する

 

上記の4つのポイントを、順に見ていきましょう。

語彙と文法は基礎が大事

東京理科大学の英語の長文や会話文の語彙レベルは、決して高くはありません。最低ラインとして、共通テストレベルの語彙は、しっかり身につけましょう。

 

一般的な進学校で使用している単語帳を1冊マスターしていればOKですが、プラスアルファの力まで磨ければベスト。特に、1つの単語が持つ別の意味や類義語・派生語まで確認することを推奨します。


目標の語彙レベルを磨くのに、おすすめの教材は以下のとおり。

 

  • ターゲット1,900(旺文社)
  • 速読英熟語(Z会)

 

文法系の問題は典型的な問題が多く、基本的な力はNextStage英文法・語法問題(桐原)』でカバーできます。


時間に余裕があれば、実践力が磨ける『全解説頻出英文法・語法問題1000(桐原)』の「基本」と「標準」の問題を解いて、文法力の定着を図ってください。

内容一致は全問正解を目指す

長文・会話文ともに、内容一致は全問正解を目指してください。きちんと内容が理解できていれば、正解しやすい問題ばかりで、多くの受験生の得点源になる設問だからです。

 

本文内容を限られた時間で正確に読み取るためには、受験勉強の中で、精読力を磨くことが重要です。したがって、精読力を養成する教材に取り組んでください。おすすめの教材は、以下のとおりです。

  • 入門 英文解釈の技術70(桐原)
  • 基礎 英文解釈の技術100(桐原)

 

精読力を意識して鍛えたら、多くの長文に触れることも重要。入試問題の英文のレベルや長さに近い教材として、『やっておきたい英語長文5001000(河合)』をおすすめします。


ちなみに内容一致の設問は、選択肢を先に見るのがおすすめ。本文内容がなんとなく把握できますし、長文を読み進めながら選択肢の正誤が判断できます。

空所補充は文脈理解でクリア

空所補充の問題には、知識で解く問題もありますが、空所前後の文脈やパラグラフの要旨を汲み取るタイプの問題を解けるかが重要です。

 

長文全体の構造や段落内の論理展開を見抜く力を育てるためには、パラグラフリーディングを練習しましょう。空欄補充への対応力だけでなく、読解力の向上が期待できます。


パラグラフリーディングの練習におすすめの教材は、『パラグラフリーディングのストラテジー12(河合)』です。慣れてくると、選択肢を見る前に解答の方向性が見えて、解答もスムーズになっていきます。

過去問演習を徹底する

受験勉強の最後は、やはり過去問の徹底演習が大事です。最低でも、10年分の過去問は解いてください少しずつ傾向の異なりは感じますが、求められる力は同じなので、どのくらい通用するかを確認する機会にしましょう。

 

過去問以外に傾向の近い問題として、理工学部その他の学部の過去問を解くのがおすすめです。

 

理工学部の傾向が気になる方は、以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください!

 

 

 

共通テストの問題や国公立の2次試験の過去問など、さまざまな問題を解くのもアリです。設問のバリエーションが豊富なので、英語の総合力を磨くことを意識しましょう。

東京理科大学の理学部英語は対策すれば怖くない!

東京理科大学理学部に合格するためには、数学や理科はもちろん、英語でしっかりアドバンテージを作ることが重要です。高校英語の力をコツコツ磨いて、しっかり受験勉強をしてきた受験生であれば、恐れる必要はありません。


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