「横浜市立大学医学部に合格したい」
「横浜市立大学の英語の対策法を知りたい」
そのような悩みに応えるべく、この記事では横浜市立大学医学部の英語について詳しく解説します。
横浜市立大学の英語対策をする上でのポイントもお伝えします。
この記事を読めば横浜市立大学の英語で合格点を取るためにやるべきことがすべてわかります。
この記事は、目黒にある英語専門塾ENGLISH-Xが監修して制作しました。
対策法も詳しく紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
(この記事は約5分で読むことができます)
Contents
横浜市立大学とは
ここでは横浜市立大学の概要について紹介します。
学校紹介
横浜市立大学は神奈川県横浜市にキャンパスを置く公立大学です。
1928年(昭和3年)の創立以来、たくさんの卒業生を輩出してきました。
高い教養と品格を身に付け、世界的に活躍できる人材育成をしています。
市内5キャンパスに5学部の学生が勉学に励んでいます。
横浜市立大学の学部は以下の通りです。
・国際教養学部
・国際商学部
・理学部
・医学部(医学科、看護学科)
・データサイエンス学部
横浜市立大学医学部の試験情報
ここでは横浜市立大学医学部の試験情報について紹介します。
共通テストの科目、配点
共通テストの科目、配点は以下のとおりです。
科目 |
英語 |
数学 |
国語 |
理科 |
地歴公民 |
合計 |
配点 |
300点 |
200点 |
200点 |
200点 |
100点 |
1000点 |
(注1)英語の配点はR:L=4:1
(注2)数学は【数学ⅠA】【数学ⅡB】の選択が必須
(注3)理科は【化学】【物理】【生物】から2科目選択
(注4)地歴公民は【地歴B科目】【公民】から1科目選択 第一科目のみ
共通テストは理系型の1000点満点です。英語の配点が高くなっているため、共通テストにおいても英語の対策は最重要だといえます。
理科は【地学】が使えないこと、地歴はA科目が使えないことも注意が必要です。
解答科目を間違えないようにしましょう。
また、合計が750点を下回る場合は、足切り(2次試験を受けられない)となる場合があります。
2次試験の配点、科目
2次試験の配点、科目は以下の通りです。
科目 |
英語 |
数学 |
理科 |
合計 |
配点 |
400点 |
400点 |
600点 |
1400点 |
試験時間 |
90分 |
120分 |
180分 |
|
(注1)数学はⅠⅡⅢABの範囲
(注2)理科は【化学】【物理】【生物】から2科目選択
2次試験は1400点満点です。
試験時間は英語が90分と時間制約が厳しくなっています。
また得点化はされませんが、【小論文】と【面接】も課されます。
小論文は1000字程度で論理的思考力を問われます。
横浜市立大学医学部の英語分析
ここでは横浜市立大学医学部の英語についてお伝えします。
問題を分析することで対策法を考えます。
試験概要
横浜市立大学医学部の英語試験は試験時間90分で行われます。
他大学の英語試験時間と比べると比較的短いです。
短い時間で的確に解答する力が求められています。
英語の配点は400点となっています。
共通テストより2次試験にウェイトが置かれているため、合格のためにはしっかりと得点する必要があります。
大問分析
ここでは2023年に実施された試験問題の分析を行います。
横浜市立大学医学部の英語入試は大問3題構成です。
3題とも長文読解問題となっており、正確な読解力が求められています。
試験時間を考えると、1題あたりに使える時間は30分以内です。
読解スピードも要求されるため、日頃からしっかり練習しておく必要があります。
大問1 論説文 約650字 やや難
2023年入試の第1問は論説文です。人類史における研究結果からわかったことを考察する文章が出題されました。
英語の知識はもちろんですが、歴史的な背景が出てくるので社会的な知識が無いと読解が難しく感じられるかもしれません。英語の学習のみならず、様々な分野を幅広く学習しておく必要があります。
設問は5問中4問が和訳問題です。なかには簡潔にまとめるなど要約する力が問われているものもあります。
大問2 論説文 約900字 やや難
2023年入試の第2問は論説文です。「自分とは何か」を問う内容となっており、思想・哲学に関する文章でした。読みにくい文章で、語数も900字と比較的多いので苦労した受験生が多かったと推察されます。
設問は5問中3問が日本語での要約、2問が英語で答える問題でした。英語で答える2問のうち1問は、30語から50語の文章で答えさえる問題となっています。
大問3 論説文 約880語 やや難
2023年入試の第3問も論説文です。「コウイカの生態」の生態についての文章で生物に関する内容でした。生物選択者は少し有利になったかもしれません。
設問は6問中4問が和訳や要約、2問が英語で答える問題でした。
「コウイカの体内の仕組み」を問う問題や「タコとコウイカの体の構造上の違い」を問う問題など文章を正確に読まないと答えられない問題が多くあります。
横浜市立大学医学部の英語対策
ここでは横浜市立大学医学部の英語対策の具体的方法について解説します。
以下の4観点で述べていきます。
・基礎知識
・語彙力
・文法
・長文読解
基礎知識
横浜市立大学医学部の英語試験では、歴史、人類、生物など多岐にわたる分野で出題がされています。
もちろん出題された文章を読んで答えるのですが、前提となる基礎知識があると文章が読みやすくなります。
常日頃から様々な分野にアンテナを張っておきましょう。
学校の授業で受験科目では無い教科の授業の内容から出題されることもあるかもしれません。
過去には「SFファンタジー」「人種差別問題」「人間とペットの関係」などの出題がありました。
語彙力
横浜市立大学医学部の英語試験においては高い語彙力が必要とされています。
日頃の語彙力を高めるように努めましょう。
難関大学の入試においては、必ず意味がわからない単語が出題されます。そんなときは以下の2つで対応します。
・前後関係から意味を判断する
・意味が分からなくても内容理解には大きな影響はない
日頃から上記2点を意識し、英文を読むようにしましょう。
なお、専門分野に関する単語は注釈が付くこともあります。
文法
横浜市立大学医学部の英語試験において、特段難しい英文法を問われることはありません。
現在使用している英文法参考書を繰り返し勉強するようにしましょう。
しかし、難しい文法は問われない一方、中途半端な理解は危険です。
特に和訳に関しては、受験生が間違えやすい部分を答えさせることが多いので正確な理解に努めましょう。
長文読解
横浜市立大学医学部の英語試験の長文は内容が難しいかつ時間制約が厳しいです。
日頃からしっかり対策しておく必要があります。学習のポイントは以下のとおりです。
・長い文章でも正確な読解ができる力を付ける(時間を気にしない)
・正確な読解ができるようになったら時間を意識する
受験生の中には時間を気にするあまり、読解を疎かにしてしまうケースがあります。それでは本末転倒です。
まずは正確な読解に努めましょう。時間を早めるのはそこからです。
なお、試験時間から考えると約800字の文章を30分で読み、問題を解く必要があります。
まとめ
横浜市立大学医学部合格のカギとなるのは、正確な読解力です。
日頃の学習において、短い文章から正確に訳すことができる力をつけましょう。
ですが、一人で勉強を続けることは難しいと感じることもあるでしょう。
特に和訳や要約は添削してもらうことでより点数を取ることができる解答になります。
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