早稲田大学政治経済学部志望者必見!英語の入試対策徹底解説!

早稲田大学で人気学部の一つである政治経済学部

 

政治経済学部の学部独自試験では英語の割合が大半を占めています

 

「早稲田大学政治経済学部に合格するために英語はどんな準備が必要なの?」

 

今回はそんな不安を取り除けるよう、早稲田大学政治経済学部の英語試験について解説します。

 

英語試験の対策やおすすめ参考書も紹介していますので、ぜひご参考にしてください。

 

※この記事は約3分で読むことが出来ます。

早稲田大学政治経済学部

早稲田大学政治経済学部は、日本国内の私立大学文系学部の中で最難関の学部に位置づけられている、早稲田大学の中でも人気の学部です。

 

第91代内閣総理大臣の福田康夫氏やユニクロを傘下に持つファーストリテイリング代表取締役兼社長の柳井正氏などこれまで多くの著名人を輩出しています。

 

学ぶ内容は、主に「政治学」「経済学」で、グローバルな視点から研究することに重きをおいています。

政治経済学部の概要

キャンパス:早稲田キャンパス

生徒数:3876人(2022年5月1日時点)

専任教員数:127人(2022年10月25日時点)

学科:「政治学科」「経済学科」「国際政治経済学科」

偏差値:70

政治経済学部の入試について

高校生が受けられる早稲田大学政治経済学部の入試方法は

「一般選抜」
「大学入試共通テスト利用入学試験」
「グローバル入学試験」
「外国学生入学試験」

の4つです。

 

ここでは、最も募集人員の多い一般選抜について解説します。

一般選抜の概要

 

出願期間

2023年1月6日〜1月20日

試験日

大学入学共通テスト 及び 2023年2月20日

合格発表

2023年2月28日

募集人員

300人(政治学科100人/経済学科140人/国際政治経済学科60人)

※2023年 入試

一般選抜の配点や出題範囲

必須3教科3科目+選択1教科1科目=100点
学部独自試験=100点

合計200点で試験が行われます。

 

2020年以前は外国語・国語・選択科目からなる3教科型の試験形態でした。

 

しかし、2021年以降は、基礎的な学力を共通テストで測り、入学後の政治経済学部における学びにつながる準備ができているのかを総合問題で評価することになっています。

 

・共通テスト必須科目

教科

配点

科目

外国語

25点

①英語②ドイツ語③フランス語

から1科目

国語

25点

国語

数学

25点

数学Ⅰ・数学A

 

英語(リスニングを含む)・国語:配点200点→25点に換算

数学:配点100点→25点に換算

 

・共通テスト選択科目

教科

配点

科目

地歴・公民

25点

①世界史B②日本史B③地理B④現代社会⑤倫理⑥政治・経済⑦倫理、政治・経済

から1科目

数学

25点

数学Ⅱ・数学B

理科

25点

①物理基礎②化学基礎③生物基礎④地学基礎 から2科目

または

⑤物理⑥化学⑦生物⑧地学 から1科目

 

それぞれ配点100点→25点に換算

 

・学部独自試験

学部独自試験は、日本語・英語2つの言語を用いた長文問題が出題されます。(試験時間120分)

 

早稲田大学政治経済学部英語試験の出題傾向

共通テストではあまり点差が開かないことから、学部独自試験の点数が合格の鍵となります。

 

早稲田大学政治経済学部の学部独自試験は
「データ分析問題(45点)」
「読解総合問題(40点)」
「英作文問題(15点)」

の3問構成となっています。

 

それぞれの出題傾向を見ていきましょう。

出題傾向

2021年度の学部独自試験をみると、データ分析問題は日本語、読解総合問題が英語で、2022年の学部独自試験では、逆にデータ分析問題は英語、読解総合問題が日本語となっていました。

 

データ分析問題は本文が「約3500字」、読解総合問題は「約2000字」と、これまでの入試問題に比べかなり長文です。

 

テーマは過去の傾向を見ると、社会的な内容が多く、「社会問題」や「経済」などが頻出です。

 

また配点の内訳は、データ分析問題が45点、読解総合問題が40点、英作文が15点となっています。

 

テーマ自体は高校生でも分かる内容となっていますが、語彙のレベルや表現の複雑さを考えると、読解には対策が必要不可欠となるでしょう。

 

