現役東大生が教える東京理科大学薬学部の英語の攻略法

東京理科大学薬学部は、薬学科・生命創薬科学科の二つに分かれています。2022年度において、理科大薬学部全体の倍率は36倍で、カリキュラム的に国試の受験資格が得られる6年生の薬学科の倍率は4.6倍という高い人気を誇ります。

受験方式は、共通テストの結果のみで合否が決まるA方式、一般試験のみで合否を決めるB方式、共通テストの結果を一部用いて合否を決めるC方式、指定された英語資格・検定試験のスコアを満たしている場合に出願できる方式であるS方式があります。

本記事では、B方式での英語の内容を扱います。

この狭き門をくぐり抜けるために、多くの理系受験生が苦手としている英語で点数を稼ぎ、合格を掴み取りましょう!!

「理科大薬学部の英語ってどんな問題が出題されるの?」

「それに向けた対策はどうしてらいいの?」

迷える受験生、東京理科大学薬学部の合格を勝ち取りたい受験生の悩みを解決します!

今回は、2022年度に現役で東京大学に進学した現役東大生が理科大薬学部のあれこれを紹介するとともに対策法も教えようと思います。

本記事は目黒の英語専門塾ENGLISH-Xで生徒として学び、東大に現役合格し、現役で生徒の指導をしている安積が、東京理科大学薬学部の英語の内容を知っておきたい受験生に向けて制作しました。

※この記事は5分で読むことができます。

東京理科大学薬学部の英語出題傾向

東京理科大学薬学部の英語試験はどのような出題傾向にあるのでしょうか。まずは、出題範囲・時間配分・出題形式・解答形式・点数配分の順に紹介していきます。

出題範囲

理科大薬学部の英語の大問数、細かい内容は毎年変動します。しかし、毎年長文は1〜2題、空所補充問題、語句の変形、語句の整序問題などの単語・文法問題が2〜3題の計3〜4題になります。

出題形式

東京理科大学薬学部の英語入試の一般入試では、以下の5つの科目から出題されます。

・コミュニケーション英語

・コミュニケーション英語

・コミュニケーション英語

・英語表現

・英語表現

時間配分

東京理科大学薬学部のB方式の英語試験の試験時間は60分です。年度によって大問数、大問の構造は変化しますが、文法・語彙系の大問に時間をかけすぎず、長文に時間をかけることをオススメします。

したがって、語彙問題でわからない問題があった場合は、深く考えすぎずに次の問題に進むのがよいでしょう。

解答方式

東京理科大学薬学部の英語試験は、過去に記述の問題も一部ありましたが、最近は全て選択肢問題です。

また、設問は「Which of the items below is the closest ~」、「Which of the items below correctly~」のように英語なので設問に対しても注意深く読む必要があります

点数配分

東京理科大学薬学部B方式の英語は100点満点です。(数学は100点、化学は150点)

2019年度のデータによると大問別では、長文41点(11問)、空所補充16点(8問)、語句の変形18点(6問)、語句整序25点(5問)となり、問題の数とも見比べると長文はもちろん、語句整序問題がカギを握っています

H2:東京理科大学薬学部英語試験の各問題の解説と対策法

以下で、各大問の解説と対策法を紹介します。

H3:長文読解について

全ての大学の長文読解に言えることで、ズバリ、長文読解の対策法は以下の二つです。

・語彙強化

・パラグラフリーディングを行うこと

語彙強化については、毎日コツコツ復習と新しい単語を覚えるという1日のフロウに慣れることが第一歩です。

最終的に、ターゲットレベルの単語がマスターできれば十分です!

また、「初めて単語帳を使うのだけど使い方がわからない、、」

「一日どのくらいの単語を覚えればいいのかわからない」

といった受験生の方は以下の記事を参考にしてみてください!

上に紹介した通り、薬学部の英語の試験時間は非常に短いので速読力が必要になります。

速読力をあげたい受験生は、パラグラフリーディングをすることで、一段と出来が変わります。

パラグラフリーディングで、展開や大意を把握する方法をざっくり説明すると、以下のイメージです。

・パラグラフの主張は1つという特性を意識する

・パラグラフの「主張・結論」を見つける

・各パラグラフの内容を簡単にメモする

もちろん一朝一夕で、パラグラフリーディングは身につきません。

展開の把握を楽にするディスコースマーカー(接続詞や副詞)を見つけるなど、コツをつかむ練習が必要です。

『パラグラフリーディングのストラテジー12(河合)』などを利用し、過去問演習までに徹底的に練習しましょう。

文法・語彙問題について

上の「長文読解について」で語彙力の向上方法・目標は紹介しましたので、参考にしてみてください。

東京理科大学薬学部の英語では、読解文や対話文に難解な単熟語が頻繁するわけではありません。しかし、単語や文法の知識がある方が回答をスムーズに進められ、時間の短縮にもつながるため、単語は幅広く意味が理解できるように、基礎をしっかりと固めましょう。

文法の学習には、入試に必要な英文法が網羅されている桐原書店「Next Stage 英文法・語法問題[4th EDITION]: 入試英語頻出ポイント218の征服」がおすすめです。覚えるポイント・間違いやすいジャンルがまとまっており、後ろの章では受験英語の英熟語を網羅する厳選された英熟語集が載っているためマスターすれば、合格はグッと近づきます。

語句整序問題について

点数配分の部分で言ったように語句整序問題は他の問題よりも一つの点数が高く、長文の次に重要な大問になります。

語句整序問題は(ルールのある)パズル問題と一緒です!

「ルールのある」の“ルール=英語知識“です。

例えば、イディオム、主語が三人称の場合は動詞が原型ではダメとか、時制の一致などです。
このルールに従い、選択肢の中でできるだけカタマリを作ることがコツです!

例題を使ってそのコツを紹介します。

例題

彼を待ってもむだなようだ。

There ( in / be /appears /sense /to / no ) waiting for him.    (近畿大)

この問題で注目すべきポイント、英語知識は以下の三つです。
①主語がThereで三人称なのでそれに対応する動詞は三人称単数のsがついているはず。

appear to do「〜するように見える」が使えるはず。

there is no sense (in) doing 「しても無駄である」が使えるはず

以上から

①→There appears は確定

②→appears to be は確定

③→be no sense in waiting は確定

ということがわかり、解答はappears to be no sense inになります。

まとめ

東京理科大学薬学部の英語で高得点を安定して取ることは、基礎ができており、ちゃんと頭に定着していれば難しくはありません。

しかし、その基礎を定着させることは暗記から始め、演習をしたりで長く時間がかかり、辛い道のりになる受験生もいるでしょう。

ENGLISH-Xでは楽しく英語を教え、この道のりを手厚くサポートさせていただきます1

地道に語彙力を強化し、正確な解釈を行う力を身につけ、さらに頻出する分野のトピックに関する背景知識を蓄えましょう。当記事で紹介した勉強法や教材を参考にして、ぜひ受験勉強を充実させてください。

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