英検準二級受験者必見】ライティングで合格点を取る方法と対策を解説

「英検準二級の難易度ってどれくらい?」

 

「英検準二級のライティングの対策法が知りたい」

 

「英検準二級と三級はどのくらいレベル違うの?」

 

そのような悩みを解決するべく、この記事では英検準二級のライティング問題の対策法について詳しく解説します。

 

さらに英検準二級に合格するノウハウを惜しみなくお伝えします。

 

この記事を読めば英検準二級に合格するためにするべきことがすべてわかります。

 

この記事は、目黒にある英語専門塾ENGLISH-Xが監修して制作しました。

 

ぜひ最後まで記事を読んで、英検準二級合格を掴んでください。

(この記事は約5分で読むことができます)

 

英検について

ここでは英検とは何かについて解説します。

 

合格後の活用法も紹介します。

 

英検とは

英検とは「実用技能英語検定」の略称です。日本英語検定協会が主催しており、日本人の英語力の発展・向上を目的として1963年にスタートしました。長年に渡り日本の英語力向上に貢献しており、英検取得は一つのステータスと言えます。

 

英検の活用法

「英検〇級合格」というだけで、その人の英語力がわかります。そのため、就職試験において履歴書で自己アピールとして活用することができます。さらに高校入試や大学入試にも活用されており、一定以上の級に合格すると英語の試験を免除してくれる学校も存在します。つまり、英語の試験を満点として扱ってくれるわけです。それほど英検は英語資格の中でも信頼されたものであると言えます。

英検準二級について

ここでは英検準二級について以下の3観点で解説します。

・英検準二級の試験内容

・英検準二級の難易度、問題レベル

・英検準2級の合格目安点と合格率

 

英検準二級の試験内容

英検準二級の試験内容は以下の通りです。

試験区分

試験方式

試験内容

試験時間

一次試験

筆記

リスニング

リーディング

ライティング

リスニング

筆記:75

リスニング:25

二次試験

面接

スピーキング

6分程度

 

英検準二級は一次試験と二次試験で構成されています。

 

一次試験合格者のみが二次試験へ進み二次試験を突破すれば晴れて英検準二級合格となります。

 

試験内容は、一次試験は筆記とリスニング二次試験は面接となっています。

 

リーディング部分は会話文日常場面における設問が多く出題されています。

 

ライティング部分は与えられた設問に対する回答を英文で記述します。

 

試験内容は毎年大きな変化は無いので、受験前は過去問を見ておくと良いでしょう。

 

英検準二級の難易度、問題レベル

英検準二級の難易度、問題レベルは以下のとおりです。

 

難易度

問題レベル

必要単語数の目安

高等学校中程度

高校1年・2年生

3,600

 

英検準二級の難易度、問題レベルは高等学校中程度です。

 

高校在学中に取得するケースが多く、英語が得意な人は中学生でも合格します。

 

語の勉強を継続的に続けている人にとっては決して難しいレベルではありません

 

必要単語の目安数は約3,600語です。

 

英検三級は約2,100語なので、1.5倍程度の単語が必要になります。

 

英検準2級の合格目安点と合格率

英検準二級の合格目安点と合格率は以下の通りです。

 

試験区分

満点

合格目安点

合格率

一次試験

1,800

1,332

35%

二次試験

600

406

80

 

日本英語検定協会は配点の詳細を公表していません

 

結果表に記載されている数値を参考にすると上記のようになります。

 

一次試験の合格目安は約6です。

 

配点と一致しているわけではないですが、過去のデータから約6割というのは間違いありません。

 

英検準2級のライティング

ここでは英検準二級のライティング問題について見ていきます。

 

英検準二級におけるライティングは、大問5で出題されます。

 

たった一題しか出題されませんが、配点はかなり大きく点数を落とすと一次試験合格は厳しくなります。

 

問題例

ここでは過去問を参考にライティング問題例を見てみます。

 

  • あなたは,外国人の知り合いから以下のQUESTIONをされました。
  • QUESTIONについて、あなたの意見とその理由を2つ英文で書きなさい。
  • 語数の目安は50語~60語です。
  • 解答がQUESTIONに対応していないと判断された場合は、0点と採点されることがあります。QUESTIONをよく読んでから答えてください。

 

QUESTION

Do you think about elementary school students having smartphones?

約:小学生がスマートフォンを持つことについてどう思いますか?

