【英検2級受験者必見】合格するための面接対策を詳しく解説

「英検2級の面接試験は難しいの?」

 

「英検2級の面接の流れが知りたい」

 

「英検2級と英検準2級の難易度はどのくらい違うの?」

 

そのような悩みに応える英検2級の面接について詳しく解説します。

 

英検2級に合格するための対策法や面接の流れについてもお伝えします。

 

この記事を読めば英検2級の面接で合格するために必要なことをすべて知ることができます。

 

この記事は、目黒にある英語専門塾ENGLISH-Xが監修して制作しました。

 

面接時の注意点も紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

(この記事は約5分で読むことができます)

 

英検とは

英検とは「実用技能英語検定」の略称です。英語力の発展・向上を目的として1963年にスタートした英検は、60年経った現在も日本最大級の英語資格試験です。

 

毎年子どもから大人まで約400万人が受ける英検は、高校入試大学入試就職試験にも活用されています。

 

「英検〇級合格」と言うだけで、その人の英語力がある程度わかるようになっています。英語を勉強したい人、英語を使って活躍したい人にとって英検は一種のステータスといえます。

 

これからますます英語の重要性が増していきます。英検合格を目標に英語の勉強を始めてみるのもいいでしょう。

 

英検2級について

ここでは英検2級について以下の点について紹介します。

・英検2級の試験内容

・英検2級の難易度、レベル

・英検2級の合格点と合格率

について詳しく解説します。

<h3>英検2級の試験内容

英検2級は一次試験と二次試験で構成されています。一次試験は筆記試験とリスニング二次試験は面接です。英語4技能を満遍なく問うてきます。

 

一次試験の合格者が二次試験に進み、二次試験に合格すると晴れて英検2級合格となります。

 

試験内容については以下のとおりです。

試験区分

試験内容

配点

試験時間

一次試験

リーディング

1,950

85

ライティング

リスニング

25

二次試験

面接

650

7

 

一次試験のリーディング、ライティング、リスニングは各650点です。

 

リーディングは、文法問題空欄補充問題長文読解で構成されています。

 

ライティングは英作文です。

 

リスニングには会話文が含まれています。

 

設問数は全て合わせると70問ほどです。

 

 

 

 

 

英検2級の難易度、レベル

英検の目安レベルは以下の通りです

目安レベル

必要単語数

英検3級

中学校卒業程度

2,500

英検準2級

高校中程度

4,000

英検2級

高校卒業程度

(共通テスト)

5,700

 

英検2級は高校卒業程度です。つまり、一般的な大学入試共通テストくらいの難易度です。

 

大学によって、英検2級取得者は英語試験を免除されることもあるので、大学入学レベルには十分なレベルと言えます。

 

よく「英検準2級とのレベル差はどのくらい?」という質問を受けます。英検準2級は、高校中程度レベルなので、高校生低学年でも十分合格できるレベルです。

 

必要単語数も1,500語以上違うので、英検準2級と英検2級のレベル差は意外と大きいです。

 

英検準2級の面接対策についてはこちらのサイトで詳しく解説しています。

「英検準二級面接で使える表現!合格へ導くテクニックを解説!」

 

英検2級の合格点と合格率

英検2級の合格点と合格率は以下の通りです。

試験

満点

合格目安点

合格率

一次試験

1,950

1,520

30

二次試験

650

460

80%

 

表からわかるとおり、英検2級は一次試験(筆記試験)の合格が難しいです。文法問題や長文読解などしっかりと対策が必要です。

 

一方、二次試験の合格率は約80%と高いです。理由として一次試験を突破できる英語力が備わっているということも挙げられますが、二次試験(面接)は対策をすれば誰でも合格できるということです。

英検2級の面接の流れ

ここでは英検2級の面接について、入室から退室までの流れを時系列で紹介します。

 

事前にシミュレーションしておくことで当日焦らず面接に臨むことができます。

 

入室

面接官の指示に従い入室する

 

「面接カード」を渡す

面接官に「面接カード」を渡す

 

着席、面接級の確認、挨拶

面接官の指示で着席、事務的な確認をした後挨拶を行い面接開始

 

「問題カード」を受け取り、パッセージを黙読する

黙読時間は約20秒 問題を把握する

 

パッセージを音読した後、パッセージについての問題1

面接官の指示で音読し、質問に答える

 

20秒の考慮の後、問題2を答える

面接官の指示に従い、質問に答える

 

「問題カード」を裏返し、問題3,4に答える

最後は受験者の意見を問う問題

 

「問題カード」を面接官に返して退室

最後の挨拶も忘れずに

 

設問内容

英検2級における設問内容を紹介します

 

音読

60語ほどのパッセージを音読します

 

パッセージについての質問

音読した内容について、面接官の質問に答えます

 

イラストについての質問

3コマのイラストの展開を面接官に説明します

 

受験者自身の意見を問う問題

受験者の意見を面接官に伝えます。出題は2題です。

 

英検2級の面接で合格点を取る対策法

ここでは英検2級の面接で合格点を取る方法を2つに絞って紹介します。

 

過去問で練習する

最も有効的な方法は、過去問で練習することです。過去問集を購入してもよいですが、英検のサイトに「サンプル問題が掲載されています。

 

どの程度の文章を読むのかを事前に確認しておくことで心の準備をすることができます。

 

スピーキングを録音する

自分の話した内容を録音しておくこともよい勉強になります。

 

録音することで話している時に気づかないクセを知ることができます。

 

正しく発音できているかを客観的に判断できるので、とても効果的です。

 

人によっては少し恥ずかしいと感じることもあるでしょう。

 

ですが、必ずスピーキング力が向上しますので是非やってみてください。

 

英検2級の面接で使えるフレーズ4

ここではいざというときに使えるフレーズ4選を紹介します。

 

是非頭に入れておいて、面接中に困ったら使いましょう。

 

Could you please say that again?

面接官の英語が聞き取れなかったときに使いましょう。

 

聞き返すことは減点の対象とはなりません。ただし、不用意に聞き返していると減点になります。気を付けましょう。

 

well...

解答に詰まったときに使いましょう。日本語訳は「うーん。」といったところです。

 

面接で一番やってはいけないことは話さないことです。

 

「今考えています」という意思表示をすることはとても大切です。

 

I think that

自分の意見を伝えるときに使いましょう。問題3,4によく使います。

 

より丁寧な表現は、I would say thatです。

 

It is important to

~は大切だ」という構文です。

 

上の表現同様、問題3,4で使うことが多いです。

 

まとめ

英検2級の面接は、しっかりと対策をしておけば必ず合格することができます。

 

問題の形式は毎回同じなので、過去問やサンプル問題で繰り返し練習をしておきましょう。

 

英語塾のENGLISH-Xでは、生徒一人ひとりの目標に合わせた完全オーダーメイド型授業を行っています。

毎年多くの生徒が英検2級に合格し、大学入試を有利に進めることができています。

英語を習得することは、必ず将来の役に立ちます。

英語が得意な人も、苦手な人も、ENGLISH-Xにお任せください。

 

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