【2025年度最新版】東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語の対策方法を徹底解説!
春期講習

140年余の長い歴史を持ち、理系国公立大学のトップを誇る東京科学大学(旧東京工業大学)は、毎年多くの受験生がいる人気の大学です。

理工学系の中ではとくに、情報理工学部の人気が高い傾向にありますが、生命理工学部や情報理工学部など、どの学部も2倍以上の高い倍率です。

東京科学大学(旧東京工業大学)の理工学系は、センター試験で基準点(950点満点で600点)に達すれば、あとは全て2次試験の結果で判定される、センター試験との合算ではない特徴のある大学のため、入試を勝ち抜くためには、英語入試でいかに得点を得られるかが重要です。

しかし、共通テストに名前を変えた2021年度には、「学院全体で志願倍率が4倍を超えた場合は、共通テストによって受験者を4倍に絞る」足切りが行われるなど、時代と共に1次試験の扱いも大きく変わろうとしています。

今回は、東京科学大学(旧東京工業大学)の英語試験の対策方法や勉強方法を伝授します。

本記事は東京科学大学(旧東京工業大学)を目指す受験生のために目黒の英語専門塾ENGLISH-Xの東大生の安積が、制作しました。対策や勉強法だけでなく、英語が不安な人に向けて、受験に向けて役に立つ情報もお伝えするので、ぜひ最後までお読みください。

注意点

※1:2024年10月に東京工業大学は東京医科歯科大学と合併し、東京科学大学となりました。

※2:入試方式については、理系学系(旧東京工業大学)、医歯学系(旧東京医科歯科大学)で別々となっており、大きな変更点はありません。

東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語入試概要

東京科学大学(旧東工大)理工学系の2次試験は1日目数学・英語、2日目物理・化学の順番で2日間に渡って行われます。初日に実施される英語入試では、どのような出題形式と回答形式なのか、2023年度と2022年度とを照らし合わせた、入試問題の変化と併せて見ていきましょう。

出題形式

東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語試験では、例年大問2題の長文が出題される傾向です英文はいずれも、1,0002,000語と長く、試験時間90分の間で2530問ほどの設問に回答する必要があります。

1つの大問に対して、和訳・英作文が4題程度、内容理解に関する選択問題が3題程度、要約や説明などが1題程度出題されます。

解答形式

東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語入試では、英文和訳、和文英訳、内容説明などが記述式問題として出題され、内容真偽問題、空所補充問題等が選択式問題として出題されます。

英語入試の変化

東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語入試は、年度により問題傾向がどのように変わるのでしょうか。ここでは、2022年度入試と2023年度入試を比較します。

結論、2025年度時点で、東工大→東京科学大学に変更したことで問題構成などは変化していません!

文字数の変化:2023年度の英語入試では、長文の合計文字数が約3500語と、約3350語であった2022年度と比べて150語ほど増加しました。

2021年度から2022年度で語数が増えたこと、総語数は2019年度以降、5年連続して3,000語を超えています。

設問方式:長文読解2題の出題方式、英文和訳や和文英訳、内容一致選択問題などの設問方式は2022年、2023年とも変わりません。

 

ただ、英語に関して、配点という点で「令和10年度選抜における共通テスト(1次試験)の結果を合否に用いる」という大きな変更が発表されました。

詳細:https://admissions.isct.ac.jp/ja/013/undergraduate/changes

 

その配点は以下のようです。

変更前

区分 国語 地歴公民 数学 理科 外国語 情報
共通テスト
個別試験  300 300 150 750
300 300 150 750

変更後

 

区分 国語 地歴公民 数学 理科 外国語 情報
共通テスト 30 15 30 30 30 15 150
個別試験 300 300 150
30 15 330 330 180 15

900

 

上記から、共通テストの対策もしっかりと行わなければなりません!

共通テストの対策方法については、以下の記事を参考にしましょう!

東京科学大学(旧東工大)の英語入試出題傾向

東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語入試はどのような出題傾向にあるのか、以下の入試問題の傾向について解説します。

・英文和訳問題

・選択式問題

・内容説明問題

・英作文問題

 英文和訳問題

英文和訳問題は、多くの国公立大学で出題される傾向にあり、

東京科学大学(旧東工大)理工学系も例外ではありません。英文和訳問題は、ただ英語を訳せれば得点が得られるわけではなく、きちんと文法事項を理解したうえで、適切に英語を日本語に置き換える文章作成力が求められます。

文法のレベルは、センターレベルの基本的なもののため、文章作成力でいかに得点を稼ぐかがカギになるでしょう。

選択式問題

東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語入試は、長文が2問のみのため選択式問題も長文の中から出題されます。各選択肢が長文のどこに書かれているかを素早く見つけるスピード感が求められます。

東京科学大学(旧東工大)理工学系の過去問だけでなく、難関私立大学の過去問にも触れ、長文の中から正解の選択肢を見つける訓練をしておきましょう。

 内容説明問題

東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語入試では、大問1と2ともに内容説明問題が出題されます。文字数が制限されている場合があるので、指定文字数内で書き切る訓練も進めましょう。

 英作文問題

英作文では、和文英訳問題が出題されます。

東京科学大学(旧東工大)理工学系の英作文は、英訳するために一ひねりが必要な日本語が使われているため、日本文の意味をしっかり分析したうえで、それにふさわしい英語の語句や熟語を選択し、まとめて英文にするプロセスが必要です。