 

質問内容としては、最近話題となっているテーマから出題されます。

 

インターネット、スマホなどのテーマから、テレビや図書館など身近な題材も多いです。

 

日頃から視野を広く持っておくことは、ライティング問題の質問に対する意見に反映させることができます。

 

模範解答

I agree that elementary school students should have smartphones.

First of all, smartphones are convenient tools and necessary for elementary school students. You can improve your relationship with your friends by using your smartphone.

Second, it helps you learn. You can learn effectively by using learning apps.

Therefore, it is good for elementary school students to have smartphones.

(文字数:58

日本語訳

私は小学生がスマホを持つことに賛成です。

まず、スマホは便利な道具であり小学生にとっても必要なものです。

スマホを使うことで友人との関係を良好にすることができます。

次に、学習の手助けになります。

学習アプリを使うことで効率的に学習することができます。

よって、小学生がスマホを持つことは良いことです。

 

ライティング問題の注意点

ライティング問題に答える際の注意点をお伝えします。

 

注意点は以下の3点です

・字数を守る

・求められている答えになっているか

・語彙、文法は正しく使えているか

 

字数を守る

ライティング問題の英作文は、5060字を目安に解答します。

 

細かい字数制限があるわけではないですが、過度に逸脱した字数の場合は減点されることがあります。

 

特に、字数が足りない場合は大幅に減点されてしまいます。

 

日頃の学習から50字の感覚を身に付けておきましょう。

 

求められている答えになっているか

英作文する際は、求められている答えになっているか注意しましょう。

 

意見と理由は2つ必要です。

 

意見しか無い解答1つしか述べていない解答をよく見かけます。

 

当然ながら設問条件に合っていないので減点です。

 

語彙、文法は正しく使えているか

題意にふさわしい語彙が使えているか確認しましょう。

 

また、英語は同じ語彙や表現の繰り返しを嫌います。文脈に合わせて適切な表現ができるようにしましょう。

 

また、正しい文法が使えているか確認しましょう。

 

文法を間違えると、正しく意見が伝わらないどころか間違って伝わってしまいます

 

当然減点の対象になるので注意しましょう。

 

英検準二級のライティング問題の対策法

ここでは英検準二級のライティング問題の対策法を2つ紹介します。

・解答の流れをパターン化する

・「賛成or反対」は理由が書きやすい方にしよう

以下を参考にして、合格点が取れる答案を目指しましょう。

 

解答の流れをパターン化する

解答は以下のようにパターン化させましょう。

① 設問文に対して【賛成or反対】

② ①に対する【意見①】→【理由①】

③ ①に対する【意見②】→【理由②】

④ まとめ

 

英検準二級の設問は近年大きな変化はありません。つまり、解答には一定のパターンが存在します。

 

解答をパターン化しておくことで、当日迷うことなく文章を書くことができます。

 

「賛成or反対」は理由が書きやすい方にしよう

ライティング問題の「賛成or反対」は理由を書きやすい方で始めましょう

 

「賛成or反対」が大切なのではなく、その後に続く意見や理由が大切です。

 

解答を考える際は、意見や理由を構成することから始めましょう

 

英検準2級のライティングで使えるフレーズ

ここでは英検準二級のライティング問題で使えるフレーズを5つ紹介します。

 

I agree with the opinion that S V ~

文頭に設問に対し賛成意見を述べるときに利用します。

 

First,

意見①を述べるときの文頭に利用します。

 

Second,

意見②を述べるときの文頭に利用します。

 

For example,

意見や理由に補足があるときに利用します。

Therefore,

意見をまとめるときに利用します。

 

これらのフレーズを中心に解答の流れを構成してみましょう。

 

まとめ

英検準二級のライティング問題は数をこなして練習することが大切です。

 

問題の形式も毎回同じなので、しっかりと対策をすれば必ず合格する答案を作ることができるようになります

 

ですが、一人で勉強を続けることは難しいと感じることもあるでしょう。

 

とくに英作文は添削してもらうことでよりよい文章を書くことができるようになります。

 

英語塾のENGLISH-Xでは、生徒一人ひとりの目標に合わせた完全オーダーメイド型授業を行っています

 

毎年多くの生徒が英検準二級に合格し、大学入試を有利に進めることができています。

 

英語を習得することは、必ず将来の役に立ちます。

 

英語が得意な人も、苦手な人も、ENGLISH-Xにお任せください

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