英作文は、意見論述型となっており、テーマに対して賛成か反対かを記述します。

 

他大学の英作文とは違い、理由を最低2つ書くことが必要です。

 

語数の指定はありませんが、100〜150字程度は書いておくと良いでしょう。

過去の問題テーマ

・データ分析問題

データ分析問題では、「少子高齢化」や「2009年から2010年にかけて発覚した、ギリシャにおける経済統計の改ざん問題」についてが出題されています。

 

「2009年から2010年にかけて発覚した、ギリシャにおける経済統計の改ざん問題」については英語で出題されていますが、表やグラフについては日本語で書かれていました。

・読解総合問題

読解総合問題では、「ピーター・シンガーの倫理学」「偏見と差別」に関するテーマが出題されています。

 

英語で出題された「ピーター・シンガーの倫理学」に関する読解総合問題は、選択問題がほとんどですが、問題文も英語となっており、対策が必要です。

 

また、選択問題の正答率は高いため、記述式問題の点数を高める必要があります。

 

早稲田大学政治経済学部英語試験の対策とおすすめ参考書

早稲田大学政治経済学部の英語試験は問題数が少ない分、1問の配点が大きいという特徴があります。

 

そのため、1つの問題を軽視できません。

 

しかし、安心してください。

 

順序立てて対策を施せば、英語試験で高得点を狙えます

 

どのようにすれば英語で高得点を狙えるのか、4つの対策を解説していきます。

まずは基礎を固める

問題それぞれの対策を行う前に、基礎を固めることが重要となります。

 

英語における基礎とは、「単語」「文法」です。

 

試験事件が120分とはいえ、長文が2つ、英作文を1つ解かなければならないため、いちいち意味を考えている時間はほとんどありません。

 

また、英作文があるため、単語や文法をなんとなく覚えるだけでは足りず、スペルも正確に書けることが必要です。

 

まずは、単語帳を英語から日本語訳できるようにし、次に日本語から英語を書く練習をしましょう。

 

◯基礎におすすめ参考書

・ターゲット1900

・NEXTSTAGE

 

単語・文法の勉強法は以下の記事で紹介しています!

データ分析問題対策

データ分析問題は、選択問題論述問題が出題されます。

 

選択問題は1問の配点が大きく、過去の傾向では正答率が高いため、間違えないようにしましょう。

 

ただ、この選択問題は文法問題などはなく、読解問題がほとんどです。

 

そのため、後述する読解総合問題対策と同じ練習をしておく必要があります。

読解総合問題対策

読解総合問題も、選択問題の難易度は高くありません。

 

まずは読解力を鍛え、選択問題で高得点を狙いましょう。

 

その上で、論述問題対策を行います。

 

論述問題は200〜300字程度書く必要があるため、自由論述とはいえ、書く内容が限定されます。

 

そのため、あまり怖がる必要はありません。

 

論述問題は、下書きをした上で、本文と矛盾がないか確認してから文章を作成しましょう。

 

また、速読力を身につけることも必要です。

 

短い時間でどれだけ読解できる方高得点に繋がります。

 

◯データ分析問題や読解総合問題対策におすすめの参考書

・やっておきたい英語長文

・英語長文ハイパートレーニング

・英語長文ポラリス

英作文対策

データ分析、読解総合問題に時間をかけるためには、英作文を20分程度で書き上げる必要があります。

 

早稲田大学政治経済学部の英作文は、理由を記述する練習をしておくことがおすすめです。

 

また、より効率的に英作文を行うためには、例文をいくつか知っておくと良いでしょう。

 

英作文問題で使いやすい例文を組み合わせることで、簡単にきれいな英文を作れます。

 

◯英作文におすすめの参考書

・英作文ハイパートレーニング自由英作文編

・基礎からの英作文実践講義

・自由英作文読本

 

こちらの記事で、英作文の基礎について詳しく話していますので、ぜひ覗いてみてください!

しっかり対策をして英語試験の準備をしよう!

ここまで、早稲田大学政治経済学部の英語試験対策をご紹介してきました。

 

英語対策を行った後は、添削を受けることが大切です。

 

英作文や記述問題は、自分が納得のいく内容でも、間違いがあることは多々あります。

 

目黒の英語塾ENGLISH-Xでは、早稲田大学 政治経済学部の英語対策を行っています。

 

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