東京科学大学(旧東工大)理工学系英語の各問題の特徴

東京科学大学(旧東工大)理工学系の長文では、小説や随筆が出ることはほとんどなく、いずれも論説文が出される傾向にあります。理系国公立大学ではありますが、自然科学系の論説文だけでなく社会系の論説文も多く出題されています。

ここでは、2022年度の出題をもとにどのような特徴があるのかを解説します。

第1問の長文総合

2022年度の英語入試では約2,280語の論説文が出題されました。語彙数に違いはありますが、例年第一問の方が第二問よりも語数が多い傾向です。

2,000語を超える長文は読み進める集中力が求められるものの、難解な文章ではなく、設問の難易度も高すぎるわけではありません。

第2問の長文総合

2022年度の英語入試で第二問では、1,210語と第一問のおよそ半分の語数の長文が出題されました。第一問の半分とはいえ1,000語を超える長文であるため、文章構造をしっかりと理解しながら問題を解く力が求められるでしょう。

東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語攻略対策と勉強法

理系国公立大学のトップを誇る東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語入試で高い正答率を得るためには、いかに対策を練るかが重要です。英語を攻略するための対策と勉強法、おすすめの参考書を以下の5つの項目で解説します。

・長文対策を徹底

・英語の基礎力を高める

・速読力・精読力を高める

・時間配分を考えた演習

・過去問を用いた演習

長文対策を徹底

内容が抽象的な説明文がよく扱われるので、文章の論理展開をしっかり把握するようにしましょう。2,000語近い文章が出題されるため、難解なイメージが持たれる東京工業大学の英語入試ですが、英文解釈レベルは標準的です。

解き方・読み方を学びながら超長文に慣れていくことが英文対策の近道です。さまざまな問題に触れ、長文に慣れておきましょう。

長文対策には、かんき出版肘井学著「大学入試 レベル別英語長文問題ソリューション3 トップレベル」がおすすめです。旧帝大レベルの究極の長文問題10題を厳選してあるので、東京工業大学レベルの長文に慣れておきたい人にぴったりです。長文に出てきた単語を覚えるためのリストを掲載しているので、単語力の強化にも役立つでしょう。

また、英語の長文読解が苦手な方は、以下で解説してる学習方法も試してみてください。

英語の基礎力を高める

東京工業大学の英語入試では、難解な単語や熟語が頻出するわけではありません。特別な勉強をするのではなく読解に不可欠な基礎単語力・文法力を付けることを意識しましょう。

単語力や熟語力を鍛えるためには、KADOKAWA「改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁」がおすすめです。間違いやすい単語を重点的に解説したり、重要な単語や熟語は繰り返し出題したりするなど、確実に覚えるための工夫がなされている1冊です。

 

単語帳の決め方や、単語の覚え方については下記の記事を参考にしましょう!

現役東大生が受験生の時にどのように暗記していたかがわかります!

 

速読力・精読力を高める

東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語試験で出題される長文は、単語や熟語は基本的なものが多いとはいえ、90分で合計3,000語以上の長文を読む速読力と、正しく文章を読み解く精読力が求められます。速読力を高めるために、英語を一語ずつ読むのではなく、意味のまとまりごとに読み進めましょう。日本語に訳すのではなく、英語のまま読み進められれば速読力の向上に役立ちます。

速読力を上げるなら、朝日新聞出版「毎日の英速読 頭の中に「英文読解の回路」をつくる」がおすすめです。3〜5ワード前後の意味のまとまりごとに、前から前から訳していくスラッシュ訳が使われているので、戻り読み防止対策に役立ちます。

精読力をあげるには、分からない単語や熟語などの意味や文構造の分析をしっかり行い、英文全体を繰り返し音読して、単語や文構造を頭に定着させることが大切です。

精読力を鍛えたいなら、河合出版「入試精選問題集2 精読のプラチカ 英語長文」がおすすめです。解説ページでは単語や熟語の意味だけでなく、問題の解き方・考え方もわかりやすく説明しています。難易度マークがついているので、自分のレベルに合わせて精読力を高めることが可能です。

 

長文読解専用のテキスト購入を考えている人は下記の記事を必ず確認しましょう!

時間配分を考えた演習

東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語入試では、90分の試験時間内に3,000語以上の長文を読む必要があります。時間配分を考えた演習を行い、長文を読み解くペースを掴みましょう。

大問12ともに配点は大きく変わらないので、文章が比較的短い大問2を、文章構造をしっかり理解しながら丁寧に解くようにしましょう。自分が1分間に読める単語数を調べて、読解スピードを確認するのもおすすめです。

過去問を用いた演習

東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語入試で正答率を上げるために、過去問や模擬試験は積極的に活用しましょう。模擬試験で自分の実力を知ったり、過去問を最低10年分解いたりすることで東京工業大学の英語入試の傾向が見えてきます。

過去問は教学社「東工大の英語20カ年」がおすすめです。タイトルの通り、20年分の英語入試の問題が網羅されています。

まとめ

例年、東京科学大学(旧東工大)理工学系の英語入試では1,000〜2,000語の長文の大問が2問出題されます。語彙や文法は標準レベルですが、長文を読んだうえで、試験時間90分で25〜30問ほどの問題に解答する速読力や精読力が求められます。また、英語を和訳できる、日本語を英訳できるだけでなく、状況に応じた分析力や適切な日本語に言い換える語彙力も必要です。

語彙や文法の基礎を固めたうえで、抽象的な表現を正しく理解できる力を身につけて高得点を目指しましょう。

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